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2005-01-08 | 国際的なこと
2005年01月08日(土)
米次期国務副長官にゼーリック氏=ライス氏と「最強チーム」
(時事通信)
【ワシントン7日】ブッシュ米大統領は7日、ライス次期国務長官(50)とチームを組む次期国務副長官として、商代表部(USTR)のゼーリック代表(51)を指名した。現在のパウエル長官、アーミテージ副長官コンビを、政権2期目に一新するもので、米外交にも変化が表れそうだ。(写真は記者団に今回の人事を説明するブッシュ大統領=右=とゼーリック通商代表)
ブッシュ大統領はホワイトハウスで記者団に、「ライス、ゼーリック両氏はまさに、これまで我が国が生んだ最強かつ最も有能な外交政策チームの一つを形成するだろう」と期待を示した。両氏は現大統領の父のブッシュ元大統領の下で、国家安全保障会議(NSC)の同僚だった。4年前にライス氏が大統領補佐官(国家安全保障担当)になるのと同時に、ゼーリック氏はUSTR代表となっていた。
米国の国務長官は常に外交上のスポットライトを浴びるが、ナンバー2の副長官もしばしば国務省の難しい任務を遂行する。アーミテージ副長官も、核をめぐるインドとパキスタンの緊張緩和に尽力した。
ゼーリック氏は国際主義者と目され、通商代表その他ポストでの経験から国際的な人脈を築いてきた。マラソン・ランナーでもあり、やはりジョギングが好きなラミー前欧州委員(通商担当)とは、米・EU(欧州連合)間の貿易戦争で火花を散らし合いながら、ブリュッセルの街を一緒に走っていたという。〔AFP=時事〕
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現状、日本の政治課題は大きくわけて4つある。
1 拉致問題
2 国家財政改革
3 常任理事国
4 領土問題(対中・対露)
これら、いずれの問題についても、アメリカの後押しが重要になってくる。
その場合、このゼーリック&ライス コンビの結成は、強力な援護射撃になる。
はっきり言って私は、歴史問題見直し論だから、アメリカとは一線を引きたい感情もある。
しかし、第2次大戦の時は、アメリカはソ連スパイの策謀と中国からの捏造情報で選択肢を誤っており、許せないが同情の余地もある(アメリカが間違わなかったら、現在はもっと強固なアメリカ覇権が成立していた可能性が高い)。
ゆえに、ここは日本の現在の国益と、将来、日本が筋を通した外交・成治を行うためにも、現状での日米の協力体制の強化は望ましいファクターと考える。

(鮎川)

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