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路上の宝石

日々の道すがら拾い集めた「宝石たち」の採集記録。
青山さんのダンスを原動力に歩き続けています。

◆「惜しむ」こころと「待つ」こころ(2006年12月30日・2007年1月6日放送分)

2007-01-24 23:23:32 | うたっておどろんぱ!プラス
気になりますね~、来年度の番組続行・・・。

楽しみにしていた2007年第1回目の「うたっておどろんぱ!プラス」の放送、津波関連のニュースのために、2週連続で中止になってしまいました。残念ですね~。「おどろんぱ!」のない生活って、こんなにも寂しいものだったのかぁ・・・。たくさんの前向きなチカラをもらえるこんな番組、やはり他にはありません。毎年この季節になると、番組の続行・出演者の方々の続投が気になってしまいますが、以前にも書いたとおり、子供と大人の心の両方にたくさんの素敵な「種」を蒔いてくれるこの素敵な番組の意義というものを、ご理解いただき、NHK様には是非来年度の番組続行をお願いしたいです。


◇夢のような雪のお城の仮面舞踏会

今日は、前回(昨年末)の「プラス」の感想です。ファンの「脳内忘年会」と「脳内新年会」にはぴったりな「YMOP」、そして新バージョン「ゆきのくに」がとても印象的な回でした。今日は、旧バージョンからさらに素敵になったひとみちゃんの演技と、おどるくんスーツを外した明羽美姫さんのダンスがとても素敵だった「ゆきのくに」を見ていて、感じたことをちょっと書いてみたいと思います。

今回の新バージョンは、「ゆきのくに」という絵本を開いたひとみちゃんが、いつのまにかその絵本の世界に引き込まれ、雪の精に導かれるように、雪と氷でできたお城での舞踏会に招待されていく、というような設定。冒頭から途中までは、かわいいイラストの雪の精がひとみちゃんをお城へと誘いいれます。そして、このイラストの雪の精も、途中から現れる明羽さんが踊るこの雪の精も、目元に「仮面」のような白い「アイマスク(?)」をされています。この正体を隠した雪の精がどこから来たのかを知りたくて、まるでひとみちゃんは、雪と氷の「ぎんいろのせかい」で行われていた「仮面舞踏会」に迷い込んだような印象でした。そして、氷の柱のそばで、追いかけごっこのようなことをしていると(このときまでは、イラストの雪の精)、氷の柱の陰から、本物の雪の精(つまり明羽さん)がとび出てきます。お城で雪の精とひとみちゃんはしばらくのあいだ戯れ、踊った後、この雪の精はあっという間に消えてゆくのです。ひとみちゃんはそんな雪の精の行方をどこに行ってしまうのだろう、と眼で追いつつも、微笑みのなかで見送ります。雪の精を見送るときの、最後のひとみちゃんの優しさに満ちた表情が、とても印象的です。そして、画面は、冬の暖かい部屋にいつの間にか変わり、雪のお城が描かれた絵本が置かれた椅子の上で眠るひとみちゃんが視界に入ってきます。そう、「ゆきのくに」の絵本を読んでいるうちに、いつの間にか眠ってしまい、「夢」を見ていたという設定が視聴者に示されるのです。暖かい部屋で、冷たく透き通るような美しい世界の夢を見る・・・、これ、夢をみるときのひとつの理想のかたちかもしれませんね。雪の精を見送るひとみちゃんの笑顔と、この暖かい部屋で透き通った氷のお城での美しい夢を見ているひとみちゃんの寝顔がとても素敵でした。また、こうしたストーリー性が感じられる今回の新バージョン、旧バージョンにはない新しい魅力に溢れていました。(旧バージョンは、ひとみちゃんが実際の大雪原の冷たい空気をいっぱいに吸い込みながら、歩くような設定でした。あちらも素敵でしたよね。DVD第1弾に収録されています。)

それで、今回は旧バージョンよりもさらに素敵になったひとみちゃんのとても肌理の細かい優しい感じのにじみ出た演技、そして、とても身体能力が高いとうかがう明羽さんの確かな技術に裏打ちされた軽やかなダンスがとても印象に残りました。「BSおかあさんといっしょ」のコンサートなどで、今までにも何度か明羽さんのダンスを拝見したことがありましたが、素敵な方だなと思っていたんです。それで、以前からおどるくんスーツを外して踊られる明羽さんのダンスを是非見たいと思っていましたので、「ゆきのくに」でのご登場はとてもうれしいものでした。今回のふんわりとした柔らかな生地でできた青色の衣裳、明羽さんが軽やかに優雅に踊られるたびに、冷たく透き通った空気をはらんで揺れて、とても素敵でした。これからも可能であるなら、おどるくんスーツを外した明羽さんのダンスを番組内でたくさん拝見したいと思います。おにいさんずとの共演(競演)、5人で華やかに踊られるところなども見てみたい~、そんなふうに思ってしまいます。その一方で、今回のようにおどるくんスーツを外した明羽さんのダンスを見ていると、「おどるくん」としてのダンスや演技が、いかに計算しつくされているものなのかということがよくわかりました。

それで、いつもは「おどるくん」のなかに入っているはずの明羽さんが、今回は、その「スーツ」を外し、「アイマスク」で目元を隠しながらの、初めてのご登場の回でした。でも「おどろんぱ!」を振り返ってみると、結構「アイマスク」登場してますね~♪「おどるくん」の声優さんである渡辺久美子さんが「ブラックオドレーヌ」としてご登場のときも、正体を全て明かさないように仮面舞踏会で使われるような黒い「アイマスク」を装着してご登場です。オドレーヌ様の場合には、ちょっと背徳的な香りが漂いますが・・・。「わたしはブラックオドレーヌ」にご登場のおにいさんずにも、このアイマスクとスケスケのメッシュシャツにより、教育テレビにはあるまじき、相当危険な香りが漂っていましたね。(いつか「プラス」で、新バージョン「わたしはブラックオドレーヌ」、見てみたいです♪)

やはり「おどろんぱ!」は、長く続いている番組。視聴者のあいだではキャラクターが定着しているので、見慣れている番組内に見たことのない新たなキャラクターが正体全開でいきなり登場してきたら、視聴者は驚いてしまうところがあるのでしょうか。「アイマスク」によって、多少なりとも「人格」というものを希薄にさせて、なんとなく正体不明のまま「雪の精」として登場することは必要だったのかもしれませんね。人間の表情は、目とその周辺によってかなり出来上がるところがあるので、「アイマスク(仮面)」によってそのあたりを隠すことは、表情がある程度固定されることになり、正体がわかりにくくなる、という話を前に聞いたことがあります。もし明羽さんが、「アイマスク」をせずにその正体を全開にして、急に見たことのないキャラクターとしてご登場ということでしたら、逆に視聴者は戸惑いを感じてしまい、あの歌の世界に浸りきることができなかったかもしれません。このことは、きっとブラックオドレーヌ様にも当てはまることでしょう。「アイマスク(仮面)」で正体を隠しておくことが、自由に「遊ぶ」ための一つの重要な要素であったのかもしれませんね。ひとみちゃんが初対面の雪の精と「てとてつないでも はずかしくないね」の状態で、一緒にダンスをして戯れることができたことには、もしかしたら、明羽さんがつけていた、あの白い「アイマスク(仮面)」が一役買っていたのかもしれません。

ところで、「仮面」なんていう言葉を聞くと、なあ~んだか背徳的な悪いイメージがつきまといます。「仮面」という言葉があまりよい意味で使われない場合、「仮面=嘘」ということなのでしょうが、この図式って、いつもあてはまることでしょうか?「仮面をかぶること=嘘をつくこと」という図式はいつもあてはまるわけではない、私はそんなふうに思います。隠してある状態の隙間から、相手の思ってもみなかった姿、本当の姿が見えたりすることがあって、これが案外楽しいことだったりする気がします。すべてを曝け出すことだけが、「ありのまま」を見せることではありませんよね。それもいいのかもしれませんが、やはり隠してある状態のなかで、ちらっと見える「ありのまま」が楽しいときもあるのかもしれません。趣向を凝らした華やかなデザインの「アイマスク(仮面)」をつけて、正体を明かさず、見知らぬ男女が踊る「仮面舞踏会」の魅力って、確かにそんなところにあるような気がするわけです。そういえば、ひとみちゃんも歌ってましたね、「てとてつないでも~ はずかしくないね~ It’s winter time ゆきのくに~♪」って。仮面をつけて、正体を全部明かさないからこそ、その世界に入り込んで、正体を隠した相手の存在に意識を集中させることができたり、駆け引きを楽しんだり、逆に日常レベルでは成り立ち得ない対話が成り立つこともあるのかもしれません。そんなことを考えながら、今回の「ゆきのくに」を振り返ってみると、なんだか「雪と氷のお城での仮面舞踏会」という感じもしました。

「隠すこと」によって「顕われてしまう」部分、「隠す」からこそ見える部分があって、全てを曝け出さずに、仮面で正体を隠しておくことにより、逆に「対話」が成り立つことってありますよね。一見正反対に見えるけれども、実は表裏一体の「隠すこと」と「顕わすこと」の関係・・・、う~ん、なんだか奥深い気がします。「隠せば見えない、顕わせば見える」、そんなお決まりの図式があてはまらないところに、ひととひととのつながりの面白さがあるような気がします。そして、明羽さんが踊っていた雪の精が消えてしまったから、あのお城で起こっていたことは、消えてなくなってしまったのでしょうか?ひとみちゃんの、雪の精を笑顔で見送った表情と、その後の眠りながら夢を見ている表情を見ている限り、消えてなくなってしまったようには思えません。氷と雪が解けてなくなってしまうように、「夢」というものは、見終わるものではありますが、そこに確かにあったという感覚は残るものです。この確かにあったという「夢」にまつわる身体感覚があるからこそ、ひとはまた再び夢というものを見たくなってしまうのではないでしょうか。この曲の終盤で見せてくれる、ひとみちゃんの二つの素敵な表情を見ていると、あの「ぎんいろのせかい」は確かにあった、そんなことを感じてしまいます。


◇「惜しむ」こころと「待つ」こころ

ところで、今回の新バージョン「ゆきのくに」、日本人特有の季節感のようなものを感じさせてくれるものでもあったような気がします。日本の季節は、春・夏・秋・冬の四季からなっています。国によっては、「二季」の場合もありますよね。よく「四季のうつろい」なんていう言葉を聞きますが、日本ほど、その季節のうつりかわりを感じられる国、またそれを楽しんでいる国もないと思います。でも、私たちが季節を楽しむとき、その季節の真っ只中、真っ最中みたいなものだけを、ただ純粋に楽しんでいるのでしょうか?案外、すごーく寒い時期(例えば1月の今)にあるときに限って、凍りつくような、身を切るような寒さを感じながらも、これからやってくる春の暖かさに思いを馳せたり、逆にその寒さの中にほのかな春の気配を感じながら、やがて終わる冬に一抹の寂しさを感じたり・・・。日本人って、季節にまつわるこういう微妙な感情の機微みたいなものを、結構日常生活のなかで楽しんでいるような気がします。

日本人の季節感には、「惜しむ」こころと「待つ」こころというものが息づいている、そんなことを以前、何かの本で読んだことがあります。今回の「ゆきのくに」、時間にしたらわずか2分程度の曲でしたが、そんな日本人の持つ季節感が感じられるところも、個人的に非常に魅力に感じた部分でした。最後の場面、つまりひとみちゃんが消えてゆく雪の精を笑顔で見送るところ、そしてカメラが引いていって、絵本の置かれた椅子の上でひとみちゃんが眠るところ、この二つのひとみちゃんの表情から、「季節のはざま」にあるときの二つの感情というものが感じられたからです。その二つの感情とは、さきほども書いたとおり、過ぎ行く季節が行ってしまうのを「惜しむ」こころと、これから来る季節を少し先取りしながら楽しむという「待つ」こころだったのではないでしょうか。雪の精を笑顔で見送るひとみちゃんの表情からは、楽しく一緒に踊った雪の精が行ってしまうのが何となく寂しく、その別れを「惜しむ」気持ちが読み取れるようでした。一方、椅子の上で眠るひとみちゃんの表情からは、過ぎ行く冬の楽しかった思い出を胸に春を「待つ」気持ちが読み取れる気がします。実際に「ゆきのくに」の歌詞には、「ゆきをだきしめて はるをまっている (中略) It’s winter time ゆきのくに」という歌詞があります。この歌の歌詞にある”winter time”には、雪と氷によって象徴されるような「冬」そのものがはらむ二つの感情、つまり、いつかは終わるものを「惜しむ」気持ち、そしてやがて来るであろうものを「待つ」気持ち、が重ねられているように思えました。

「待つ」こころと「惜しむ」こころ・・・。こんな豊かな季節と季節のはざまの感覚を味わえる日本人って、贅沢なんだあ~、としみじみ思います。そしてわずか2分ほどの子供のため(大人のため)の歌に、このような日本人特有の季節感をギュッと詰め込んで、素敵な歌詞の世界を魅せてしまう「おどろんぱ!プラス」という番組、恐るべし!やっぱり他のどこを探してみても、こんな素敵な番組はありませんね。「おどろんぱ!」には、季節感いっぱいの素晴らしい曲がたくさんありますが、今回の「ゆきのくに」を見ていると、「春」の名曲、「はなさかジージかぜ」の新バージョンも期待してしまいます。こちらの曲はDVD第1弾に収録されているもので、「ほんとうの春がくるまでに、花を咲かせに24回吹くという東からの風」について歌った歌です。季節感に溢れた、とても素敵な歌詞の世界が広がっている曲なので、現在の出演者の皆様だったら、またとても素晴らしいものをみせてくださるのではないか、と密かに期待してしまいますね~♪

◆「テルミン」って、何!?テルミ~♪(2006年12月16日・23日放送分)

2007-01-03 23:08:00 | うたっておどろんぱ!プラス
◇Cosmicなメイクに「萌え~」♪

もう「昨年」のことになってしまいましたが、「おどろんぱ!プラス」の話です。「テルミン」な音色と宇宙人(?)な皆様に魅了された、あの回についてちょっと振り返ってみたいと思います。最近、『TOMMY』のCDばっかり聞いて、頭の中がROCK☆状態で、「眼」もその影響受けてるからかしら?グラマラスなメイクをした青山さんたちおにいさんずが、70年代のグラム・ロックの方々に見えてくるから不思議!あの続きはないのでしょうか、NHK様?例えば、あの銀色のつなぎの下に、実は何か着ていて、グラマラスなおにいさんずがグラムロックでダンスしちゃうとか!そんなの見たいですねぇ~♪青山さんたちおにいさんずなら、きっと「ピンボール・チャンピオン」のROLLYさんもびっくりなダンスやってくれるはず!NHK様、今年度が無理なら、来年度に是非!(←つまり「続行」懇願しているんです!今回もお願いしてしまいます!もっともっと、ただひたすら青山さんたちのダンスを、新たな挑戦をテレビで見たいんです!)確か、「グラムロック」の王様、T.Rexの曲に、Cosmic Dancerなんていう曲があったはず・・・。子供たちの頭の中にもROCK☆を植え込んでくださいませ。彼らが普通に日常生活送っていたら、まず1970年代のグラムロックに触れる機会なんてありませんよ!ま、そんなものわざわざ植えつける必要なんてないのかもしれませんが、「よい子のための音楽」だけでなく、世の中にはいろんな音楽があるということを知ってほしいし、ましてやそんな音楽を聴いていると、身体が思わず動いちゃうのを見せてもらうのは、決して損ではないと思うのですけれど。私自身初めて幼心にロック系の音に心ときめいたのって、幼稚園児の頃に見ていたポンキッキでちょっと使われていた、BeatlesのPlease Please Meだったかもしれません。ちなみに我家では、Rockも、ボサノバも、ジャズも、クラシックも、そして江利チエミさんもかけてます!青山さんのおかげで、ミュージカルのサントラもよく聞いてます。下の息子は、OZのCDの中で、何故かContinental Americanが好き・・・。な、な、なんで???ママ、コレにして!と言う息子・・・。映画版WSSのDVD見て、アニタ役のリタ・モレノに密かに萌えている彼なので、まあそれもよくわかるのだけれど・・・


ところで、「テルミン」って聞いて、皆様とっさに何を想像されましたでしょうか?私も、すっかり照井さんのニューキャラご登場かと思ってしまいました。確かにニューキャラでしたが、ホントおにいさんず皆様メイクがお似合いですね~♪OZのロケッツの場合は、完璧「女性(?)」になりきるためのメイクでしたし(青山さんは一番お美しかったと思います)、ワンナイト・クルーズのレビューショーのメイクもとても素敵でしたが、性差の境界をさまようようなああいうメイクをした美しい男性ダンサーが踊る番組っていうのも、そう簡単に見つけることはできませんよね~。これからも必要とあらば、どんどんお顔だけでなく、ボディーにもメイクして、どんどんキレイなもの見せてほしいですね。「ピエロ」とか、今回のああいうお化粧した青山さんって、なんだか「はかなさ」が漂ってかなり好きだったりします。『森羅』の落武者とか、「ボクサー」とか踊っている人とは、まるで同じ人には見えませんよね。ああいうところからは一番遠いところにあるような、スッと消えちゃいそうな、ナイーブな繊細な存在感がいいんです!どうしてああいうはかない感じが出せるのだろう!!!(←非常にオタク意見かもしれませんが、青山ファンは皆さん「オタク」だと思いますから、わかっていただけますよね?)


◇「テルミン」という楽器

テルミン星?「テルミン」って何?と一瞬思いましたが、でも、あの音色を聞いて、ひとみちゃんの身振りを見ていたら、すぐにピンときました。ちょっと前にテレビで(確かNHK様の番組だったと思います)、「マトリミョン」という楽器のスクールがあって、ちょっとしたブームになっているというのを見たんです。それで、コレはそのときに耳にした音色だ!ひとみちゃんみたいに楽器本体に触れずに演奏していたアレだ!と気づいたわけなんです。「マトリミョン」というのは、皆さん御存知かとは思いますが、ロシアの伝統的な人形「マトリョーシカ」(←「こけし」みたいなお人形です。ちょっと検索してみてください。)に、この「テルミン」の小型のものを内蔵させたものだそうです。(「マトリョーシカ」+「テルミン」=「マトリミョン」というわけですね。)

そう、それでその「テルミン」という楽器、皆様もうすでに検索されて下調べ済みかもしれませんが、ちょっとネットで調べてみたことをご紹介です。以下、「テルミンって何?」というページを参考にさせていただきながら、要約してみました。ほとんどがそのページからの抜粋です。「テルミン(Termen)」は、1920年、ロシアの物理学者であり、チェロの名手であったレフ・セルゲイヴィッチ・テルミン氏により発明された、世界最古の電子楽器だそうです。アンテナが縦方向、横方向にそれぞれ1本ずつ、つまり計2本備わっていて、このアンテナの周囲には、微弱な電磁場が形成されているのだそうです。演奏者は、このアンテナに手を近づけたり、遠ざけたりしながら、この電磁場に変化を起こし、この変化は、楽器内部の発振機に作用する。つまり、身体の動作により音高や音量の変化を導きだせるのだそうです。ピッチ(音の高さ)を決めるのは、「演奏者の耳」のみが頼りなのだそうで、一般に演奏方法習得は難しいとされているのだとか。しかし、熟達した演奏者になれば、昨今の電子楽器では得られない、温かい音色感や表現力豊かな演奏も可能になるのだそうです。上手いも下手も、奏者の個性や心理までも、如実に音に反映してしまうテルミンは、残酷な楽器であるということも言えるのだそうですが、それは裏を返せば、人間に任されている部分が多いことに他ならず、弾きこなした際にもたらされる音楽的興奮、演奏する歓びは昨今の画一化した電子楽器では得られないものであるそうなんです。(←ふ~ん、そうなのかあ・・・、なるほど!)

ほとんどの楽器というものは、例えば鍵盤や弦など、楽器の表面というものに、直接身体の一部分が触れることにより、その作用が直接に「音」として生み出されるわけなんですが、このテルミンだけは例外というわけなんですね。楽器自体に直接身体が触れないわけなのですから。さらに、「電子楽器」であるのに、「奏者の個性や心理」などという「その人らしさ」が如実に表れてしまうというのも、とても面白いかもしれませんね。どんな曲を演奏しようとも、どこからか漂ってくる、「電磁場に起こっている微弱な変化」みたいなもの、そういうものを感じ取るのがテルミンという楽器の魅力なのかもしれませんし、その「変化」をキャッチする「耳」を鍛え、その「耳」でキャッチした音を受けて、楽器本体には触れずに、身体をどう動かすか、これこそ「テルミン道」の極意なのかもしれませんよね。今回の「プラス」見て、「テルミン」という楽器のことを知って、テレビで見た「マトリミョン」スクールで夢中になっている人たちの心境、ちょっとわかるような気がしました。


◇「身体には直接触れないもの」を感じる=「舞踏の入り口」=「アートの種」

ところで、私にとって、ダンスを見るときも、こういうこと、つまりどんな曲を踊ろうとも、どこからか漂ってくる「その人らしさ」を感じること、あるいは「電磁場に起こっている微弱な変化」みたいなものを感じることって、結構大きな魅力だったりします。これは、青山さんのダンスに出会ったときから、ずっと何となく感じていたことであるような気がします。でも「電磁場に起こっている微弱な変化」、こういうのを観客としてキャッチすることって、結構難しいと思いますし、ダンスを観るたびごとにそう簡単に感じられるものでもない気がします。でも、テレビで青山さんのダンスを見ていたり、また特に劇場という場で直接青山さんのダンスに触れると、青山さんという表現者は、こういうものを観客に自然な形で感じさせてくれる方なのだなあと心の底から感じます。私は青山さんの「激イタファン」なので、「ファンの贔屓目なの、コレって?」と思って、そんなもので無責任にああだこうだおしゃべりしちゃいけないと思って、結構劇場や映像などで他の人のダンスもなるべく観るようにしているんです。でも、やっぱりなかなか青山さんのダンスを観たときに感じる「ああいう感覚」というものを、あのような「強度」で感じることというのはなかなかできません。青山さんのダンスをこうして数年にわたって見続けていると、観客として青山さんのダンスを観たときに感じる、「こういう感覚」は、観るたびごとにますます強くなっていく気がしているんです。それで「こういう感覚(=「微弱な変化」をキャッチさせる力みたいなもの)」をダンスを見ながら感じていると、日常生活の中でもそういう感覚を研ぎ澄ませて、物事をキャッチしようとしている自分に気づいたりします。

漠然とではありますが、青山さんのダンスを観ながら、以前からいつもそんなことを感じていたのですが、ちょっと前(昨年11月1日の日経新聞夕刊)に、そんな私の心境にピッタリの新聞記事を見つけました。「アートの中心に微細な技術 見て感じて理解深めて」というタイトルの記事で、「アフォーダンス」という新しい認知理論の第一人者である佐々木正人さんという生態心理学者の方のインタビューが掲載されていたんです。それによると、「どのアートにもこうした微細な技術が中心にある」そうで、「演劇なら演出家が0.3秒単位でセリフの間を調整することがわかった」のだそうです。ここで言われている「こうした微細な技術」、青山さんのダンスを思い浮かべれば、すぐに合点が行きますよね!こうした「微細な部分が知覚できると(アートの)楽しみは深まるし持続する」というのが、この記事の大体の趣旨です。例えば、「朝起きて柔軟ではない身体の節々が徐々につながる感覚を味わえれば第一段階。そのまま表に出て路面のわずかな傾斜を意識するなど身体と地面の微妙な接触感を味わえれば第二段階だ。光や音など、身体には直接触れない周囲の空気の変化を味わえるようになればもう舞踏の入り口だ。アートの種はどこにでもある。」ということなんです。

ところで、「アフォーダンス」とは何なのでしょう?私もまだまだ勉強不足なのですが、記事の説明によると、こういうことです。「歩く時は通路の幅や障害物などの知覚が歩き方を決める。紙を手にした時、素材や厚さで破れるかどうかが知覚される。モノすべてが人にとって意味を持っており、これがアフォーダンスだ。英語のアフォード(afford=~を与える)から派生した造語」なのだそうです。「町やモノ、人を知ることには多くの変数が関係しており、その複雑さにほだされながら知覚の秘密を明らかにしていく」ことが、どうやら「アフォーダンス研究」ということらしいのです。つまり「アフォーダンスを探ること」は、「環境が行動に与える可能性を探る」ことに関連してくるということかしら?さらに、この記事では「舞踏」というものが、「アフォーダンス」を説明するために、たびたび例として出されていてとても興味深いです。「人は人の動きや植物や地面のキメなど周囲の自然を楽しむ動物だ。日常経験するように、他人の振る舞いにはつきない魅力がある。誰もしなかった動きから舞踏が生まれるわけで、舞踏家のようにアーティストは知覚の秘密をつかみ新たな価値を提示する。観客は劇場で空気を共有することで彼らの生むアフォーダンスを知覚することになる。」

青山さんみたいな、空をはばたく鳥みたいに自由に舞っているひとのダンスを、堅苦しい言葉に押し込めてしまうことを、常々心苦しく思ってはいるのですが、青山さんという人のダンスには、観客が自然なかたちで「アフォーダンス(=眼には見えないもの、環境?を受けて、どう行動するか)」を意識することができるように持っていってくれる、そういう力があると思います。それで、青山さんという表現者も、観客にそのダンスを見せるにあたって、きっとご自分の周囲にある環境、特に身体には直接触れないものを味わう力というものが、きっとそこいらあたりの舞踏家とはかなり違うのではないか、そういう気がしてくるわけなんです。私にとって、青山さんのダンスは、確かに「舞踏の入り口」であり、「アートの種」をまいてくれたそのもののような気がします。どうぞ、まだ青山航士さんの舞台をご覧になったことのない方は是非一度劇場に行かれて、「あの空気」を共有してみてください。そして、子供の心にも、大人の心にも「アートの種」をまいてくれる「おどろんぱ!」という番組が、どうかなくなりませんように!

※「アフォーダンス」について、本当はもっときっちりと私自身が勉強してから、皆様にわかりやすいようにお伝えしたかったんですが、只今研究中なんです。ゴメンナサイ!記事でご紹介した佐々木先生の書かれた本、『TOMMY』のDVDと一緒にやっと大晦日に届いたばかりなんです。今年1冊目のこの本が、スゴイ刺激的!「アート」に関して、今はこんなふうにアプローチして、研究してる人たちがいたんだあ~、とかなり感動!私がいつも青山さんのダンス見ながら感じていることが、なんか文字になってる~~~!ウレシイ!・・・と同時に、青山さんという表現者が、スゴイひとなんだ!ということに改めて感動し、「やっぱり思ってた通り!」とうれしくなって、そんなひとのダンスを見続けている自分をとても誇らしく思えた1冊でした!しっかり内容を把握したら、皆様にも御紹介する予定です。

※『TOMMY』のDVDは随分前に注文していたのですが、なかなか届きませんでした。それは、私が在庫僅少の古いバージョンを注文していたからみたいです。新しいバージョンのDVDを注文し直したら、すぐ届きました。これからDVD購入予定の方は、ちょっと気をつけてみてくださいね。私の2006年から2007年へのカウントダウンは、この『TOMMY』のDVD見ながらでした。なんだかすごく濃ゆ~い年越しでした。でも、確かに奥深くて、ハマリこんじゃいそうな世界ですね。juneさんがコメント欄で書かれていたように、5回観ても足りないぐらいかも・・・。ホント、あの世界が舞台の上でどんなふうに展開するのか、スゴク楽しみです!こちらの感想もいずれアップします!

◆マンモスうれぴ~!「踊り隊」再びご登場!(11月18日・25日放送分)

2006-11-22 01:24:47 | うたっておどろんぱ!プラス
記事を書こう、書こうと思っても、一向に書けないこの1週間。たった1ヶ月弱のあいだに、『オズ』→「ボクサー」→「石岡イベント」と、立て続けに青山さんの魅力に打ちのめされて、すっかり漂流しておりました~。そして土曜日には再び「踊り隊」の皆様ご登場!「おどろんぱ!プラス」スゴイことになってますねぇ~。毎回毎回、次から次へと最高です!!!「5分」という枠にこめられた情熱がスゴイです!毎回、こんな手があったのか~、と思わせられるものばかり。たのしい~っ!!とてもとても6年目に突入しているとは思えない番組づくり、NHK様には本当に感謝です!ありがとうございます!

◇「80年代」がいっぱい!

ところで、その「踊り隊」のおにいさんたち、今年度中にまた登場してくれるかしら~♪かもね、かもね、そ~うかもね~♪(←BGMはシブガキ隊の「100%・・・そうかもね」でお願いします)なんて期待していたら、本当に出てきてくれちゃいました~。今回もいかにも「80年代」な、あいかわらずのはしゃぎっぷりと激寒ぶり!しかも、こんなブリブリな女の子をテレビで見るのは一体何年ぶり?という、「おひさしブリッコ」なアイドルひとみちゃんまで今回は御一緒ではないですか!ひとみちゃん、ピンクの水玉模様のミニのワンピースがとってもお似合いです。あんなひとみちゃん見ていたら、「何かに誘われて~ あなたにさらわれて~ センチメンタル・ジャ~ア~ニ~♪」(←BGMは松本伊代さん「センチメンタル・ジャーニー」で)なんてひとみちゃんに向かって歌いたくなってしまうファンの方、絶対いらしたはず。それから、おどるくんのサングラス、ああいうのかけていたおじさん、80年代にはよくいましたよ~。マネトリックスのサングラスもいいけれど、おどるくん、ああいうのも似合います。ホント「おちば2006」といい、「おどろんぱ!」の造形スタッフの方々のセンスと情熱は素晴らしいと思います♪あんなサングラスかけて、”King of Rockn’ Roll”を夢見るおどるくんには、クリスタル・キングの「大都会」でも歌ってほしかったかも~。「クリスマス」の激寒ギャグでクリスマスソングを口ずさんでいるあおっち、サイン書いている間中、ステップ踏んでるてるっち、思わず笑っちゃう今回の私的ツボな部分でした!

「踊り隊」のおにいさんずの存在自体が、元々「80年代」そのものという感じなのですけれど、今回の「プラス」は番組5分間が、そのまま「80年代」という雰囲気でした。「80年代」といえば、書いている私も含めて、おそらく「おどろんぱ!」見ている子供たちのお父さん、お母さんたちの子供時代にあたる時期。今回は、最初の寸劇から「すくらんぶる・エッグ2006」に至るまで、いかにも「80年代」な身振りが散りばめられていて、最高でした。あそこまで徹底してやってもらうと、もう気分爽快!今の時代じゃ絶対ありえない「80年代」的な身振りを取り入れて「笑い」を誘いつつも、おにいさんずの並外れたエネルギッシュさで、もう「お見事!」としか言いようのない弾けっぷりがとても気持ちがよいです。お馴染み、「踊り隊」おにいさんずの親指と人差し指90度のキラリーン(?)なポーズも、ひとみちゃんの「もう、おどるっちやりすぎ!」の後の口に手をあてての「アハハ~」なポーズも、「超売れっ子アイドルのひとみで~す」のときの両手をあごの下で組み合わせるポーズも、まさしく「80年代」そのもの。あんなはしゃぎすぎな身振りが当たり前だった時代、それが懐かしの「80年代」かもしれませんねぇ~。そして「すくらんぶる・エッグ」の「踊り隊」おにいさんずのダンスも、よくもまあこんなに~、というぐらいに「80年代らしさ」でいっぱいで、最高です!当時の歌番組のアイドル歌手のバックダンサーや、客席の親衛隊って、確かにあんな踊りしていましたよ。”Shake it up!”のところの両腕の止めのポーズも、いつもの青山さんのダンスからしたら、「ちきゅうをぎゃくかいてん」しているとしか考えられないようなありえなさ。でも、このいつものおにいさんずのダンスからはつながりようのない「ありえなさ」が、今回は妙に心地がよいのは、何故なのでしょう?「すくらんぶる・エッグ」のダンスは、いかにも「80年代」な振りの引用に笑っちゃうのですけれど、でもおにいさんずのダンスにある、これでもかというエネルギーによって、やっぱり「笑い」から「爽快感」へと気分が高揚していく快感が何とも言えません!「笑い」だけでは絶対に終わらせないお兄様方の底力を感じました。

そんな「踊り隊」のあおっち、青山航士さんが、まさしくリーディング・ダンサーとして踊る、『ボーイ・フロム・オズ』のLove Crazyのシーンにも、へーまさんがおっしゃるように、確かに今回の「すくらんぶる・エッグperformed by ひとみちゃん&踊り隊」に通ずるところがあります。このシーンは、「60年代のオーストラリアの若者向けの音楽テレビ番組の収録スタジオ」という設定なのですが、バック・ダンサーたちの振りは勿論、彼らに囲まれて踊る中央のピーターとクリスの「いかにも」な「らしい」振りが観客の笑いを誘います(ピーターたちも、ブリブリでフィンガー・スナッピングするような振りです)。そして、このシーンもやっぱり「笑い」だけで終わるのではありません。青山さんたちバックダンサーズの、いっぱいに膨らんだ風船がパチンと破裂するような、エネルギッシュな弾けっぷりが、ダンスシーン冒頭で「笑い」によってほどけた観客の心を、この上ない「爽快感・高揚感」にまで高めてくれるのです。「収録現場」という設定を、ダンサーたちのダンスと演技による、動きのあるダイナミックなシーン展開のうちに見せてもらいながら、あの現場に引き込まれていく快感は、何とも言えません。観客が思わず笑ってしまうような「いかにも」な振りつけに、ありったけのエネルギーと笑顔を詰め込んで、観客を納得させてしまう、『オズ』のアンサンブルのパワーを感じさせてくれる名シーンです。


◇「おどろんぱ!」にある「パロディー」の魅力って、奥深い!

話を「おどろんぱ!プラス」に戻しますが、今回の「すくらんぶる・エッグ2006」、ひとみちゃんとおにいさんずの「80年代アイドル」のパロディーともいえるようなパフォーマンスにとても楽しませていただいた回でした。「おどろんぱ!」という番組にある、こういう徹底的に軽さを追求したようなノリ、大好きですね~♪思わず笑っちゃうような「いかにも」なダンスがエネルギッシュに展開するのを見ているのは、さきほども述べたように本当に心地がよく、「楽しい!」この一言に尽きるものでした。これだから「おどろんぱ!」見るのはやめられません!テイストは全く異なりますが、前回の「ボクサー」に引き続き、「やっぱりやってくれた!」という感じです。それにしても、前回の「格闘技編」と今回の「踊り隊」、同じ人たちの仕業によるものとは到底思えませんね~、本当にスゴイです。DVD第1弾に収録されている旧バージョン「すくらんぶる・エッグ2001年度版」は、歌を歌うひとみちゃんも歌詞の内容にかなり感情移入するような表情で、ユニフォーム姿のおにいさんたちのダンスもどちらかといえば正統派なかっこよさで表現したものでした。そして途中で全身タイツ姿の「エッグ」なおにいさんたちも登場し適度な笑いも提供、この曲の見せ方としたら、旧バージョンはいわゆる「正攻法」だったのかもしれません。(2001年度当時では、子供番組のビデオクリップとしては結構衝撃的だったのかもしれませんけれど・・・

それに比べて今回のバージョンは、一見、衣装・ダンス・シーンの設定などの「パロディー路線」を突っ走る作品自体の趣向と、「おどろんぱ!」ならではの素敵な歌詞の世界を伝えることとの間に、何の脈絡も感じられないようなミスマッチな感じさえ感じてしまいます。つまり、今回はひとみちゃんとおにいさんたちのそこまでやっちゃうの~?というはじけっぷりをただ楽しむためだけにあの作品は作られたと思ってしまうところがある。パッと見は、あまりにも軽すぎる「パロディー」ですから、ひとみちゃんもおにいさんずも、ちっとも真剣に、あのメッセージ性の高い歌詞の世界を伝えようとしているふうに見えません。ひとみちゃんの表情や歌い方も多少感情移入しているようなところがあっても、ただひたすらアイドルだし、おにいさんずのウィンクと投げキッスの連発だって、あの歌詞の世界とは何の関係もないように見えてしまう・・・。おにいさんず3人が手を互いにたたいて合わせながら画面から消えてゆくところの振りは、旧バージョンにも似たものがありましたが、全く趣が異なりますよね。あの部分なんか見ちゃうと、単に「80年代アイドル」のパロディーということだけでなく、旧バージョンのパロディーでもあるよう印象さえ持ってしまうかも。「おどろんぱ!」史上数々あるパロディー作品のなかでも今回のものは、かなりインパクトの強いものだったような気がします。このように徹底的に「軽く」て、ちっとも真剣さを感じさせない、楽しさのみを追求したつくりは、他の教育番組を見回してみても、ちょっと見つけることはできません。

しかしながら、この全く真剣さを感じさせない、「くだらなさ」にも通ずる底抜けの楽しさこそが、既に聞いたことのあるこの曲を、まるで新曲であるかのような出来にしていたし、むしろ逆に、この曲の素敵な歌詞の世界を新鮮な形で伝えることに寄与してはいませんでしたか?「おどろんぱ!」ならではの「はじけっぷり」を体現しているような「踊り隊」のおにいさんずが踊り、しかも、今回は超ミニのフリフリ衣裳のひとみちゃんも歌って踊ってしまうわけです。確かにファンサービスのようなところはあるのだとは思いますが、でもだからといって、歌詞の世界を伝えていなかったかというと、全くそうは思いません。むしろ私の場合は、逆にこの曲の持つメッセージというものがとてもよく伝わってきたと思っています。「歌詞の世界を伝える」なんていうと、歌詞のことばに寄り添って、ものすごく「真面目に」踊って・・・、みたいなことをついつい想像してしまうわけなんですが、今回のは違いました。「こういう大胆な手があったのかあ」と感心してしまったのはこの点だったように思います。とっても軽いパロディーで、全く「真面目さ」や「真剣さ」というものを感じさせるものではない、それにもかかわらず、結構「真面目」で「正統派」なメッセージ性を持つ「すくらんぶる・エッグ」の歌詞の世界がなんだか妙に説得力をもって迫ってくるのは何故なのでしょう・・・?

今回は旧バージョンのように「エッグ」な被り物が登場したわけではないし、ひとみちゃんの歌い方も旧作ほど感情移入したものではなかったし、ひとみちゃん、おにいさんずの振りも歌詞の内容を具体的に伝えるようなものではありませんでした。けれども、「踊り隊」のおにいさんずの存在感そのものが、「すくらんぶる・エッグ」そのものだったんです。このことが、この曲の歌詞の世界を説得力のあるものとして伝えていたと思うのです。今じゃ絶対ありえないはずの、「みんなにクスッと笑われちゃう」ような、「みらいがガクンとかたむいちゃって」いるような、80年代アイドル風「踊り隊」のおにいさんずが、あの曲をあんなふうに、つまり「もんくをいってもはじまらない ピンチとチャンスはcome together こうなりゃまとめて かきまぜちゃえ」な感じで、歌って踊ってしまうと、見ている方は、あの曲の持つメッセージというものを、有無を言わせず、納得させられてしまう気がします。前半のコントで「三十路でマンモスかなぴ~」と言っていたはずのおにいさんずが、この曲であんなふうにはじけて踊ってしまうと、他でもない「踊り隊」のおにいさんずが、「だめでもめげないきみ」、「いいあじだしてるきみ」を体現してしまうのですよね。ホント、皆様「いいあじ」だしてましたし、「あたまとたまごはつかいかたしだい」で「こころとたまごはここからがしょうぶ」なのを実感してしまう♪2001年度の青山さんたちには、確かに「初々しさ」という別の魅力があったのでしょうが、きっと今回のような「いいあじ」は出せなかったと思うし、「おどろんぱ!」らしい正統派でストレートなメッセージを持つこの曲の歌詞の世界を、こんなに軽いパロディー路線で見事に伝えてしまうなんていう荒技は、決してなしえなかったのではないかと思います。それからいつもはただひたすらカッコイイダンスを踊っている「おどろんぱ!」おにいさんずのはずなのに、今回の「踊り隊」のおにいさんずのダンスは、それからしたら、どうしたって「ちきゅうをぎゃくかいてん」したようなものにしか見えない。視聴者は、そんないつものおにいさんずのダンスを知っているから、今回の「踊り隊」のおにいさんずの「ちきゅうをぎゃくかいてん」してしまったようなありえないダンスに、「こうなりゃまとめて かきまぜちゃえ」的な「すくらんぶる・エッグ」な状態を読み取り、納得させられてしまう気がするのです。

◇「笑い」の効用

15分版のときも、「コント・トーク→曲」という流れはよく感じられましたが、前半のコントに盛り込まれていた情報や、視聴者がおにいさんずに対して抱いている感情を、上手に曲の設定や解釈に盛り込んでしまう、そんな今回の「おどろんぱ!」の大胆な手法には、ものすごく驚いたし、今回の5分の流れには、15分版のときよりももっと濃いものを感じ、新しさを感じました。やっぱりスゴイですね、「おどろんぱ!」という番組は!真剣なのに、どこかで笑い飛ばしちゃうようなところ、あるいは、教育テレビにはあるまじき「不真面目さ」の表面ににじみ出る「真面目さ」、こんなところが「おどろんぱ!」の魅力であり、ノリであるという気がします。10年後ぐらいに「おどろんぱ!」見て育った子供たちが、万が一、ひとみちゃんやおどるくん、おにいさんずの名前を忘れてしまうようなことがあっても、この番組に流れている、この雰囲気、ノリのことは、きっと心の奥底で覚えているような気がします。と言うか、覚えていてほしい!大人としてはそんなふうに思ったりもします。「生きにくい」こんな世の中ですからね~。「おどろんぱ!」は決して何かを教えよう!と頑張ってしまっている、いわゆる「教育番組」ではありません。けれども私などはこんなノリが大好きだったりするんです。

そのことに関連して、先日読んだ新聞記事をひとつ御紹介します。波乱に富んだ人生なのにどこかでいつも笑いを取ろうとしているピーターがいる『オズ』にも通ずるところがあって、ちょっと興味を持った記事でした。英文学者の小田島雄志さんに聞くという形の記事で、「道化の目 鍛えよう ストレス社会、ダジャレが余裕生む」というものでした。記事の中で、小田島さんのエピソードが紹介されていました。

「息子が急須をひっくり返したとき、小田島雄志という父は万事キュースと笑わせた。怒られるかと思った息子は救われる思いだった。後にキュース(九死)に一生を得たと述懐する。(中略)道化の目を意識する結果、ダジャレがとっさに出るようになった。」

記事の内容は、子供も大人もストレスだらけの世の中なので、「真面目」一直線で生きていると、余裕がなくなってしまうかもしれない、そんなとき、ダジャレは、緊張や過剰な熱を冷まし、「道化の目」で一歩引いて、ものごとを見てみることに役立つ。そうすると、心の余裕は確かに生まれるし、ものごとの意味が二重三重にふくらんで生きやすくなる、というようなものでした。(←なんだか今回の「すくらんぶる・エッグ」的な世界を感じてしまう)

今回の「プラス」はダジャレいっぱいでしたが、「おどろんぱ!」に元々ある「笑い」の要素で、もしかしたら大人も子供も「道化の目」が鍛えられるかもしれませんね。いつも笑いとばしてばかりでもいけないのだけれど、「笑い」で肩の力を抜くのも確かに必要だし、視聴者が「おどろんぱ!」大好きな理由のひとつは、「歌やダンスに対する真面目な姿勢」にときどき「笑い」が入り込むことによってうまれる心地よい「緩急」であるような気がします。

あ~だ、こ~だと、またいつものように長文垂れ流し状態で書いちゃいましたが、とにかく、今回の「おどろんぱ!プラス」、「踊り隊」のおにいさんたちの弾けたダンスと笑顔もこころゆくまで堪能でき、最高にカワイコブリッコなひとみちゃんにも会え、80年代的郷愁にも浸れて、パロディー路線の底抜けの楽しさも味わえ、そのうえ歌詞の世界にも浸れて元気が出てくる・・・、とても贅沢な作品でした!ホント、楽しかった~♪やっぱり「おどろんぱ!」はずっと見ていたい番組です。「音楽とダンスのよろこび」は勿論、「道化の目」を鍛えることができるかもしれないこんな番組が、教育テレビの片隅でたったの5分でも放送されていることには意義があると思います。どうか、NHK様、来年度も番組続行よろしくお願いいたします!

(自分の書いた記事読み返しながら、ああ~、もうちょっとわかりやすくどうにかならないものだろうか~、と思っているのですが、イベントで青山さんが歌って踊った「TRUE LOVE」に私、壊れておりますので、これ以上この文章をどうにかすることはできません。皆様申し訳ございません~。何が言いたいのか、どうぞ何とか読み取っていただけるとうれしいです~

◆石岡イベント行ってきました~♪レポPart Ⅱ

2006-11-14 02:37:43 | うたっておどろんぱ!プラス
昨日アップした、「石岡イベントレポPart Ⅰ」の続きです。
昨日も申し上げたとおり、記憶があやふやなところもかなりありますので、「ここ、違うんじゃな~い」という方は、コメント欄、もしくは、メールにてお知らせくださいませ~。

※11月20日付記(曲順訂正のお知らせ)
「イベントレポ」後半部分の曲順等について、青山さんファンの方々から情報お寄せいただきました。どうもありがとうございました。
情報を総合してみると、1回目のステージでは、「さんぽ」の次に「トトロ」(ひとみちゃんのソロ)という順番だったようです。そして2回目のステージでは、「さんぽ」は歌われなかったようです。
青山さんの「TRUE LOVE」にすっかり記憶が途切れまして、あの瞬間から私の脳もすっかり「日曜日モード」に入ってしまいました。
どうやら青山ファンの皆様もその状態のようなのですが、そんな状況下、皆様情報をお寄せいただきまして、ありがとうございました。

※11月15日付記
「イベントレポ」アップしたのはよいのですが、特に後半部分の記憶に不安なところがあります。
ひとみちゃんの「トトロ」、「さんぽ」のあたりの曲順等で、おわかりの方がいらしたら、教えていただけると、うれしいです。


6曲目に入る前に、このトークが入ったのかちょっと定かではないのですが、おそらくこのあたりで、お二人のご出演作についての紹介があったと思います。ひとみちゃんは、『家庭教師ヒットマンREBORN!』のハルちゃん役の声優さんとして現在活躍されているということ、青山さんは、『ボーイ・フロム・オズ』の大阪公演に来週からご出演ということを話されていました。2回目のステージのときには、青山さんは、来年3月、4月の劇団☆新感線、ロック・オペラ『TOMMY』についてもお話されていました。勿論、2回目のときも『オズ』のことを話されていて、大阪に来る用事のある方は是非、と話されていました。(大阪近郊で迷っておられる方は是非!青山さんが素敵なのは勿論のこと、この再演、本当に素晴らしいです!私が東京公演の劇場でお話させていただいたミュージカルファンの皆様、大阪まで遠征されるそうです~、いいなあ~♪私もできることならもう一回観たい!)

それで、「ミュージカル」で活躍されている青山さんの「歌」が聞きたい、という話になりまして、ひとみちゃんが会場のお客さんに向かって、「歌、聞きたいよね~」と盛り上げるわけです。会場の皆さん、「聞きたい!」とばかりに拍手。「ミュージカルと言っても、ダンス踊っていることが多いから、歌はねえ・・・」のようなことを話される青山さん。・・・と言いつつも、舞台脇にあったマイクスタンドを中央に持ってきて、「それじゃあ、90年代に流行った歌で、バラードなんですけれど、会場のお父さん、お母さんにはいろいろと思い出の曲かもしれない、TRUE LOVEです。(←細かい言葉遣いとかは違ったかもです)」と曲を紹介。曲名を聞いてしまった私は、「へっ?とぅるぅー・らぶ?トゥルー・ラブ?TRUE LOVE!あの曲だわ~!」と確信!でも、私の心の中で、確かに藤井フミヤさんの声で「振り返るといつも君が笑ってくれた~♪」と超高速再生中なのですけれど、「あの曲を青山さんが歌っちゃうの?それはすごく反則じゃない~」ということで激しい動揺が広がりました・・・。だって、青山さんがあの曲を歌うのを、ファンが聞いてしまったら・・・。この記事を読んでくださっている皆さんだって、きっと同じことを思われるはず。激しい動揺から、とっさに誰の曲だかわからなくなった私は、お隣の方に「コレ、誰の曲でしたっけ?」と確認してみたところ、お隣の方、ご親切に「藤井フミヤさんの~」と教えてくださいました、ありがとうございます!お馴染みのギターのあのイントロが流れてきて、ほんの少し落ち着きを取り戻して、青山さんの歌を聞くわけなんですが・・・。皆様、どうぞ、澄み切った秋の青空がいっぱいに広がる中で、舞台中央でひとりスタンドマイクを握り締めながら、昨日の記事で御説明した衣裳を着て、この歌を熱唱する青山さんを想像してみてくださいませ~。歌詞については、コチラに載せられませんから、ちょっと検索してみてください。CD持っている方はかけちゃダメです!青山さんの声をはめ込んで、ちょっと脳内再生してみてください!私、1日経っても、青山さんのTRUE LOVEが響き渡っています~♪
(歌詞が掲載されているページを見つけました。TRUE LOVEの歌詞はコチラ。歌詞一覧が表示されますので、TRUE LOVEのところをクリックしてください。)

青山さんの「歌」に関しては、初期「おどろんぱ!」の頃からのファンの方々が行かれたという岐阜県(でしたよね?)のイベントレポや、昨年の石岡イベントのレポなどで、読ませていただいていたのですが、私にとって、ライブで青山さんの独唱を聴くのは今回が初めてのような気がします。しかも、「おどろんぱ!」以外の曲です。ミュージカルなどでも、大勢のコーラスなら聞いたことはありますが、おひとりで、しかもこうしたバラードを、ストレートに歌われるのを聞くのは初めてです。(「コージのバラード」はありますけれどね)本当に聞き惚れました~~~♪どんな感じだったか・・・、ちょっとどう表現したらよいでしょうかね~。青山さんのダンスというのは非常に情感豊かなのですけれど、歌においても、青山さんという方は、こんなにも情感が込められた表現をなさる方なのだ、ということにただひたすら感じ入りました。お声もギンギンに響かせるわけでなく、しっとりと包み込むように、という感じで、耳に非常に心地がよいわけなんです。しかも、歌っておられるときの表情や立ち姿が、「絵」になってしまう!『オズ』でも、”I Still Call Australia Home”をコーラスされているときのお姿が、何とも言えぬ存在感を醸し出していて、ピーターの心情というものが、非常に胸に迫ってくるのですが、やはりこういうスローな曲というのは、青山さんにとてもよくフィットするという気がしました。

青山さんの歌声に完全に吸い込まれて、すっかり心だけは青山さんに「リフト」されている状態・・・。(←おそらく会場の青山ファン一同その状態でした。そして石岡のお母様方も間違いなくその状態のはず・・・)それだけでも十分なはずなのに、な、な、なんと!確か間奏部分で、青山さんのソロダンス!ちょっと、このあたりから記憶が・・・。おそらくこの部分、大方の振りというのは決まっていたようなのですが、1回目のステージと2回目のステージとでは、若干違いがありました。「おどろんぱ!」や舞台では、きっちりと決められて、変更の許されない振りを見事にご自分のものとして踊られている青山さんですが、今回の場合は、本当にこの音楽と戯れるように、青山さんの感情が流れるままに、という感じで、かなり即興性というものが感じられるものでした。へーまさんがご覧になっていたら、見事に説明してくださったのだと思います。あれは、「バロン」と呼んでしまっていいのか・・・。とにかくステージを縦横無尽に動き、非常に自由な形で跳躍、それが音楽の流れと同時に動く、その一瞬一瞬の青山さんの感情というものを、最近さらに絞り込まれたように見える身体でかたどるという感じなのです。2回目のステージではソロダンスの終盤で、ターン(ピルエット?でも脚の形の記憶にちょっと自信ないです)が入っていました。また、これが見事!きれいに決める青山さんのターンはこれまでにも数々の名演がありましたが、本当に感情のおもむくままに回転した感じで、もう、こういうのが一度見てみたかった!というものでした。「おどろんぱ!」でもこういうの是非やっていただきたいです。青山さんのソロダンスには、やはり会場から「どよめき」と「ためいき」が湧き起こっていました。澄み切った青い空を背景に、肌には少し冷たく感じる風のなかを、青山さんが駆け抜ける・・・、至福のときでした。

青山さんのソロの後、7曲目は、「さんぽ」です。ひとみちゃんは、『ジブリといっしょ』というCDに参加されているそうで、そのアルバムからの曲です。「あるこう~ あるこう~ わたしはげんき~」というあの歌です。子供たちも大好きなトトロの歌をひとみちゃんが歌ってくれるということで、大喜び。続いて8曲目は、同じくこのCDから、「となりのトトロ」。ひとみちゃんのソロです。おそらくこのあたりから、会場の子供たちをステージ前のスペースに再び集めて、みんなで行進風ステップで歌いながら、ダンスでした。(←ちょっとこのあたり自信がないです)子供たちにとっては会場で大人しく座ってばかりじゃ、つまらないですものね。やっぱり、「おどろんぱ!」のひとみちゃんとこーじくんと踊れるって、とてもうれしいのだと思います。小さい子供たちだけでなく、小学生ぐらいの男の子も前に出てきて、踊っていました。ステージ前は大盛り上がり、保護者の皆さんも子供たちが皆で楽しんでいる様子を見ているのは、とてもうれしいはずです。(2回目のステージでは、「さんぽ」は歌われなかったようです。)

続く9曲目(2回目のステージでは8曲目)は「YMOP」。ステージ前に集まった子供たちは、ひとみちゃん、青山さんと、皆で振りを練習して、いよいよ曲が始まります。イベントのクライマックスは、「やっぱり みんなで おどろんぱ!」ですよね~♪ひとみちゃんと青山さんの動きに合わせて、子供たちも一生懸命に「YMOP」と真似しています。そして、ついにイベント最後の曲です。1回目のステージでは「ダンシングメイト」、2回目のステージでは「さよならじゃなくてありがとう」でした。どちらの曲も、1回目、2回目それぞれの締めくくりの歌としてふさわしいものですよね。ひとみちゃん、青山さん、素敵な笑顔で歌って、踊ってステージを締めくくります。各回終了後、会場の皆さんのすがすがしい表情がとても印象的でした。あっという間の40分、でも盛りだくさんの40分でもありました。また来年も石岡でのイベント、開催されるとよいですね~♪

さて、「新宿伊勢丹まごの日イベント」以来、私にとっては約1年ぶりの「おどろんぱ!」イベントとなった、今回の「石岡のイベント」。青山さんとひとみちゃんの息もピッタリ、内容も盛りだくさんの楽しいステージングでしたが、いつもの「おどろんぱ!」イベントよりも、リラックスした雰囲気がとても和やかで、お二人ともまた違った魅力で輝いていたように思います。関東地方は、前日の雨が嘘のように上がり、朝から晴天!上野から乗った「フレッシュひたち」の車窓からの風景もなんだかとてもすがすがしく見えました。会場でも、澄み渡る空の青が目にまぶしく、また緑色のはらっぱの踏み心地がとても気持ちがよかったです。木枯らし1号が吹いたという12日の日曜日、午後になって少し風も冷たくなりましたが、日曜日のおやすみの日を、「おどろんぱ!」のステージを中心にして、皆さんとても楽しんでおられる様子が印象的でした。帰りの特急列車の車中、上野も近くなる頃、窓から眺める空はもう暗くなっていましたが、ひとみちゃん、そして青山さんと過ごした秋の日の1コマ1コマを思い出しながら、楽しくとても温かい気持ちになれました。


◆石岡イベント行ってきました~♪レポPartⅠ

2006-11-13 01:31:22 | うたっておどろんぱ!プラス
昨日の雨が嘘のように上がり、すっきりと晴れ渡った青空がとても気持ちのよかった今日の石岡のイベント!とっても楽しい雰囲気で、青山さんとひとみちゃんの歌とダンスを堪能してきました。今日は、まずはPart Ⅰということで、お届けします~♪

※11月20日付記(曲順訂正のお知らせ)
「イベントレポ」後半部分の曲順等について、青山さんファンの方々から情報お寄せいただきました。どうもありがとうございました。
情報を総合してみると、1回目のステージでは、「さんぽ」の次に「トトロ」(ひとみちゃんのソロ)という順番だったようです。そして2回目のステージでは、「さんぽ」は歌われなかったようです。
青山さんの「TRUE LOVE」にすっかり記憶が途切れまして、あの瞬間から私の脳もすっかり「日曜日モード」に入ってしまいました。
どうやら青山ファンの皆様もその状態のようなのですが、そんな状況下、皆様情報をお寄せいただきまして、ありがとうございました。


※11月15日付記
1回目と2回目で多少曲目に変化があったのですが、後半、ひとみちゃんが歌った「トトロ」と「さんぽ」の詳細な記憶にちょっと不安があります。何か覚えておられる方がいらしたら、コメント欄、もしくはメールにて、教えていただけると、うれしいです。

今日のイベントの曲目一覧です。

♪うたっておどろんぱ!オープニング
♪こうえんにいきましょう(1回目)/ にじのむこうに(2回目)
♪からだはドラム(おともだちもいっしょにおどろうヴァージョン)
♪はしれメロディー
♪ちいさなうたのおおきなちから
♪True Love(←青山さんソロで熱唱!)
♪さんぽ(「歩こう 歩こう 私は元気~」というあの曲です。2回目のステージでは歌われなかったようです)
♪となりのトトロ(ひとみちゃんのソロ)
♪YMOP(おともだちもいっしょにおどろうヴァージョン)
♪ダンシング・メイト(1回目)/ さよならじゃなくてありがとう(2回目)

以上、各回約40分ほどのステージでした。

今日の青山さん、衣裳は、赤と黒のチェック柄のシャツにインナーは白いTシャツ、襟元にはラメのようなキラキラ光る細いタイを無造作に結んでいます。そして、いつもとってもよくお似合いのブルージーンズに、お足元は鋲のような飾りつきの黒のコンバース(だと思う)です。ヘアースタイルは、『オズ』のステージのシャープなあの感じ、カッコイイんですよねえ~。青山さんって、どんなテイストのものもよくお似合いなのですが、今回の衣裳は、私のイベント体験の中では、一番クールなものだったような気がします。(←なんだか「ピーコのファッションチェック」みたい・・・、スミマセン~)おそらくひとみちゃんの衣裳とのバランスからだと思うのですが、赤系のチェックのシャツがとてもお似合いでした。「こーじくん」カラーは、「グリーン」なのですが、赤とかピンクって、青山さんにはとてもお似合いな気がするのは私だけかしら・・・?ひとみちゃんは、ショート丈のデニムジャケットに、赤系のワンピースを着て、白いブーツを履いておられました。それにしても、あんなすがすがしい青空が広がっているというのに、「キラキラ光る細いタイ」を見ただけで、『オズ』の”Continental American”のシーンを思い出す私って、一体何なんでしょう~~~。

以下、青山さんのTrue Loveの熱唱とソロダンスに、頭にたたきこんだはずの記憶がブチッと途切れまして、1回目と2回目の記憶がかなり混ざっていますが、今日のイベントのレポを試みます。書いてみて、なんだかどこか足りない感じもします。イベントに参加された方で、「ここ違うよ!」というところを発見された方は、どうぞコメント欄に書き込んでいただいても結構ですし、またはプロフィール欄のメールアドレスに御連絡ください。イベント終了時には曲目すらあやふやでして、そばにいらした青山ファンの方にいろいろと確認させていただきました~。いろいろとお世話になりましてありがとうございました。「詳細レポ」なんて偉そうなことをやっておりますが、私、実は記憶が非常にとびやすいのです~。

会場である「いしおかイベント広場」には10時40分ごろ到着。11時10分、いよいよ1回目のステージがスタートです。ステージ前に設置された椅子席を見渡せば、たくさんのお客さんで後ろの方までいっぱいです。地元の方々が多いなか、私も含めて遠征組とおぼしき人々もあちらこちらに・・・。まずは、お馴染み「うたっておどろんぱ!」のオープニング曲で、ひとみちゃんがご登場。ひとみちゃんの「もうひとりのなかまを紹介しま~す」の声に、青山さんがご登場です。『オズ』My楽日から1週間、まさかイベントがあるなんて!イベントの青山さんは、舞台の青山さんとは当然雰囲気もまたガラリと変わりますが、テレビ局のスタジオから飛び出て、日曜日に子供たちと一緒に歌って踊る青山さんも、素敵です~♪

2曲目は、「おかあさんといっしょ」からの曲。1回目のステージが「こうえんにいきましょう」、2回目のステージが「にじのむこうに」です。1・2回目両ステージ見ている人もかなりいると思うので、曲やトークの内容も若干変わっていました。「こうえんにいきましょう」は、今日のイベント広場の雰囲気にピッタリの曲。「うばぐるまのあかちゃんから おじいちゃんおばあちゃんまでみんな~♪」という歌詞のとおり、会場のひろ~いはらっぱには、おやすみの日を楽しむ家族連れがいっぱい。お子さんやママだけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんがたくさんおられました。感動的だったのは、このおじいちゃん、おばあちゃん方が、「おどろんぱ!、そうそう、おどろんぱ!見なくちゃねえ~」とつぶやきながら、座席に座られるわけなんです。石岡の方々にとっては、3年目の「おどろんぱ!」イベント。すっかりお馴染みの愛着のあるものになっていることが伝わってきて、和んでしまいました~♪「にじのむこうに」のときには、青山さんとひとみちゃんが、「今日はお天気になってよかったね~」と話されていましたが、「あ~めがあがったよ おひさまがでてきたよ あおいそらのむこうには にじがかかったよ~♪」という歌詞ですから、確かに今日のすがすがしい秋晴れにはピッタリの曲ですよね!気分はすっかり青空、晴天です!

3曲目は、みんな一緒に歌って踊ろう!ということで、子供たちがステージ前のスペースに出て、「からだはドラム」です。「おなかポンポン あたまテンテン」というお馴染みのあの部分を、子供向けにシンプルにした振りで、一緒に踊るわけなんです。今日のステージは子供たちと一緒にうたっておどるというのが一番の目的だったと思いますので、ダンスに関しては、いつもの「おどろんぱ!」ヴァージョンというわけにはいかなかった部分もありますが、その分、お二人の「歌」をたっぷり堪能できるという気がしました。それで、前に出てきた子供たちがまたノリがいいわけなんです。確かにこの曲、大人の私も大好きな曲なのですが、子供もあの歌詞とリズム、そしてあの振りが大好きですよね。青山さんやひとみちゃんの子供たちに語りかけるような、表情の豊かさがとても印象的です。

それで4曲目は、「はしれメロディー」。「これは1年目の曲だよね~」と青山さん。「おどろんぱ!も今年で6年目。赤ちゃんだった子が6歳になっちゃうっていうことだよね~。」とひとみちゃん。それでこれはその1年目に、NHKのそばの代々木公園でロケした曲で、「初ロケ」と喜んだのもつかの間、スタジオから眼と鼻の先の代々木公園だったのに、ちょっぴりがっかりしたのだとか。でも、ロケ自体はとっても気持ちがよかったというようなお話をされていました。私も「おどろんぱ!」に出会った2001年度の頃を思い出して、感慨に耽っておりました~。メインで歌うひとみちゃんのそばで、マイクを持ってコーラスしながら、青山さんは歌って踊るわけなんですが、やっぱりこういうリズミカルな曲では、ちょっとした振りでも青山さんの躍動感が光るのですよね。今回確かにダンスはおとなしめだったのですが、何気ないステップや動きに、青山さんの即興性が感じられたのが、ファンとしてはとてもうれしかったです。ある程度決められた振りを踊っておられるのでしょうが、それをちょっと崩すというのか、ちょっとルーズにするというのか、でもちっともそれが「ダレている」印象を与えないんです。あの感じは「青空が気持ちよく広がった日曜日の広場でのイベント」のリラックスした雰囲気にピッタリでした。(←うまく雰囲気が伝わるといいんだけれど・・・)

そして5曲目。前に「夢りんりん丸」に出たときの歌ということで、「ちいさなうたのおおきなちから」。ダリオさんとつのだりょうこおねえさんと一緒に船に乗ったときのことを、ひとみちゃんがおしゃべり。すると、青山さんは「いい船だったね~」と話されていました。(←2回目のステージ)ひとみちゃんの透き通った声が本当に気持ちよく響き渡ります。青山さんとひとみちゃんとのダンスも素敵、最後はひとみちゃんを青山さんが右肩あたりに乗せるような形で軽々とリフトしてフィニッシュです。「リフトしてもらいたいからこの曲選んじゃった!」と冗談をいうひとみちゃん。「結構リフトって簡単にできちゃうから、皆さんもお父さんにやってもらってください~」とのことです。舞台作品をいくつか思い起こすと、青山さんと女性ダンサーとの素敵なダンスが数々思い出されますが、ひとみちゃんと青山さんのペアというのは、やっぱり私にとっては一番思い入れがありますでしょうか。初めて観た青山さんの舞台作品、2002年の『森羅』で、青山さんは兄で落武者役、ひとみちゃん(というより吉田仁美さんと申し上げたほうがよいですね)は妹役でご出演でした。この作品では青山さんの存在というものに打ちのめされましたが、女優そしてダンサーとしての吉田仁美さんというひとに非常に驚いた作品でもありました。そんなおふたりの息もピッタリなダンスやおしゃべり、今日もとても楽しく、素敵な雰囲気に溢れていました。

(この続きはまた明日にでも、投稿いたします。しばらくお待ちくださいませ~)

◆必ず何かやってくれる番組、それが「おどろんぱ!」(11月4日・11日放送分)

2006-11-11 01:01:54 | うたっておどろんぱ!プラス
もう最高です!「おどろんぱ!プラス」、やってくれました!こういうのを待っていたんです!ダンスで激走する5分間を!『ボーイ・フロム・オズ』熱にうなされるなか、先週の土曜日に「ボクサー」を見てしまって以来、この熱き感動を記事にしなくては、と思いつつも、どうしても録画したDVDをひたすらリピート再生してしまうことになってしまいまして、今日に至るというわけです。この異常事態により、日常生活に大変支障をきたしておりまして、記事も一向に書けない状態・・・。とりあえずこの感謝の気持ちをNHK様にお伝えしようと思い、火曜日か水曜日のお昼頃(だったと思います、日にちの感覚もないです)に「視聴者コールセンター」にお電話して、色々としゃべったのですが、電話口のお姉さまは、制作の方にこの思いを伝えてくださったでしょうか・・・?どうぞ『オズ』のブログ検索をされて、こちらに来てくださった方々も、今日、土曜日(11月11日)、教育テレビで夕方5時40分~45分に放送されている「うたっておどろんぱ!プラス」をお見逃しなく!『オズ』第1幕のLove Crazy冒頭のシーンで、ピーターの満たされることのない男性ホルモンを刺激しておられたあの方(青山航士さん)が、ボクシングとダンスを融合してスゴイものを見せてくれます!それ一体どんなの?という方は、まずはPlatea/へーまさんの書かれたコチラのイラストをご覧ください。

「おちば2006年度バージョン」も素晴らしくて(←「鶴」と同様に最高傑作!)、前回の「三忍者」の寸劇も楽しくて言いたいこといっぱいなのに、まだ記事にしていない状態なのですが、ちょっと今日はこの「ボクサー」で私も暴走します。もう今日はいつもよりもさらに「激イタファン街道爆走」しますので、そういうの苦手という方は、どうぞスルーして、とりあえず今日夕方の再放送をご覧くださいませ。とにかく青山さんがボクサーになった今回の「格闘技編」、今年度どころか、私的には「おどろんぱ!」史上最高傑作のひとつと言ってもよいかもしれない!「おどろんぱ!プラス」なんていう大人しい番組タイトルじゃなくて、来年からは「おどろんぱ!ハイパー(HYPER)」にしちゃってください!調子のよすぎる話ばかりしておりますが、でも本当に、青山さんのいる「おどろんぱ!」という番組は、ファンの心の奥底に渦巻いている願いというものを、上手に掘り当てて、それをとても素晴らしい形で見せてくれる、スゴイ番組ですよね~♪「必ず何かやってくれる!」そういう番組なんです!青山さん、そして番組自体に、もうチャンピオンベルトをお贈りしたいです!本当に素晴らしい作品をありがとうございます!

今回は、青山さん、森川さん、照井さんお三方の個性豊かな持ち味というものが最大限に生かされていて、しかも息もピッタリ。こういう掛け合いはやっぱりこのお三方でないとできないものでしょう、本当に最高でした!前回の「三忍者」の寸劇も、三忍者シリーズの「疾走」のその後、というような設定で、昨年度の放送分でススキ野原に消えた後、三忍者の皆様はあんなことして遊んでいたのか~、なんて思いながら笑っていましたが、今回のものは、あの三忍者が輪廻転生して、現代にその魂が甦ったとしたら、きっとこんな感じだろうなあ~、なんて思ってみたりして。超ハイグレードなダンスマッチの中に、「おどろんぱ!」らしい「笑い」の要素も含まれていて、そちらもすごく楽しめました。

『オズ』の記事にコメントくださった青山ファンの皆々様方とも、またへーまさんのところでも、我慢しきれなくて、既にもう「カッコイイ~~~」を連発しておりますが、とにかく今回は、青山さんの魅力が炸裂!!!といった感じでした。こういった武道・格闘技系の動きというのは、元々青山さんの魅力が大爆発する分野ですよね。今回のボクサーのステップは、へーまさんも書かれている力強い「膝」の魅力が鮮烈な印象を残しますが、「オドロンファイター」や「ことばでアクション」に比べると、全体的にもっとスピーディーで、軽やかなフットワークが際立っていますよね。へーまさんが書かれているように、あのグッと重心を下に持ってゆくときの身体を支える「膝」の力強さはそのままなのに、全体的な印象としては、満場のリングサイドの熱気を吸い込んだような、リングを照らすライトの間隙を、高速(「光速」かも)で縫うようにすりぬける軽やかさとスピード感で溢れていて、圧倒されてしまいます。リングで白く光るあの「銀色の狼」に捕まったら、もう誰も逃げられません。敵の攻撃をかわして、そのうえさらに、相手が戦闘不能になるまでたたきのめすようなあの激しさ、ああいうダンスを踊るときの青山さんは、本当に魅力的です。雄という生き物の遺伝子に組み込まれているような、そういう何かが伝わってきますよね。

今回の「格闘技編」、終盤では若干「お笑い」の要素も入っていましたが、青山さんのダンスそのものを観ていれば、やはり私も、武士道をテーマにしていた『森羅』の落武者の壮絶な生というものを思い出しました。また4月の『ビューティフル・ゲーム』の「決勝戦」の「天使と悪魔」が背中合わせに手を握り合っているような緊迫感にも通ずるところがあるようにも感じられました。あの「美しき戦い(ビューティフル・ゲーム)」が繰り広げられたフィールドから一歩外に出れば、そこには「死」というものがあったことを思い起こさせます。ボクシングにせよ、どんな武術にせよ、こうした「戦い(闘い)」に関わるスポーツは、元々、相手を戦闘不能な状態にまで持ってゆくことを前提にしていますよね。「スポーツ」あるいは「武術」として、ルールと形式の定まったものとなる前は、元々「生と死」が隣り合わせにあるようなギリギリの極限状況が、動きの生まれるその場所にあったはずです。今回の青山さんを観ていると、どうしてもそういうところにまで思いをめぐらしてしまいます。実際に現代の競技としての「ボクシング」においても「生と死」は隣り合わせ、怪我で「再起不能」なんてあるはずです。「死と隣り合わせの生」、そんなダンスを踊るときの青山さんは、何故このように輝くのでしょう。そしてそんなときの青山さんのダンスにはとりわけ、観る者の中に、「私って、生きているんだ~」、そういう思いをいつもよりも一層強く湧き起こらせる力があると思うのです。何故だかわからないけれど、「私って、生きているんだ・・・」、そんな当たりまえのことを、噛み締めてしまう・・・。毎日、息を吸ってはいて、寝て起きて、ご飯食べて、悲しいことや楽しいことやら泣いたり笑ったりして、誰もが「生きている」わけなんですが、そんな生活のなかで当たり前になっている「生きている」ということを、青山さんのダンスは、改めてはっきりと浮かび上がらせてくれる、そんな気がします。

青山さんのダンスを観たときに、観る者のなかにいつも残る、この熱い感覚。それを言葉に置き換えてみたら、「私って、生きているんだ・・・」、そういう言葉になるのかもしれません。世の中のどんなダンスにも多かれ少なかれ、こういう感覚を呼び覚ます力があるのだとは思いますが、私の場合、他のひとのダンスを観た後では、これほどまでに強く、この熱い感覚は、残りません。踊る側とそれを観る側、質に大きな差こそあれ、同じ身体を持った者同士、そんなひととひとが向かいあうところに、様々なダンスが生まれると同時に消えてゆきます。踊る側は身体を使って何かを伝え、観る側もそれを質の差こそあれ、同じ身体で受けとめる。現代のダンスには、そういうあたりまえの身体に、ズレを感じさせたりすることによって、身体感覚に揺さぶりをかけて、当たりまえの生というものに気づかせるものもあるのでしょう。また、観る側と踊る側の身体に「質の差」をあえて作り出そうとしないダンスというものもあるかもしれません。そういうダンスの魅力というのもこんな時代では確かにリアリティーがあると思うし、時には私もそういうダンスにふれて、何だか考えてしまうことだってあったりします。でも、いつだって青山さんのダンスには、「生きてる」っていうことを純粋にストレートにとことん突き詰めたような何かがあるような気がするんです。どうして青山さんが踊っているのを、これほどまでにずっと観ていたくなってしまうのか・・・。私にとっては、根本的には、青山さんのそういうところによるという気がしています。


※『ボーイ・フロム・オズ』をご覧になった方、これからご覧になる方へ
アンサンブルの青山航士さんがレギュラー出演されている「うたっておどろんぱ!プラス」という番組について、ちょっと御紹介です~♪

今回の「うたっておどろんぱ!プラス」の「格闘技編」で、『オズ』ご出演の青山航士さんは、「ボクサー」ご担当です。青山さんが『オズ』の各シーンにおいて、どのあたりで踊っておられたかについては、コチラの記事をご覧ください。

「酔拳」ご担当の森川次朗さんは、爬虫類を思わせる非常に滑らかな動きがとても魅力的なお方なのですが、現在東京芸術劇場で上演中の音楽座Rカンパニー『リトルプリンス』に「ヘビ役」でご出演中です。こちらの作品には、『ボーイ・フロム・オズ』のアンサンブル、安中淳也さんも出演されているそうです。

また、「レフリー役」として華麗なるタップとコミカルな役どころを引き受けておられた照井裕隆さんは、現在、帝劇で上演中の『マリー・アントワネット』に出演されています。

「うたっておどろんぱ!プラス」は、ミュージカルやダンスという分野でそれぞれ御活躍の、こんな素敵なお兄様方が、うたっておどる素晴らしい番組です。『ボーイ・フロム・オズ』を観にこられている方の中には、「ミュージカルファン」の方がかなり多くおられるとお見受けしましたので、お知らせしておきます。

また、今回放送分にはご登場ではありませんでしたが、紅一点、うたっておどれて、お兄さんたち以上に色々なキャラクターをこなしてしまうおねえさん、「ひとみちゃん(吉田仁美さん)」も出演されています。

「子供番組」ですが、どうぞ一度ご覧になってみてください~♪
毎週土曜日夕方5時40分~5時45分、NHK教育テレビで放送されています。
今週土曜日11日の放送分は、特にお見逃しのないように!
記事でふれた「ボクサー青山航士さん」を堪能できます!


◆緊急!11月12日(日)にイベント開催です!

2006-11-08 22:44:01 | うたっておどろんぱ!プラス
じゅんじゅんママさんより、吉田仁美さん(ひとみちゃん)のブログに掲載されていた情報ということで、教えていただきました!
今度の日曜日(12日)に、茨城県の石岡で、吉田仁美さんと青山航士さんのお二人が出演されるイベントが開催されます!
「緊急」ですけれど、皆様、ひとみちゃんとこーじくんの応援に参りましょう~~~!

◎新市合併一周年記念 第22回商工祭いしおか
 うたっておどろんぱ!プラス・ステージ

日時:11月12日(日) 
    1回目 11:10~  
    2回目 14:20~        
         
会場:いしおかイベント広場
   (茨城県石岡市若宮3-1)

◆熱くて、カレーなるてるくんコーチ?(「うたっておどろんぱ!プラス」9月23日・30日放送分)

2006-10-03 23:53:11 | うたっておどろんぱ!プラス
◇ふたたび「スポーツはリズム!」に納得

いくら頑張っても、サッカーボールがキャッチできないおどるくん。今回の「おどろんぱ!」は、そんなおどるくんに「ニャー」なてるくんコーチが「リズムでキャッチ」を合言葉に、華麗(カレー)なるタップでサッカーの熱血特訓を授けるというもの。そして最後には、またまた「ボールとってこ~~い」な展開のうちに、いつの間にかおどるコーチが誕生。それにしてもおどるくん、異様に上達はやいなあ・・・コーナー最後のおどるくんの「イヒヒヒッ~~」な笑い声が耳に残って頭から離れないのは何故・・・?

照井さんが(確かサッカーお好きなのでしたよね)、「リズムでキャッチ」と口ずさみながら、お得意の「タップ」で、サッカーのフットワークを軽やかに見せてくれていましたが、やはりスポーツにとって「リズム感」ってとても大切なものなのですね(昨年度に引き続きふたたび納得)。私などは、昨年度の「ピュアピュアダンス」の回で、あの素晴らしいドッジボールやバスケットボールのダンスを観ながら、妙に「あっ、そうか!」と納得してしまったものでした。大きくなって「恥ずかしさ」がでてきたせいか、「おどろんぱ!」のダンスはそう簡単には真似しなくなった息子たちも、あのときはノリノリでボール投げしていましたわ~♪

いつだったか、つい先日にも、「からだであそぼ」の「たのもう」コーナーで、「ボクシング」を取り上げていたのですが、畑山隆則さんが「ボクシングはリズムだ」というようなことを話されていて、「おどろんぱ!」の「ことばでアクション」の「パンチパンチ!」を思い出して、ひとりで、ふ~~ん、ボクシングって、ダンスよね~、と納得しちゃったりして・・・。それから今回の放送のちょっと前に新聞で、「運動のセンスをピアノ演奏で磨く」というような内容の記事を読んだのですが、「ピアノの上手なスポーツ選手は意外に多い」のだそうで、ピアノという楽器を通してスポーツに必要な「集中力やリズム感、脱力のコツが身に付く」のだそうです。やっぱりスポーツに「リズム感」って、大事なんだわね~なんて、ここでも昨年度の「ピュアピュアダンス」を思い出しながら私なりに納得していたところだったのです。

そんな折も折、今回の照井さんみたいに、ああやって実際に「リズム感」を本職とするダンサーの人にダンスの側からスポーツを見せてもらうと、「ダンスを見るのは好き、でもスポーツ音痴」な私などでも、やっぱり納得しちゃうというか、苦手意識が軽減して、気が楽になるというか、スポーツを見る眼が変わる気がするんです。あれなら、ちょっと激しい運動は苦手なのよね、という女の子でもサッカーやってみたくなるかもしれませんね。私みたいな「スポーツ音痴」なタイプには、スポーツ畑の人から「リズム感が大切だ」とだけ言われても、「なるほど~」とは思っても、それ以上その言葉が深く心に入り込んでこないような気がするのです。けれども、「おどろんぱ!」みたいに、「ダンス」をやっている人にスポーツだって「リズム」なんだよ、と踊ってみせてもらうと、そうかも、そうなのよね~、となんだか納得しちゃったりして、自分でスポーツしないまでも、なんだかスポーツを見る眼が変わる気がするのですよね(私、おどるくん以上にその気になりやすいんです・・・)。

先ほど御紹介した新聞記事にも、とりわけ、「野球やゴルフ」などの「1球への集中力、リズム感に加え、勝負どころで力まない脱力が大切なスポーツ」においては、ピアノ演奏の効果が高い、ということが書かれていました。「集中力」、「リズム感」、「脱力のコツ」なんていうことを聞いてしまうと、どうしたって青山さんのダンスを思い浮かべてしまいます。青山さんのダンスには、卓越した「リズム感」に加えて、自由自在な「緩急」があるので、観ている者の感動の軌跡は、「まさか」と「入る」の間をスリリングに行き来しながら、最後はスコーンと気持ちよくホール・イン・ワンするような、きれーいなラインを辿るわけなんです毎週ゴルフ練習場に足繁く通って練習しているにもかかわらずスコアがどうも伸びないと悩んでいるお父さん方にも、「おどろんぱ!」を見ることおすすめしちゃいたいですね。「リズム感」、そして「集中」と「脱力」のコツの何たるかが、青山さんのダンス観ればすぐわかるでしょう!(←コレ我家のことです。でも「英語で踊らナイトの青山先生」と一緒にテレビの前で身体を動かしてみたら、とおすすめするのは、色々な意味で勇気がいりますね~

◇「サッカーとダンス」で、どうしても書きたくなっちゃいました、『ビューティフル・ゲーム』

「サッカーとダンス」と聞いて、黙っちゃいられないのが、青山ファンってもんです!ちょっと書かせてください。今年4月の『ビューティフル・ゲーム』(以下BGと略)、「決勝戦」のシーン!あのシーンの素晴らしさと言ったら、もう・・・。あのシーンに関しては、ただ単に「リズム」とかいう一言では言い尽くせないほどのものでしたので、今回の「おどろんぱ!」ネタに絡めて書いていいのかはわかりませんが・・・。BGの「決勝戦」は、サッカーというスポーツの動きをダンスに取り入れたものだったのですが、とにかく、それを踊っていた青山さんがいまだ言葉にならないくらいに本当に素晴らしかった!そしてサッカーというスポーツを、ダンスというものであそこまで表現することができるのか、そんなことにただひたすら心を動かされたシーンだったのです。あのシーンでは青山さんたちのチームは負けてしまうチームだったのですが、「決勝戦」のシーンで踊る青山さん、あのフィールドで舞っていた「青色の11番」は、間違いなく「ファンタジスタ」という名にふさわしいプレイヤーでしたよね。(「ファンタジスタ」っていう言葉、日本語と原語のイタリア語では、多少ニュアンスは違うらしいのですが、どんなふうに違うのでしょう?)

BG観た後、ついつい眼が行ってしまったサッカー関連の記事を読んでいて、漠然とですが思ったことは、やはりダンスとサッカーって、「リズム」云々ということだけでなく、様々な点で共通するところがあるのかもしれないということでした。フィールドで舞うプレイヤーとスタンドの観客との関係、そして劇場の舞台と客席との関係とのあいだに、「相似関係」が成り立つからこそ、あの作品において、あの場面が「ダンス」というものを通してあれほど魅力あるものと成りえたのでしょうね。そしてまだまだBGについては、個人的にたくさん言いたいことがあるのに、言い尽くしていないところがあるので、機会があったら、また記事にしたいと思っています。とにかく日本版で、あの場面がああいう密度と完成度でもって実現したというのは、マクニーリーさんという演出兼振付家がいて、それをああやって青山さんというひとが踊っていたということによるところが大きい、そういうふうに思っています。ああ、もう一回観たいな~~~。「おどろんぱ!」でも、お三方がそれぞれ「サッカー」をダンスでどんなふうに表現するのか、見てみたかったですね~。

◇そしてふたたび「カレーなるせかい」

今回の曲は、「てるくん」の熱血度(=熱さ=辛い=カレー=華麗なコーチ?ちょっとブレインストーミング風、いやいや連想ゲーム風に単語並べてみました)と「リズム」にかけて(?)なのか、「カレーなるせかい」でした。私個人的には、黄色ご担当の森川さんと同じくらい、赤色ご担当の照井さんは「カレー」という食べ物がとてもお似合いな気がするので、今回の展開、とても自然なものに感じました。今年度最初の頃は、導入部分と曲の関連性、あるいはコントから曲への流れのようなものを感じることが難しかった気がしますが、最近は5分でも精一杯「おどろんぱ!」らしさを出したい、という制作サイド様の気概のようなものが、すごく感じられます。

「新作」ではなかったわけですが、この曲、『テネシー・ワルツ』と『ボーイ・フロム・オズ』に挟まれた状態の青山ファンは、青山さんの腰元で揺れるトウガラシの飾りのように、えらくファン心がくすぐられ、「もう1回観た~い」と「早く観た~い」の狭間でココロを揺さぶられる作品ですよね~♪この曲の昨年度の初回放送時も、順序は逆だったような気がしますが、OZと『テネシー』の間の時期だったような・・・(昨年度初回放送時の時点では、ファンはまだ『テネシー~』ご出演の情報を知りませんでしたが)。あのサンバ調な曲、そして腕を覆いつくすヒラヒラ袖の衣裳は、どうしたってOZのフィナーレのI Go to Rioを彷彿とさせるものであるし、青山さんのふくらはぎから足首の美しいラインを堪能できる丈の短い白いパンツは、どうしたって『テネシー』の「エル・クンバンチェロ」を思い出してしまいますね~♪しかも冒頭のおどるくんはトニー谷さん風眼鏡をかけて、MCなどしてしまっているわけです。(トニー谷さんは、江利チエミさんがデビューする頃、ジャズコンサートの司会者として有名だったのだそうです。チエミさんファンの方のサイトの記事を読ませていただくと、江利チエミさんご出演の日比谷のジャズコンの出演者リストにも、トニー谷さんのお名前があるわけなんです。)ファンは「祭りの後」&「祭りの前」症候群がごっちゃになった状態でクラクラというわけです~

青山さんの『ボーイ・フロム・オズ』、まだご覧になったことのない方は、この再演をどうぞお見逃しのないように、おすすめします。Love Crazyなんていう、これぞ「若さ」というような曲もあれば(一緒にはじけて踊りたくなって困りますよお~)、Continental AmericanやShe Loves to Hear the Musicなどの「真っ赤な薔薇」がこれほど似合う青山さんはみたことない!というシーンもあります(別に「薔薇の花」が演出で出てくるわけではないのですが、「イメージ」として)。そして、Everything Old Is New Againでは、観ているこちらも幸せな気分にさせてもらえる、幸せそうな青山さんが舞台で踊っておられます(家で一人でいるときなんか、ひそかに鏡の前で脚あげてみたりして・・・) 迷っておられる方は、是非是非!観なきゃ損です~(私もお誘いモード)

◆「おどろんぱ!」新DVD、発売予定?

2006-09-27 23:03:10 | うたっておどろんぱ!プラス
以前より新DVD発売の噂はありましたが、アマゾンをのぞいたら、「NHKうたっておどろんぱ!うたとダンスの大メドレー」というタイトルで、11月22日に発売予定となっていました。現在、アマゾンでは「近日発売 予約可」の状態です。他の複数のネットショップでも、11月22日に発売予定となっていますので、今回の新DVD発売は間違いなさそう、うれしいですね~♪11月22日は「いい夫婦の日」、夫からプレゼントでこのDVDもらったら、ゴキゲンになっちゃいそう。ちなみに次の日、11月23日は「いい兄さんの日」だそうですよ、本当に素敵な「いいおにいさんたち」ですものね~、DVD観ながら、お祝いしたいと思います。

自家製のDVD映像(放送分を録画したもの)もよいのですが、やはりファンは断然画質のよい永久保存版を心待ちにしているわけなんです。4月から欠かさず録画してきた「プラス」の自家製DVDの映像を通しで見てみると、やっぱり満足感がすごくありますね~。勿論、「自家製」なので、前には「しぜんとあそぼ」、後には「ピタゴラ」が入り、途切れ途切れなのですけれど・・・。昨年度15分版最終回の「はるのおたのしみステージ」も入るのかしら?あんなライブ、本当に実現したらよいのに~

アマゾンの商品説明には、「NHK教育テレビで人気の、3人のお兄さんたちが音と体で表現する幼児エンターテイメント番組をDVD化」とありました。DVDの検索で、「うたっておどろんぱ」といれると、4件目ぐらいででてきます。お知らせまで~。

◆「こころのこえ」をきいてみよ~!(「うたっておどろんぱ!プラス」9月9日・16日放送分)

2006-09-22 12:53:46 | うたっておどろんぱ!プラス
あまりにも長い記事になってしまい、読みにくいので、内容ごとにサブタイトルを入れて、編集し直しました。(9月22日の23時頃 加筆) 


◇ムビラを弾くヨン様な「じろーくん」

ヨン様な森川次朗さんが、おどるくんに民族楽器の魅力を伝授するシリーズ第2弾。笑っちゃうのだけれど「踊り隊」のときのような笑いとは違うし、それこそ一見「何が言いたいのかわからない」なかをグルグルと回っているようなのだけれど、最後の落ち着きどころになんだか納得しちゃうのですよね~。そうか、「こころのこえ」は、「めだまやきにはしょうゆをかけてたべるのか、ソースをかけてたべるのか」、そのことを聞きたい、そういうことだったのか・・・。おどるくんもしょうゆ?ちなみにわたしもしょうゆだけど・・・。ムビラを弾きながら、随分遠回りしている感じがするのですけれど、終わる頃には、笑っちゃいながらも、何だかじろーくんの「こころのこえ」に自分なりになんとなくわかったようなというか、それなりに感じるところがいろいろあるわけです。子供って、「おどろんぱ!」の、こういう会話の場の雰囲気を楽しめるみたいなところ、結構好きだと思います。「踊り隊」にしても、今回のああいう森川さんのノリに関してもそうなんですが、「おどろんぱ!」のこういうコーナーでは、ヘタな民放のバラエティー番組など見ているときより、いくつになっても素直に笑ってたりしますね~。ああいうところは、一見すると、「大人向け」のように思われてしまうところがありますけれど、子供って実は、大人の会話に首を突っ込みたくなるところがあって、意味が全部よくわからなくても、その場の雰囲気を楽しみながら、ちょこっとずつわかるところがな~んか心地がよくて、なんだか楽しいこの場の雰囲気が好き・・・、みたいなところありますよね。あっ、そうそう、それから「プラス!」になってからのおどるくんのキャラ、ウチの二人はなんだかとっても好きみたいです。(前から気になっているのだけれど、おどるくんのおめめの動きは、どうやって操作しているのだろう・・・?どなたか御存知の方いらっしゃいますか?)

ところで今回森川さんが弾いていた「ムビラ」という楽器、14世紀から伝わる、ジンバブエのショナ族という部族の民族楽器だそうです。昨年のイベントや、「プラス!」の前回の森川さんの回で登場した「ダラブッカ」は、トルコの民族楽器らしいのですが、ヨン様な森川さんが民族楽器の魅力をおどるくんに伝授するシリーズ、おもしろいですね~。ムビラの音って、オルゴールみたいな美しい音色なんだけれども、何だかエキゾチックでちょっと「どうぶつケチャ」を思い出してしまいました(ケチャはバリ島の舞踊なんだけれども)。でも、これはどうやら偶然なのではなくて、この「ムビラ」、一説によると、オルゴールの原型ともなった楽器なのだそうです。そしてジンバブエでは、祭礼や儀式の際に先祖の霊やスピリット(精霊)との交信をするために演奏されてきたという神聖な楽器なのだとか(やっぱり「こころのこえ」をきくための楽器だったのね、納得~)。どうやらショナ族の人々にとって、ムビラが使われる音楽は、トランス・ミュージックであり、ダンス・ミュージックということらしいのです。森川さんのムビラの弾き方も、おどるくんとのおしゃべりと同様に、いつ終わるのかわからないような感じが、何だか深みにはまっていく感じでしたけれど、ムビラの使われる曲は、基本的に「はじまりもおわりもない、おわったら、またはじめにもどる」という循環構造の音楽なのだそうです。

「民族楽器」といえば、2002年度「そとにいこう」の回、はらっぱでアフリカの打楽器に合わせて、即興的に青山さんと森川さんが踊っていたのホントに素敵でしたね~。これまでにも何度も言っているのですけれど(←シツコイ)、こういう楽器で即興的に踊る青山さんたち、ホントにカッコイイ、大好きです!「こーじくん」モード、「じろーくん」モードをできるだけ抑え、アーティストとしての側面というか、等身大の青山さんたちが垣間見られるような形で、もう一度実現しないものでしょうかね~。(新しくファンになった方々は、昔の映像を録画していないでしょうし、初期おどろんぱ!にはDVDに収められていない名物シーンがたくさんありますからね。私も2001年度初期のものは、録画できていないものも多いです。)打楽器だけに限ったことではないのですが、民族楽器の音って、青山さんたちのダンスの魅力を引き出す音だと思うのです。以前にも書きましたが、2002年度の「そとにいこう」のあのシーンのおかげで、ウチの息子ら二人は太鼓に興味を持ち、その年の誕生日プレゼントにキッズコンガを買ったんです。あのシーンは当時2歳と3歳ぐらいだった二人が大好きだったシーンで、やっぱり男の子は、「カッコイイおにいさんがストレートなカッコよさで踊っている」ところは大好きなんですよね。話を元に戻して、この5年半のあいだに、いろいろな音、そして音楽を青山さんたちのダンスで見せていただいているのですが、まだまだ世界にはいろいろな音、そして音楽があって、もっともっといろいろな音や音楽を青山さんたちに視覚化して見せてもらいたいのです。やはり「音楽のよろこび」を身体でこんなに感じられる番組は他にはありません。私なんかは、いつも「コレ、いいわ」という音楽やら、素敵な音に出会うたびに、青山さんのお姿が浮かんできてしまう妄想体質ですので、まだまだ青山さんたちにやっていただきたいことは、たくさんあります!

◇「こころのこえをきかせてよ」NEWヴァージョンと青山さんの「肘」

その一方で、やはり「おどろんぱ!」の名曲を、今の青山さんたちが見せてくれるという今年度の試みも大好きなわけです。「おどろんぱ!」ほど、素敵な歌詞がついた歌がいっぱいの子供番組って他にないと思うのです。とてもシンプルなことばを選んでいるのに、伝わってくることには、すごく感じることがたくさんある。子供たちもきっとそんな歌詞の世界を楽しんで、イマジネーションを膨らませているのでしょうが、私も「おどろんぱ!」の歌を聴くときは、あまり「こどものうた」として意識していない気がします。そんなすてきな歌詞の世界をまさに「眼からウロコ」の状態で伝えてくれるのが、青山さんたちのダンスなのです。「こころのこえをきかせてよ」、私この歌大好きなので、「かいてんもくば」に引き続き、とてもうれしかった~♪「あ・イ・ウ・え・オ」のそれぞれの文字の「かたち」だけをただ単にまねるだけではなくて、その文字の持っている「ちから」みたいなものも、身体で表現されている感じでした。画面に飛び出してくる皆様、五人五様で、見せ方がお上手ですよね~♪

そして今回、私が言いたいのは、青山さんの「肘(ひじ)」!キュッとひねりの効いた力強い美しさ!青山さんの「肘」に関しては、へーまさんもPlatea、2005年3月30日の記事で、ずばり「肘」というタイトルのもと、その魅力について書かれていますので、未読の方は是非一度お読みになってください。その中にもあるのですが、「肘を締める」、「肘を伸ばす」、「脇を締める」、青山さんの「肘」は本当に魅力的なのです!「おどろんぱ!」の広場で何気なく立っているだけでも、黒いシャツから出ている腕のライン、特に肘から手首のあたりがとっても綺麗ですし、ダンスするときにこの肘が生み出す表情、昔から本当に素晴らしいと私も常日頃から思っているのです。今回の「こころの~」でも、「きみのこころのこえをきかせてよ~♪」の「きみのこころの」あたりで下方向に向けられる肩から腕のラインなんて、最高です。それから同じく伸ばされる腕としては、「ウー うたいたい」のところで、横方向に伸ばされる腕においても、肘を中心にひねりが効いていて、力強さが伝わってくるのです~。逆に「パッパ パッパパ ラッパ」のところでは、肘を折り曲げていますが、このときも脇の締まり具合が、歌詞にある「パ」の音と響きあっている感じで最高です~。肘って、身体のほんのひとつの部分なのですけれど、そんな「部分」が見せる表情が、青山さんの場合には実に素晴らしい。「肘」に限らないのですが、青山さんの身体の「部分」、どこも表情豊かで本当に魅力的なのですけれど、最近はその「部分」が見せる表情の「強度」というのが、以前よりもさらに増しているように思うのです。それなのに、ダンス全体を観ていても、ガチガチに固まっている様子など少しも感じられなくて、精度は高いままなのに、むしろ「余裕」のようなものが感じられて、観る者としては、以前よりももっともっと自由に青山さんの踊りの時空間であそぶことができる気がするんです。

秋に再演の決まった『ボーイ・フロム・オズ』、第2幕の”Peter’s Sure Thing,Baby”の場面は、青山さんの「肘」の魅力を堪能できるシーンです。このシーン、アンサンブル全員が同じ衣裳で、帽子を目深に被って踊るので(次のシーンのお化粧をされているためにそれを隠すためです)、お顔が見えにくく、どなたがどなたか判別しにくいのですが、青山さんはあの「肘」を中心にした、卓越した腕の動きですぐにわかると思います。主人公ピーター・アレンの「確かだぜ、ベイビー」(このシーンのタイトルそのまんまですが・・・)な雰囲気がダンスで伝わってくる場面です。また「おどろんぱ!」に話は戻るのですが、私個人的にオールド「おどろんぱ!」のなかで思い入れがあるのは、2002年度の「かいてんもくば」の肘です。脇を締めて、曲げた肘を腰のあたりに引き寄せながら、肘から下、そして手先で弧を描くようにして、軽やかに跳躍しながら前にステップを踏んでいくところなど素敵でしたよね。それから両腕で90度の角を作るように上方、前方にまっすぐ伸ばされる腕も素敵でした。こんなふうに曲げられた腕から一転、伸ばされる腕というものがとても端正で力強いのです。ただ腕を伸ばしたり、曲げたりするだけなのだけれど、青山さんの腕には、この「肘」を中心に、本当に生命感の溢れる、多種多様な豊かな表情が生まれますね~♪

・・・こんな生命感溢れる表情をダンスに付加する肘がある一方で、『グランドホテル』の”I Waltz Alone”での「マリオネット振り」や『森羅』での「人形振り」などでは、この肘が「人間らしさ」を青山さんの身体から奪うのです。こういうときの青山さんの肘は、生身の人間の関節としてのそれには全く見えません。まるで人形の軸に使われている二本の木の棒を接続している留め金、そんなものさえ見えてくる気がしてきます。同じマリオネットでも「陽」のイメージのものでは、2002年度「かいてんもくば」にも、操り人形のような振りがあって、古きよき時代の遊園地の風景がさあ~っと広がったのを覚えています

◇そうだ!私も自分の「こころのこえ」をきいてみよー

ところで、「おもいっきり こえをだしてきかせてよ~♪」なんて歌いながら踊っていただいてしまうと、ノリやすい私は、ついついイイ気になって大声をだしたくなってしまいます。ということで、ここからは青山さんファンとして、また「おどろんぱ!」ファンとして、この上半期を振り返りつつ、ちょっと自分の「こころのこえ」をきいてみようかと思います。早いもので「おどろんぱ!プラス」も今年度の折り返し地点が目前。4月に新番組としてスタートした当時には、どんなに頑張って強がってみても、もう「5分」が短すぎて、短すぎて・・・。毎回、番組終了後には寂しすぎてテレビの前で突っ伏してました。こうして新スタートから半年経ち、NHK様にお伝えしたいことは確かにた~くさんあることはあります。例えば、今でも「5分」は短い!何とかならないのでしょうか~、せめて10分、あるいはもっと回数を増やすとか・・・、だってこんなに出演者・制作の皆様の熱意のこもった素敵な番組を、あんな隙間のような時間枠だけに大人しく収めておくのはもったいないわよ~、などなど・・・。しかし、しかしです!こうして毎週たったの「5分」だけでも、青山さんたちのダンスがテレビで見られる、そして「おどろんぱ!」というちょいとそこらへんにはない、楽しい番組が見られる、やはりこのような状況があるということ自体、本当にありがたいことなのだわ、と心の底から思うわけです。NHK様、本当にありがとうございます。

現在のETVには、それこそ「日本のコンテンポラリー・ダンス最前線!」ともいえるダンスがわんさか溢れていて、視聴者としてもそんな「ダンスいっぱい」な雰囲気をとてもうれしく、よろこばしいなと思っています。「からだであそぼ」では、「こんどうさんちのたいそう」に森山開次さんのダンス、「あいのて」では白井剛さんの「ワニバレエ」、ちょっと前の「ドレミノテレビ」では珍しいキノコ舞踊団が踊る回もありましたよね。子供も、一緒に見ている大人も、個性豊かな表現に触れて、よい刺激が受けられるいい時代になったということをつくづく感じます。どの番組も趣向の凝らされたものばかりですし、どれも「からだ」の面白い可能性を示してくれているようで、あれこれ見ているのは一視聴者として、とても面白いです。今の世の中で「アート」なんていう言葉を聞いたときに、絵画などより、ダンサーたちの身体のほうが、なんだかいろんなことを感じられるきっかけになるような気がして、ピッタリくるような気がするということは確かなことのようです。多分、ETVの「ダンスいっぱい」な雰囲気も、そんな風潮からきているのかもしれませんよね。

これだけたくさん、個性豊かで魅力的なダンスがETVには溢れていて、それを楽しんでいる自分も確かにいる。それなのに、どうしても見たい!もっと、もっと!と思わせる、この「おどろんぱ!」という番組の魅力は、一体どういうことなのでしょう。おそらくこんな気持ちを抱いているひとは、私ひとりに限ったことではないと思います。ネットの世界では、気に入った音楽や映像を、ワン・クリックで手に入れられる時代。もし、「おどろんぱ!」を放送しているNHK様が、「受信料」というシステムではなく、そんなネット時代のシステムに則ったシステムの下に運営されているのだとしたら、「おどろんぱ!」にワン・クリックという方、どれだけいるでしょうかね、きっとかなりの数になるでしょうし、子育て中の親子だけにとどまらないでしょうね(今でもこの番組を楽しみにしているのは、お母さんと子供だけではないのは確かですけれど)。2001年の放送開始から数えて、今の段階では5年半経ちますよね。それにもかかわらず、まだまだやっていただきたいことはたくさんある、というのが正直なところです。「どうしても見たい」、「もっともっと」と思ってしまう、それは、視聴者のこころのなかに「長く続いている」ということよりも、「必ずなにかやってくれる皆様」という、出演者の皆様、スタッフの皆様に対するゆるぎない信頼感がどっしりと根をおろしているからではないでしょうか。

確かに「おどろんぱ!」という番組、「イケメンお兄さんたちがうたっておどる、お母様たちのための番組」みたいに解釈されてしまうところがあって、そうのたまっている私だって立派にそのうちの一人ですし、勿論そういう部分もあります。確かに青山さんたちおにいさんずは皆様それぞれに「カッコイイ」ですしね、ひとみちゃんもますます素敵になっているし、おどるくんもストレッチマンと同じぐらいインパクトありますものね~。そんなことわざわざ否定しようなんて思ってもいません。でもヴィジュアル的にカッコイイ!それだけだったら、5年半もファンはついてこないと思います。そしてお母様たちが楽しんでいるからと言って、子供が楽しんでいない、そんなことは全くありませんよね。やっぱりこの番組には、大人にとっても子供にとっても、他の番組にはない「底知れない魅力」というものがあると思うのです。そしてその「大人」だって、お父様方やお母様方だけではありません。そんな「おどろんぱ!」の魅力を一言で言うのは難しいのですけれど、純粋に楽しさを追求しているのに、感じるところがいっぱいある、そういうところでしょうか。人間楽しいときとか、わあ、いいな~って感じるとき、何も考えていないようでいて、実はいろんな「芽」のようなものを育てている気がするのです。「おどろんぱ!」ファンが絶えない、というのはこんな「こころのこえ」がいつもからだのなかに響いているから、一視聴者としてはそんなふうにいつも感じています。(いつも長い記事なのに読んでいただいてありがとうございます。