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2006-01-31 | 国際的なこと
安保理「6増」新改革案、日本がG4に説明
2006年 1月29日  YOMIURI ON LINE

 政府は国連安全保障理事会改革について、安保理の議席を6増やす新たな決議の原案をまとめ、ニューヨークなどで米国や、共に常任理事国入りを目指すドイツ、インド、ブラジル(4か国グループ=G4)に説明を始めた。
 6か国までしか議席拡大を認めない米国に配慮したもので、国連加盟国の3分の2以上の賛成を得た国は常任理事国になるとしている。政府は今春の提出を目指しているが、関係国の理解を得られるかどうか不透明だ。
 原案は、現在、常任理事国5、非常任理事国10、計15の安保理の枠を6増やすものだ。すべての国が常任理事国に立候補できるとし、投票で加盟国の3分の2以上の支持を得た国が現在の5か国とともに、常任理事国となる。拒否権は与えていない。
 外務省によると、原案通りに投票が行われた場合、〈1〉3分の2以上の支持を得た国が常任理事国の資格をもつ〈2〉新設の6議席は、アジア、アフリカに2、中南米、欧州に1ずつ割り当てる〈3〉3分の2以上の支持を得た国が6か国に達しない場合、残りの議席は準常任理事国とする。どの国も3分の2以上の支持を得られない場合は、6枠は準常任理事国となる――などを想定しているという。
 政府は米国、ドイツ、インド、ブラジルとの連携を重視する立場から、「これらの国から部分的な修正要求があれば、柔軟に前向きに応じる」構えだ。
 G4は昨年、常任理事国を6、非常任理事国を4増やす決議案を提出したが、米国や中国の反対で廃案となった。G4のうち、ドイツ、インド、ブラジルは今年1月、同じ決議案を再提出したが、日本は「米国が反対している状況では、決議案の採択は困難」として提案国にならなかった。
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現実的な展開でしょう。
もっとも中国の圧力があるから、日本が常任理事国になれるかは疑問だけどね。
外務省にも、まともな官僚がいるのはわかってるけど、はてさてどうなることやら。


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