料理の自信が 崩れるとき

２２歳で　結婚して４８年　

何年か　小舅達がいて　舅がいて　最後姑が頑張って残って

家族３人になって　１０余年

ずーッと　料理を作り続けてきた

姑は外食を嫌うので　１年中料理を作ってた

誰も　褒めはしない　でも　文句も言わないで

食べていたので　私なりに　料理上手と　自負してた

が

ここ　１，２年　御ジーが　お昼を作るようになった

食事内容も変わった

朝は　ご飯　味噌汁　魚　漬物　卵　ウインナ等々　私が作る和食

パン食は　週2日　御ジーが　サンドイッチだの　ピザっぽいのだの

色々作る

夜は御ジーが　たくさん食べたくないというので　つまみ程度と酒

が夕飯になった

つまみは　ほうれん草の胡麻和え　とか　煮物とか　簡単なもの

と　ヨーグルト　と　酒　私は赤ワイン

だけになった

それでもお腹が空かないのだ

というのも　どういうきっかけか　忘れたが　御ジーがお昼を作るようになった

それが　思いもよらず　御ジーは　料理上手　料理に手を抜かない

美味しい美味しい　と　昼は　お腹いっぱい

で　夜が　手抜きになった

こんなに　料理上手　料理好きなら　もっと早くから　台所に入れちゃえばよかったわぁ

昨日は　おじーが　柿の木の剪定をしてた　１１時半過ぎてる

「御ジー　今日は　私が作ろうか　」って言ったら

「オー　頼むよ」って　めんどくせー　けど仕方ない　

まずはチャーハンでも作るかと　野菜を刻み　

さて　炒め始めるかと思ったら

御ジーが台所に入ってきた

「剪定は終わったの？」

どうやら　料理をしたくて　早めに　切り上げたみたい

で　私は　台所から　追い出され　ラーメン　チャーハンのお昼(^_-)-☆

ラーメンは半分こ

夜　御ジーが言った

「俺って　料理好きみたいだな」　だと

何をいまさら

「あんたは　料理上手で　料理好きだよ！　」

美味しいもん　これは　悔しいけど事実

前は時間がかかってたけど　今は　だいぶ　短くなった

段取りがわかってきたのだろう

調理が終わると　流しをきれいに洗い　終了

私は　色々出しっぱなし　だった　

今や　私の　４０うん年の　料理上手の誇りは　無残に散った

でもま　いいや　

美味しいものが食べられるから　楽ができるから

それと　食生活を変えたら　痩せてきた

夜　たいしたものを食べないからね

お腹いっぱいにならない

ま　年をとったから　できる食生活なのかもね

褒めておだててやる気を出して

これからも　御ジーに　お昼を作ってもらおう