相変わらずだねぇー・・・

大阪市有地に暴力団事務所　占有を２０年放置
2006年 1月18日 ASAHI.COM

　大阪市港区の市有地を暴力団が２０年以上にわたって占有し、暴力団事務所として使用していることが大阪府警などの調べでわかった。市は当初から暴力団に不法占拠されていることを認識していたが、放置し続けてきた。昨年春に府警から指摘を受け、１６日に占有移転禁止の仮処分を大阪地裁に申請。今後、仮処分決定を受けて、土地の明け渡しを求めて提訴する方針だ。長年放置してきた大阪市は「批判されてもやむを得ない」と行政の怠慢を認めている。
　暴力団が使用しているのは、同市港区の市有地約２３５平方メートル。住宅や工場などが混在する地域にあり、登記簿によると鉄骨・木造の２階建て１棟（延べ約２２０平方メートル）がある。
　府警の調べでは、この暴力団は指定暴力団山口組系の４次団体で、構成員が約３０人。登記簿上、建物の所有者はこの暴力団の元会長の男性になっている。暴力団とは別名称の政治団体もこの住所地を事務所の所在地として大阪府選管に届け出ている。
　市によると、１９５０年の台風被害の影響で、被災者らが仮設住宅跡地の一部に市に無断で住宅を建てるなどして占有が始まったが、順次売却されたり、賃貸契約が結ばれたりしたという。
　問題の土地にはすでに５０年代から建物が建ち、遅くとも７２年にはこの建物は元会長の所有になっている。８５年に暴力団側から土地を買い取りたいとの要望が市に寄せられたため、暴力団事務所として使われていることを認識したという。
　市は暴力団側と交渉を始めたが、市内部から「市有地の処分は公募が原則」と指摘され、売却を断った。暴力団側とたびたび交渉を重ねたが、９３年を最後に接触は途絶えたという。しかし、市は明け渡し交渉は進めず、法的措置もとっていなかった。
　昨年５月、府警の暴力団捜査の過程で、事務所の土地が市有地であることが分かり、市に連絡。市は府暴力追放推進センターに相談し、大阪弁護士会内の「民事介入暴力及び弁護士業務妨害対策委員会」の弁護士と協議し、法的措置をとることを決めた。
　市の担当者によると、法的措置に踏み切る前には当事者との交渉が必要と思い込んでいたという。
　この土地を占有している暴力団や政治団体をめぐっては、９３年５月、少年に入れ墨を入れさせたとして、建物所有者の元会長が府警少年課などに逮捕された。また、０１年５月には別の幹部が交通事故に伴う休業損害補償金をだまし取ったとする詐欺容疑で府警警備部に逮捕されている。
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また警察に頼るのか？
忙しいのに。
困ったもんだよ。

庶民には威張ってても暴力団には言いなりなんだね。