世の中驚くことばかり! 記事保管倉庫

右も左もあるものか
僕らが見るのは常に上

ワールドカップの話題

2006-06-23 | 国際的なこと
「神の手」川口、PKをスーパーセーブ
2006年 6月19日 YOMIURI ON LINE

 張り詰めた糸が切れそうになったりもつれたり、1敗同士の生き残りをかけた戦いは、今大会屈指の緊迫感を生んだ。日本の生命線をつなぎ止めたのはGK川口のセーブだった。

 最大のピンチは22分のPKだった。相手GKの放り込みに、動きの硬さが取れなかった宮本が対応をミスして与えた最大の危機。スルナがゴール右下ぎりぎりに放ったシュートに「右かと最初は思ったが、逆に来るかもと考えた。無意識に跳んだ」と鋭く反応、興奮した中田英が強く抱き付いた姿が、この大セーブの価値を表していた。

 このプレーに限らず、宮本、福西が押しつぶされた重圧の試合で、川口は3度目のW杯出場にふさわしい経験を見せた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ドローじゃダメ!中田英激怒「勝てる試合をもう一度落とした」
2006年 6月19日 (サンケイスポーツ)

 W杯1次リーグ第10日(18日=日本時間同日、ドイツ・ニュルンベルク)痛恨の勝ち点1だ。日本代表は、クロアチア代表に0-0で引き分け。1次リーグ突破のために勝利が義務づけられた試合を勝ちきれず、“キング”MF中田英寿(29)=ボルトン=は「勝てる試合を落とした」と不満をぶちまけた。再三の好機を逸してのドロー劇で、決勝トーナメント進出のためには『王者ブラジルに勝利』が絶対条件という極めて困難な事態に。ジーコ・ジャパンの苦闘は続く-。

 ひざを抱え、ピッチに大の字に倒れ込んだ。手を引かれて立ち上がると、今度はペットボトルをたたきつけた。試合後の中田英の落胆と怒りが、事の重大さを物語っていた。決勝T進出のためには、勝ち点3が至上命令だった背水決戦。だが、得られた勝ち点は1。1次リーグF組最下位から抜け出せなかった。悔しかった。

 「非常に痛いマイナス2だと思う」

 海外W杯での日本の初勝ち点。しかし中田英は、プラス1ではなく勝ち点2を失ったと表現した。「勝てる試合をもう一度落としたな、という感じ。チャンスをちゃんと決められなかった。正直、勝てるチャンスは十分にあった。非常に残念です」。他選手から発せられた「望みをつないだ」という言葉は、口にしなかった。

 中田英は攻めた。前半36分、MF中村俊輔の横パスに走り込み、右足で25メートルミドルシュート。後半11分にもミドルを放って敵の肝を冷やした。前半21分にDF宮本が相手にPKを与えると、落ち込みかける宮本を大声で喚起、PKを止めたGK川口とは固く抱き合った。マン・オブ・ザ・マッチに選ばれるにふさわしい活躍だった。

 しかし、ゴールを割れなかった。前半から攻め込み、後半6分にはFW柳沢がゴール前の絶好機を外す場面もあった。パス数は日本の421本に対し、クロアチアは338本。豪州戦で1点をリードしながら試合終了6分前から3失点したのに続き、「勝てる試合」を落とした。15日にはボン郊外の日本料理店で選手だけの決起集会を行い、「絶対勝つぞ!」の大合唱。結束は高まったが、同じ失敗を繰り返した。悔しさが倍加した。

 8年前のフランスW杯。第2戦で対戦したのがクロアチアだった。日本は0-1で1次リーグ敗退へと追い込まれた。当時、チーム最年少で先発ピッチに立ったのが中田英だった。あれから2920日。スタンドにはあの時の同僚も集結した。名波、相馬、井原…。雪辱の機が熟した舞台で、勝ちたかった。

 93年の米国W杯アジア最終予選での“ドーハの悲劇”。日本中が熱狂し、落胆した試合がテレビで生中継された時、中田英は自宅で熟睡していた。自らの力が及ばない時空には興味はない。だからこそ、自らが歴史の中心人物となるドイツW杯での屈辱は、許すことができないのだ。

 この日の結果で、1次リーグ突破のためには22日に王者ブラジルを倒すこと-という過酷な絶対条件が突きつけられた。「次の試合まで可能性が残ったのはよかった。次こそは、勝たなくちゃいけない」。厳しい口調でチームを奮い立たせた。

 累積警告で次戦を外れる宮本主将に代わって、ブラジル戦ではゲーム主将となることが濃厚。自らを代表に引き留めてくれたジーコ監督との物語を、簡単に終わらせるわけにはいかない。「同じ失敗は繰り返せない」。ドイツの空に、キングの叫びがこだました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
顔を上げて戦いたい 奇跡を信じるジーコ監督
2006年 6月19日 KYODO NEWS

 日本代表は第2戦のクロアチア戦を終え、勝ち点1。自力での1次リーグ突破は消滅した。最終第3戦の相手はW杯6度目の制覇を狙う「王国」ブラジル。ジーコ監督は「われわれはまだ呼吸もしているし、生きている。ブラジル戦までの4日間で何ができるかだ」と、決して白旗を上げるつもりはない。

1次リーグ突破のためには、得失点差を勘案するとブラジル戦に2点差以上の勝利が絶対条件。その上でクロアチア-オーストラリアの結果次第と極めて厳しい状況だ。2試合で中村の幸運な1ゴール以外に、得点のない日本に奇跡を期待する要素は少ない。

ブラジルは2連勝ですでに突破を決めた。日本戦は消化試合。先を考えれば、控えメンバーも数人入れてくる可能性は高い。サブも世界最高レベルにあるのは間違いないが、そこにいちるの望みがある。ブラジルは1998年フランス大会では1次リーグ2連勝で突破を決めた後、第3戦でノルウェーに1-2で敗れた例もある。

加えて選手の間には昨年のコンフェデ杯でブラジルをあと一歩まで追い込み、2-2で引き分けた自信が残る。GK川口は「首の皮一枚つながった。持てる力をすべて出して倒れるぐらいやりたい」と前向きだ。

ジーコ監督はいまもブラジルでは英雄的存在。母国相手が日本代表監督として最後の試合となる可能性が高いが、感傷が入り込む余地はない。「希望を持っている。最後の試合に顔を上げて戦いたい」。
ジーコ監督は奇跡を信じている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
日本絶体絶命、最低2点差勝ち/F組
2006年 6月19日 (日刊スポーツ)
<1次リーグ:日本0-0クロアチア>◇18日◇F組◇ニュルンベルク

 戦う男に、下を向くことは許されない-。絶体絶命に追い込まれたジーコ監督(53)が、奇跡を信じて最後の力を振り絞る。勝利が求められたクロアチア戦で日本代表は、痛恨の0-0ドロー。1分け1敗の勝ち点1とF組最下位から脱出できず、決勝トーナメント進出は、きわめて厳しい状況となった。2点差以上で勝つことが1次リーグ突破の最低条件となる最終戦は、母国でもある王者ブラジルとの対戦。かすかな望みに向かってジーコ監督は「我々はまだ呼吸をしている。生きている」と最後の力を振り絞るように、必勝を誓った。

 ゴールは、どこまでも遠かった。前半から中田英、三都主、そして小笠原がミドルレンジから積極的にシュートを放つ。後半に入って柳沢、玉田が決定機を迎える。しかし、シュートがネットを揺らすことは最後までなかった。勝つことに集中した大一番で、GK川口がPKを止める好守も生かせず、0-0ドローという厳しい結果に終わった。

 ジーコ監督 得失点差を考えると(1次リーグ突破は)厳しい。しかし、それを乗り越え、何かをやってくれるグループだ。

 90分間、勝利に向かって走り続けた選手を最後まで信じて疑わなかった。

 ゲームプラン通りの戦いだった。1-3と敗れたオーストラリア戦からシステムを4-4-2へ変更。暑さの中、ボールポゼッションを高め、ボール支配率56%と主導権を握った。オーストラリア戦後、選手たちのシュートの意識を高めようと、ミドルレンジから積極的にシュートを打たせる練習を繰り返した。確実に実践には移したが、悲しいかな、ゴールという結果だけが出なかった。

 ジーコ監督 チャンスをつくれないなら心配するが、ゴール直前までいきながらネットを揺らせない。本番で本当のサッカーを出せない。シュートが入らないと平常心じゃなくなる。それが悲しい。

 ただ、W杯が終わったわけじゃない。数字上では決勝トーナメント進出は厳しくなったが、ジーコ監督はあきらめるつもりはない。

 ジーコ監督 質の高い選手だし、何をすべきか分かっている。シュート練習をやり続けるしかない。我々は呼吸しているし、生きている。

 王者ブラジル戦まで中3日。最後までシュート練習を行って、奇跡を呼び起こすつもりだ。

 昨年の6月22日。コンフェデ杯でブラジルに冷や汗をかかせた。惜しくも2-2の引き分けに終わったが、終盤に怒とうの攻撃で世界王者を追い詰めた。

 ジーコ監督 あらためて選手に声をかける必要はない。絶対にやってくれる。ブラジルといっても、恐れる相手ではない。

 4年間の集大成を懸けた一戦になる。かねてジーコ監督は母国との対戦について「ブラジル国歌を聴き終われば、あとは日本の勝利のために戦うだけ」と、あくまで勝負師としての顔を貫くことを誓った。破壊力あるブラジルだが、攻め込まれると、もろさも同居していることも分析済みだ。

 ジーコ監督 周りと後ろに気を配りながら、積極的に行く。希望は残っている。最後の試合まで頭を下げずに戦いたい。

 初めて母国を離れて臨む、通算5度目のW杯。王者を倒し、絶体絶命の日本を決勝トーナメントへ導く-。ジーコ監督の頭には、その一念しかない。

 ◆日本の突破の条件 ブラジルに勝った上でクロアチアのアシストが必要になる。クロアチアがオーストラリアと引き分けた場合は勝ち点4でオーストラリアと並ぶが、得失点差でオーストラリアの間には2差あるため、日本はブラジルに2点差以上で勝つ必要が出てくる。クロアチアがオーストラリアに勝った場合、今度はクロアチアと勝ち点4で並ぶ。日本はクロアチアにも得失点差で1劣っており、クロアチアがオーストラリアにつけた点差よりも多くの点差をつけてブラジルに勝たなければならない。つまり、どんな場合でも、日本は2点差以上でブラジルに勝たなければ決勝トーナメント進出の可能性がない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
奇跡ならず日本1次L敗退 W杯ドイツ大会第14日

2006年 6月23日 KYODO NEWS

 【ドルトムント22日共同】サッカーのワールドカップ(W杯)ドイツ大会第14日は22日、ドルトムントで1次リーグF組最終戦の日本-ブラジルを行い、日本は1-4で逆転負けした。日本は1勝もできず、クロアチアと引き分けた勝ち点1だけで同組最下位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出はならなかった。

ブラジル戦に1次リーグ突破への望みを懸けていた日本は、不振のFW陣を入れ替え、今大会初先発出場の玉田圭司(名古屋)が前半34分に先制点。しかし、前半終了間際にロナウドに同点ゴールを許した。後半も相手の爆発的な攻撃を抑えることができず4失点。ロナウドは2点を挙げてミュラー(西ドイツ=現ドイツ)の持つW杯通算最多得点記録14に並んだ。ブラジルは優勝した前回大会からの連勝記録を10と伸ばした。

F組のもう1試合は、オーストラリアがクロアチアと2-2で引き分けて勝ち点4の2位で初の決勝トーナメント進出。クロアチアは勝ち点2の3位だった。

E組では優勝候補のイタリアが2-0でチェコを退け、勝ち点7で1位となり、決勝トーナメント1回戦でオーストラリアと対戦。米国に2-1で競り勝って勝ち点6の2位となった初出場のガーナはブラジルと当たる。
・・・・・・・・・・・・・・・・
悔やむ豪州戦の3連続失点 ジーコ監督一問一答

2006年 6月23日 KYODO NEWS

 1分け2敗で敗退決定。ジーコ監督は興奮が冷めない上気した顔で記者会見に現れた。

-1次リーグ敗退の結果については。

「チーム全体に責任があるが、もちろんわたしの責任でもある。日本は今日、ブラジルに負けたのではない。初戦のオーストラリア戦で、8分間に3点を入れられたのが響いた」 -試合については。

「前半をリードして終えればもっといい展開に持ち込めていた。同点とされ、相手が余裕を持った。ロナウドはまさに大砲だった」 -不調の中村をなぜ代えなかったか。

「中村は素晴らしい選手。動きが悪ければ交代もあったが、高原のけがで交代枠を1つ余計に使ったこともある」 -ブラジルから得点したが敗退した。

「いいサッカーができても負けたのは、日本が成熟していないせい。2試合で1点をリードしたが、後半になると勢いが続かない」 -今の日本に課題は。

「一つはプロフェッショナリズム。海外でプレーする選手は多いが、あまり試合に使われていない。後はもっと体の強い選手が必要。このままでは、日本にはハイボールを使えばいいと思われる」 -合宿の問題点は。

「問題は多かった。5週間ほど練習を続けたが、けがなどで選手全員がそろうことが少なかった。1次リーグの2試合が暑い午後3時から始まったことも、選手の体調に影響した」 -W杯終了で退任する。代表の監督としては成功か。

「その評価は日本サッカー協会会長やマスコミ、ファンが決めることだ」(ドルトムント共同)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジーコ監督、最後の賭け通じず/F組

2006年 6月23日 (日刊スポーツ)
<1次リーグ:ブラジル4-1日本>◇22日◇F組◇ドルトムント

 感情は胸の奥にしまい込んだ。ジーコ監督は、試合前のブラジル国歌をグッと唇をかみ締めて聴いた。運命とはいえ、昨年のコンフェデ杯に続く2度目の母国との対戦は、厳しい条件で巡ってきた。今回は最低でも2点差以上の勝利が求められた。既に今大会限りでの退任を表明しており、敗れれば1次リーグ敗退決定とともに、日本代表監督としての使命も終わりを告げる。前半34分に先制すると、ブラジル人だということを忘れ去ったかのように、両拳を突き上げた。素直に喜びを爆発させた。

 迷いはなかった。4年間の監督生活で初めて事前に先発を明かさず、先発FWには今大会初出場の巻と玉田を抜てき。その玉田が先制弾で結果を出した。ボランチにも02年大会で2点を挙げている稲本を起用。21日の公式練習後にはこう語っていた。「自分はブラジル人。ただ、仕事に関してはそういった気持ちはない。采配に揺るぎもない。勝つことしか考えない」。必死の策で得点を狙いにいった。

 日本への思いは強いものがあった。現役時代はペレに次ぐブラジル歴代2位の66点を挙げた。91年に来日し、日本で現役生活を終えた。02年に日本代表監督の打診を受けた際、サンドラ夫人から反対された。しかし「これは挑戦。自らの経験を日本に伝えたい」と説得。就任から4カ月後の02年11月には母マチウダさんが他界。選手の規律違反や解任騒動もあった。険しい道のりも乗り越え、W杯までたどり着いた。このブラジル戦がまさに集大成。前半ロスタイムに失点すると、険しい表情に変わった。まさに真剣勝負だった。

 後半11分に中田浩を投入。珍しく早い時間に動いたが、同15分に交代出場した高原が、すぐに負傷退場する不運もあった。次々にゴールを許し、ジーコ監督の目はうつろになっていった。母国の壁は想像以上に高く、ジーコ監督の4年は終わった。神様でさえ、日本に奇跡を呼べなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ジーコ日本惨敗、玉田先制弾も終戦/F組

2006年 6月23日 日刊スポーツ
<1次リーグ:ブラジル4-1日本>◇22日◇F組◇ドルトムント

 奇跡は起きなかった。日本が、ブラジルに1-4で逆転負けし、1次リーグで敗退した。決勝トーナメント進出へ、2点差以上での勝利が最低条件だった。前半34分にはFW玉田圭司(26)が左足で先制したが、同46分にFWロナウドの今大会初ゴールで追い付かれ、後半は集中力を切らして3失点を喫した。結局、1分け2敗の勝ち点1と、F組最下位で全日程を終えた。また、オーストラリアは、クロアチアと2-2で引き分け、同組2位で1次リーグを突破した。

 玉田の一振りで、夢が広がった。左サイドから三都主が縦パスを出した。玉田が、相手を引き連れて前線に走り込む。ボールの勢いを殺さず、左足を振り抜いた。日本中の期待が注がれたボールが、ゴール左上隅のネットに突き刺さった。玉田が両手を突き上げて左サイドに走り、仲間が次々と集まってくる。ジーコ監督は両拳を突き上げて喜びを爆発させた。

 最低でも2点差以上の勝利が必要な一戦。実力で勝る相手に、余すことなく力を出し切った。前半4分には中田英が2度連続でボールを奪って攻撃を展開した。同15分には初スタメンの稲本が左足で、30メートルのミドルシュートを打った。加地はタイミング良く攻め上がり、中央へボールを供給した。稲本は再三、ボールを奪った。中村は、前線でボールをキープしながら味方の攻め上がりを待った。がけっぷちに立たされたイレブンは、3戦目でようやく最高の戦いを見せた。

 楽な展開は最初から予想していなかった。当然のように、キックオフ直後から押し込まれた。なかなかシュートを打たせてくれなかった。中盤で、中田英が前を向く場面はあっても、FW陣までパスが通らない。前半13分には初出場の巻が前線でボールを奪ったが、足を滑らせてチャンスをつくれなかった。相手はアドリアーノら主力を先発から外して体力を温存させたが、豪華なメンバーに変わりはない。

 初戦のオーストラリア戦ではリードしながら、終了前に立て続けに3点を許し、逆転負けした。クロアチア戦はスコアレスドロー。ジーコ監督は「こういう状態で最終戦を迎えるとは、大会前には考えていなかった」。最低でもブラジル戦までは勝ち点4以上を取っておくはずだった。がけっぷちでのブラジル戦は、シナリオにはなかった。

 夢を見たのは12分間だけ。前半46分、ゴール前で左右に振られ、ロナウドにあっさり同点弾を許した。後半8分にはジュニーニョに右足で無回転ミドルシュートを打たれて逆転された。集中力が切れた日本は、14分にも失点した。25分すぎからは運動量が急激に落ちた。36分にはロナウドに再び失点し、万事休す。巻に代わって途中出場した高原が負傷退場するなど、ジーコ監督の采配も裏目に出た。結局、日本は、世界を驚かせることなく、ミラクルを起こすこともなく、W杯ドイツ大会から静かに姿を消した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
サッカー=ジーコ監督「豪州戦の最後の8分が致命傷」
2006年 6月23日 (ロイター)

 [ドルトムント(ドイツ) 22日 ロイター] サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で1次リーグ敗退が決定した日本代表ジーコ監督は、初戦のオーストラリア戦の最後の8分間で立て続けに得点を決められたことが1次リーグ敗退の大きな理由だと述べた。
 ジーコ監督は1―4で敗れたブラジル戦後の会見で、「不幸にもオーストラリア戦の最後の8分間が致命傷となった。1次リーグ敗退はあの時点で決まったようなものだった。ブラジルに敗れたからではない」とコメント。既に決勝トーナメント進出を決めていたブラジルは、崖っぷち状態の日本と比べ、精神的にも楽に戦えたのではと悔しさをにじませた。
 今大会限りで退任するジーコ監督は、心も魂も日本代表チームに捧げてきたと言明。日本で仕事をする機会が与えられたことを大変感謝していると述べるとともに、「(敗れたが)日本はこの4年間で大きく成長した」と、日本代表に向け最後のエールを送った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
マスコミの煽りが異常だったよね。

選手が可哀想だ。

ま、良く頑張ったんじゃない?
何年も言われてきたことだけど、得点力が無いんだから。

この結果はしょうがないよね。

向いてないのかな?日本人に。

でもジーコと川口は良い仕事してたように見える。


最新の画像もっと見る