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2007-05-29 | 世の中のこと
松岡農水相自殺 かばった末、首相沈痛
2007年5月29日 ASAHI.COM

 「政治とカネ」をめぐる疑惑の渦中にいた松岡農林水産相の自殺は、安倍政権にとって強烈な打撃だ。与党幹部も「痛撃だ」と悲痛な声を上げ、野党は松岡氏をかばい続けた首相の任命責任追及に拍車をかける。「消えた年金記録」問題で痛手を負い、さらに追い打ちをかけられた政権を立て直す方策はあるのか。安定軌道に入ったかに見えた政権の足もとは、一転してぐらつき始めた。

■「任命責任感じる」
 衝撃の大きさを隠しきれない様子だった。
 28日、首相は松岡氏の自殺について「残念だ。慚愧(ざんき)にたえない」と記者団に繰り返した。「任命責任の重さを改めて感じている。私は松岡大臣の任命権者。当然、責任を感じている」「有能な農水相だっただけに、政権への影響は大きい」とも語った。
 慚愧の意味は「恥じいること」。首相周辺は「こういう結果に至ったことへの自らの責任を、この言葉に込めた」と解説する。
 与党にも激震が走った。昼の会見で、記者の質問で情報に初めて接した自民党の石原伸晃幹事長代理は、目をむいて「エッ」と絶句。中川秀直幹事長も「ひとつの衝撃だ」と語った。
 もともと、松岡氏が自殺する前から、首相官邸や与党は危機感に満ちていた。
 社会保険庁改革法案の採決にからんで注目された「宙に浮いた年金」問題が反発を浴び、内閣支持率が急落。その情報が流れた日曜日の27日、首相は中川幹事長に電話をかけ、救済策の議員立法を前倒しして今国会に提出するよう、急きょ指示したほどだ。中川昭一政調会長は「松岡さんのショックな情報と社保庁のおそまつな話と、ダブルで落ち込みやすい状態になりますな」と記者団に漏らした。
 ただ、政権にとっては松岡氏の自殺のダメージはより重い。光熱水費問題などの疑惑が取りざたされた松岡氏を、首相はかばい続けたからだ。与党内から松岡氏の交代を含む内閣改造の声があがっても、一貫してはねつけた。緑資源機構の理事らが逮捕された24日も「攻めの農政を進めるうえでも、私は必要な人材だと判断している」と述べたばかりだった。
 自民党の舛添要一参院政審会長は「死者にむち打つわけではないが、悪口を言う人は『自殺したというのは黒だったんですね』ということになりかねない」と語る。その松岡氏を首相がかばってきたことの意味は重い。
 政権の立て直しは容易ではない。
 「国民の視点に立ってできることはすべてやる。わかりやすい説明が大事だ」。28日夕の自民党役員会。全員で黙祷(もくとう)し、首相は党役員らにこう語り、まずは年金問題の解決に全力を注ぐよう指示した。とはいえ、政府・与党が25日に発表した救済策を上回るような抜本的な具体案は浮かんでいない。
 「政治とカネ」の問題についても、国民にアピールできる新たな手だてがあるわけではない。首相は28日、記者団に「ルール作りをしっかり行うことで責任を果たしていきたい」と語り、今国会に提出する政治資金規正法改正案の成立をめざす考えを示すほかはなかった。

■野党、世論を見極め 「年金」さらに攻勢
 「事務所費や水道光熱費に加え、緑資源機構の官製談合をめぐる捜査が進んでいる。国民の税金をまともに使ったのかどうかの問題だ。松岡さんの自殺で消極的になることは全くない」。28日、民主党の菅直人代表代行は、ひるむことなく「政治とカネ」の追及を続ける考えを強調した。
 「法にのっとって報告している」と繰り返す松岡氏を攻めあぐねていた同党にとって、松岡氏をめぐる疑惑追及は、本人の死でいっそう困難になった。ただ、23日の衆院予算委であった「政治とカネ」の集中審議から、松岡氏をかばう首相の姿勢をあぶり出すことに軸足を移しており、自殺をきっかけに首相批判を強めていく構えだ。
 また、制度見直しでも与党との違いを見せつけたい考えだ。与党は29日にも、資金管理団体の1件5万円以上の経常経費に領収書添付を義務づける政治資金規正法改正案を提出する。この案を「ざる法」と批判してきた民主党の政治改革推進本部幹部は「松岡さんの問題とは切り分けて考えてきた。政治資金制度改革はこれまでどおりだ」と反対姿勢を変えない考えを示した。
 ただ、参院選までの2カ月間、「政治とカネ」で攻め続けられるか、民主党幹部もつかみかねている。「亡くなった松岡さんを攻めるのは得策ではない。自殺を世論がどう受け止めるか、慎重に見極めないといけない」。28日、党国対幹部同士の話し合いでは、こんな意見も出た。
 こうしたことから、民主党はこれまで以上に「年金」を前面に掲げる方針だ。「消えた年金記録」問題は同党が繰り返し指摘して火を付け、週末の世論調査でその効果が表れた、と手応えを感じているのだ。
 28日夕、小沢代表が鳩山由紀夫幹事長に指示したのも「年金」だった。「年金で相当厳しくやるべきだ。国民のみなさんが年を取った時、安心して暮らせる年金がぼろぼろになっている。きちっと受け止めて、行動で示すべきだ」
・・・・・・・・・・
醜い。

死んだら不問に付すのが日本の文化でしょ?

不祥事ったって本質は大きな問題じゃないでしょう。

日本国の未来まで考えれば、公明党と連立してる罪のが重いし。

生理的に受け付けないな。

こういう流れは。

枡添さんも見損なったな。

こんなこと言う人だったなんて。

いや、ダメだな。

この論調は。

ホント。

本人がいないとこで悪口言う人は。

全然信頼できない。

ましてや死んだ人をタネに人を貶めるなんて最低だね。

こうなったら、粛然と死に赴いた人を私は評価しますよ。

松岡大臣。

あなたは潔い人だ。

少なくとも日本人の心を持ってる人だ。


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