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悲惨な事件だ

2006-08-05 | 国際的なこと
海自1曹無断渡航、1年2カ月で71日 カラオケ店の謎
2006年 8月 5日 ASAHI.COM

 無断で海外旅行を繰り返していたとして停職10日の懲戒処分を受けた海上自衛隊の1等海曹(45)は、1年2カ月の間に8回にわたって計71日間も中国・上海へ渡航していたことが分かった。現地で知り合った中国人女性に会うためだった。1曹は今年2月、持ち出し禁止の内部情報を基地内の隊舎に保管していたことが発覚し、口頭注意の処分を受けた。「渡航と持ち出しは無関係で、ただ女性に入れあげただけ」という海自の調査結果に、警察当局が疑念を払拭(ふっしょく)できずにいるのは、2人が出会った「カラオケ店」に、中国公安当局の影がちらつくからだ。
 海自によると、1曹は上対馬警備所(長崎県)で海上を航行する船舶の監視業務を担当していた。現在は、佐世保地方総監部付とされた。
 同僚の海自隊員らと初めて上海を訪れたのは昨年1月。現地のカラオケ店「かぐや姫」に出かけ、そこで勤務する中国人女性と親しくなったという。この店には、中国当局から情報提供を強要されたとする遺書を残して04年に自殺した在上海総領事館員も出入りしていた。
 確認された渡航歴は(1)昨年1月9日~15日(2)同2月28日~3月9日(3)同4月30日~5月10日(4)同5月29日~6月5日(5)同7月14日~17日(6)同8月9日~16日(7)今年1月4日~16日(8)同2月26日~3月7日の計8回。最長で13日間にものぼった。警察当局によると、現金約350万円を女性に送金するなど「資金援助」もしていたという。
 1曹の無断渡航の事実は4月、内部告発で発覚した。2月の時点で明らかになった、注意扱いの資料を持ち出した件との関連も調べた結果、海自は「渡航と持ち出しは無関係。内部資料を海外に持ち出したり情報を漏洩(ろうえい)したりした事実はない」と結論づけた。
 一方で、警察当局が一連の経緯に重大な関心を抱いているのは、女性が勤めていたカラオケ店を「女性を使い、機密情報を入手しようとする中国の新手のスパイ活動の拠点ではないか」と分析しているからだ。情報の見返りに金品を提供する古典的な諜報(ちょうほう)活動ではなく、男女関係を利用した巧妙な手口だというのだ。
 警察当局は、1曹が機密情報を中国側に持ち出していないかどうか、関係者の聴取など慎重に捜査を進めている。
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上海カラオケ店、女性50人在籍、客絶えず
2006年 8月 5日 ASAHI.COM

 8月初めの平日夜10時すぎ。上海のビジネス街の一角で、平仮名と漢字で「かぐや姫」と書かれたカラオケ店のネオンが輝いていた。店の前に立つ若い中国人の男が、「いらっしゃいませ」と日本語でにこやかに語りかける。
 上海市西部の虹橋地区。日本総領事館をはじめ日系企業の事務所が集中する。
 薄暗い廊下を歩いて個室へと案内される。小さな個室が蜂の巣のように約20室。あちこちの部屋から日本語の曲が聞こえる。日本人ビジネスマンとみられる若い男性たちが傍らの女性と談笑し、女性と手を握りあってデュエットしていた。案内の男は滑らかな日本語で言った。「客はみなさん日本人ばかりですよ」
 個室に入ると、男が10人ほどの女性を部屋に招き入れ、「好みの子を選んでください」と言う。案内役が「日本語のできる子は」とたずねると、ほとんどの女性が恥ずかしそうに手をあげた。
 女性はいずれも20歳代風。黒を基調としたミニスカートとノースリーブの服装が多い。客とはたどたどしい日本語で会話する。女性たちの話では、8月に日本で発覚したばかりの海上自衛隊員による情報流出問題は店内でも話題になったという。それでも、客足は衰えていないという。
 店には50人程度の女性が在籍している。中国内陸部の農村から出稼ぎに来た女性が大半のようだ。女性には店へ払う料金とは別に1人あたり300元(約4500円)のチップを払うシステムだ。
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昔からある手口。
これで滅んだ国もある。

女性達も哀れだけど。
プライドを持って働いているのかな?

騙される男も哀れ。
正に自殺行為だね。


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