いくらなんでも厳し過ぎるよね

甲佐町職員の不服申し立て　４階級降格は「不当」　県人事委が処分取り消し
2007年3月6日（火）10:13

　甲佐町の男性職員（６０）が勤務中の私用電話などを理由に４階級降格させられたのは不当として、町の分限処分の取り消しを求めた不服申し立てで、県人事委員会は５日までに「処分庁の判断は限度を超えている」と処分を取り消す裁決をした。
　同日、裁決書を受け取った男性職員と弁護士が県庁で会見して明らかにした。弁護士によると、分限処分の取り消し裁決は珍しいという。
　裁決書によると町は２００５年６月、勤務中にかけた私用電話や元職員への中傷などを理由に、当時住民生活課長だった男性職員を課長職から参事に降格する分限処分を決定。男性職員は同年７月、県人事委に不服申し立てを行った。
　裁決では、町が処分理由に挙げた事実について「類する言動はあったものと認められる」としたものの「不適格性の徴表とみることはできず、処分は裁量権の行使を誤った違法・不当なものと言わざるを得ない」と判断。処分日にさかのぼり、男性職員の降格処分を取り消すよう命じた。
　会見で、男性職員は「処分前に町議の国保料滞納を指摘したところ、この町議から圧力がかかり、降格処分が決定した」と主張。裁決については「執行部がえりを正すきっかけになってほしい」と語った。
　町側は６カ月以内の再審査請求が可能。町総務課は「裁決書を受け取ったばかりで、今後の方針は未定」としている。

＝2007/03/06付 西日本新聞朝刊＝
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変な事件ですね。

公務員とはいえ人間だもの。

私用電話ったって状況や内容によるだろうし。

モチベーションを下げるのはいけないよ。