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民主主義はお嫌い?

2006-01-30 | 国際的なこと
ハマス、武装解除拒否 米、経済制裁で国際圧力促す
2006年 1月29日  SANKEI WEB

 パレスチナ評議会選挙で圧勝したイスラム原理主義組織ハマスに対し、欧米など各国の圧力が強まっている。ブッシュ米大統領は、ハマスが武装解除せずに新政権の主導権を握った場合、対パレスチナ支援を停止し、事実上の経済制裁を行う可能性を示唆した。これに対し、ハマスは武装解除を拒否、対決姿勢を鮮明にした。三十日に開かれる中東和平をめぐる米国、ロシア、欧州連合(EU)と国連による四者会談を前に、駆け引きが活発化している。
 【ワシントン=有元隆志】ブッシュ大統領は二十七日のCBSテレビとのインタビューで、ハマスに対し武装解除と、「イスラエル破壊」をうたった設立憲章の修正を要求。これらにハマスが応じない場合には、「われわれは彼らとは交渉しない。援助も進まない」と述べた。
 三十日の会談でライス米国務長官はハマスへの国際的圧力を強めるため、各国に支援見直しを働きかける見込み。大統領の発言は会議を前に、米国の立場を明確にしたものだ。
 これに関連し、マコーマック国務省報道官は二十七日の記者会見で、「米国の法律や政策はテロ組織には資金を供与しないことになっている」としながらも、「国際社会はパレスチナの人々が人道支援が必要なことを知っている」と述べ、人道援助は続ける可能性を示唆した。
 米国の対パレスチナ支援は(1)自治政府への直接援助(2)国際開発局(USAID)から非政府組織(NGO)を通じた援助(3)国連を通じた人道援助-の三ルート。二〇〇六年会計年度で、総額約二億三千四百万ドル(約二百七十四億円)の援助が盛り込まれている。
 【エルサレム=加納洋人】ハマスの指導者マシャアル氏は二十八日、シリアの首都ダマスカスで記者会見し、「占領下にある限り、抵抗はわれわれの権利だ」と述べ、イスラエルに対する抵抗運動を正当化し、武装解除を拒否した。マシャアル氏はまた、「民主主義がもたらした結果を尊重すべきだ」と述べ、欧米やイスラエルに選挙結果を受け入れるよう求めた。
 AP通信などが伝えたもので、マシャアル氏はさらに、パレスチナ解放機構(PLO)主流派のファタハなど各派と、治安機関や各武装組織を集めた軍隊を組織したいとの考えを明らかにした。
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選挙の結果は尊重しないと。
それが民主主義でしょ。
おかしなことすると、民主主義に対する信頼感も無くなるよ。

まぁ、私は民主主義は好きじゃないんで、良いんだけどね。
でも戦略を間違えてる。
『選挙の結果は尊重する』って宣言すれば、「じゃぁ、話し合いで」ってなるのに。


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