goo blog サービス終了のお知らせ 

路上の宝石

日々の道すがら拾い集めた「宝石たち」の採集記録。
青山さんのダンスを原動力に歩き続けています。

◆『テネシー・ワルツ』観劇2回目レポ(東京公演 明治座にて)

2006-08-21 03:12:21 | テネシー・ワルツ 江利チエミ物語
本日16時開演の部を鑑賞するために、再び明治座に、2回目の観劇に行って参りました~♪昨日の初日レポでは、重箱の隅をつつくようなことばかり言って、ある意味時間切れになってしまい、一番お伝えしたかった「熱き感動!」がどの程度伝わったか、とても心配だったのですが、今日も今日のこの感動を、今日のうちに、記録したいと思います。

まず、昨日書いたことに、ひとつ訂正があります。それは、『キャリオカ』のシーンについて。昨日の記事では、青山さんたちの「出のタイミング」について、「昨年は出のタイミングがもっと早かった」なんて書いたのですが、昨日よりは少し落ち着いて、今日の2回目の観劇に臨んだところ、「やはり昨年と変わりはなかったのではないか」、という私なりの結論にたどりつきました(・・・と言っても、確証はないのですが)。このシーンのダンス、元々短いのですが、第一幕最後で、青山さんのとても迫力のあるラテンなノリを堪能できるもの。紫のシャツの胸元を開けて、青山さんならではのリズム感を堪能しながら、ラテン的なセクシーさを満喫できる、というとても贅沢なナンバーなのです。昨年のレポなどでも、「もっと長くこの曲を踊る青山さんを観ていたい」的な発言をしていた私ですが、昨日の「思い込み」は、どうやらその願望が私の脳に幽霊のように1年間住み続けたことの産物のようです・・・。元々この部分に関しては、カッコイイ青山さんに思考回路がとんで、記憶が途切れ途切れなのです。もし、私の書いたことを気に留めながら、今日観劇された方がいらしたら、ゴメンナサイ~。昨年『テネシー』の「詳細レポ」は、今年の再演を見込んで、あえてしなかったのですが、「再演」があるからこそ、やっておくべきだった~、後悔している私です。今年はやりますよ~。

さて、今日の青山さんですが、昨日に引き続き、本当に素敵でした~。このミュージカルのダンスシーンは、すべて舞台のショーの再現(ほとんどは日劇の)なのですが、当然曲ごとにダンスの雰囲気もガラリと変わります。そのあたりの変化のつけ方が、青山さんなら当然のことなのですが、やはりスゴイ。変幻自在ですね、「感触」が変わるのがわかるのです。例えば、「お祭りマンボ」なら、「パリッと糊の効いた木綿」の感じ、一転してその後の「スウィート・アンド・ジェントル」では、あの衣裳さながらの「風に揺れるやさしいシフォン地」、というふうに。また、白の上下に紫のシャツで踊る、日劇ダンシングチームのダンスひとつとっても、このことはあてはまります。日劇ダンシングチームのダンスシーンは、どれも短いシーンなのですが、いくつかあるシーンごとに微妙に雰囲気が変わっていて、そのあたりも観ていて楽しいです。ダンスとともに刻々と変わるお顔の表情もとても素敵ですので、これから観に行かれる方には、そのあたりも十分に満喫していただきたいです。それから、ダンスではない演技の部分も、要注目です。台詞のある役どころは、「お医者さま」と「取り壊される日劇の警備員さん」ですが、その他の部分でも、青山さんはそのシーンの設定がグッと身近になるような、肌理の細かい演技をされています。昨年の初演から1年経っての今回の再演、その1年の間に私達ファンも青山さんご出演の作品をいくつか経験しました。「再演」っていいなあ、まだ2回しか観ていませんが、昨日と今日、青山さんを観ていて、私がつくづく感じていることです。

そしてこの『テネシー・ワルツ 江利チエミ物語』というミュージカル、日本ではまだ珍しい、「特定の一アーティストの曲を使って新たなストーリーを紡ぎだす」というタイプのミュージカルの見事な成功例と言えるのではないでしょうか。欧米では、「ジュークボックス・ミュージカル(カタログ・ミュージカル)」というのは、かなり流行していて、現在来日中の『ムーヴィン・アウト』などもその類。『テネシー・ワルツ』は、青山ファンにはお馴染み、この秋に再演・ご出演も決まった『ボーイ・フロム・オズ』とも、つくりは似ていますが、既成の曲を用いながらも、その楽曲にシーン毎の登場人物の心情や場の雰囲気を、台詞以上に雄弁に語らせるという、巧みなシーン毎の選曲と構成の妙には驚かされます。私はシンガーとしての江利チエミさんをリアルタイムで知る世代ではなく(当初は小学生になるかならないかのときに見たテレビの「麦茶のCM」の印象しかありませんでした)、またこのミュージカルを鑑賞する際にも、チエミさんと同世代の方が持つ、激動の昭和という時代に対しての思い入れのようなものに対して、ただただ想像して想いを馳せてみる、というだけの世代です。そんな私のような観客でも、リアリティーを感じつつ、ストーリーの中に安心して入っていけるというのは、さきほども述べたとおり、まさに「シーン毎の選曲と構成の妙」によるところが大きいと思うのです。そしてそのことを実現させているのは、間違いなく、島田歌穂さんをはじめとする三人娘の方々の見事な歌唱力であり、ひとつひとつのシーンを印象的な一枚の絵として完成させる出演者の方々の力量であると思うのです。

9月20日まで全国ツアーが予定されているこの公演、私は関東地区であと2回ほど鑑賞する予定ですが、公演を重ねるごとに進化してゆくこの作品を見ていると、叶わぬ夢であるとは承知しながらも、カンパニーの皆さんにくっついて、全国ツアーがしたくなります。あと予定している2回の観劇を通して、私のなかでこの作品がどんなふうに発酵してゆくのか、とても楽しみです。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。