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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

フウセントウワタ - APG体系は嫌い!

2020-07-15 14:44:26 | みんなの花図鑑

フウセントウワタは ガガイモ科なのか、 キョウチクトウ科なのか?
1998年 APG分類体系ができるまでの 「新エングラー体系」では ガガイモ科 だった。 それが APG体系ではガガイモ科は 「キョウチクトウ科」に含まれることになったらしい。



従来の「新エングラー体系」は、 花の構造などの形態的な特徴を基にした分類方法でした。なので、 フウセントウワタが「ガガイモ科」と分類されていたというのは ガガイモの花や綿毛を見ている私には違和感なく共感できる(共感の問題じゃないのだけれど・・・)
新しい分類体系のAPG体系は、 DNA(ゲノム)の解析技術の進歩により、遺伝子解析に基づいて推定された系統樹(生物の進化の道筋を描いた図)による分類法なので、そういう分野に疎い私にはまったく付いていけない。




だから、キョウチクトウ科に分類されることになっても、 キョウチクトウ科共通の形態的特徴があるにちがいない!なんて あっちの方向を向いて行ってしまう (ToT)





でも、キョウチクトウ科に共通する形態的特徴というものもあるらしい。(ガガイモ科ではごく自然に言われてきたことだけど)
☆ キョウチクトウ科の植物は、花冠が5つに分かれています。




☆ キョウチクトウ科の植物は、花冠の中央に副花冠があります。
↑ これ、いいよね。 共通の形態的特徴だよね (^^♪




アリが集まってきます。もちろん蜜を求めて。

花の構造のおさらい
「花の中心には、雄しべと雌しべが組み合わさった「蕊柱(ずいちゅう)」(肉柱体 [gynostegium]がある。蕊柱のてっぺん(柱冠)は五角形で、5辺に褐色の膜状の葯、その外側には赤紫に色づいた「袋」(図鑑では「副花冠」と呼ぶ)があって蜜をたたえている。」
(福原のページ「フウセントウワタ(ガガイモ科|キョウチクトウ科)」)


4 コメント

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Re: fukorouさん^^ (アブリル)
2020-07-15 21:34:23
fukorouさん、こんばんは~
実はパソコンが起動しなくなり、先ほどまで復元ポイント使って復元していました。2時間50分かかりました(ToT)
大部分は復元したのですが、MicrosoftのOffice、実は私、バージョン2003と 2010 と2つ入れてたんですよ。2003がもちろん「旧」、2010が私にとっては「新」だったのです。それで、復元してみたら「旧」のほうが復元され、「新」は復元されませんでした (´・ω・) 復元ポインターも、こちらのこと、よく分かってるな~、なんて苦笑しちゃいました(^^♪
(それでも最近は「新」でないとできないこともあるので、今「新」のほうもインストールし直してますが・・・)
どうやら、初期化しなくて済んだので、とりあえず 不幸中の幸いでした。
「旧」のほうがいいことありますよね~~
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私も嫌いです (fukurou)
2020-07-15 21:10:43
アブリル様
こんばんは。
APG分類体系、私も嫌いです。
旧の分類体系が体に染みついています。
ネット検索しても旧と新と両方出てきてややこしい。
ほんと老人泣かせです。
ウセントウワタはガガイモ科の方がしっくりきます。
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Unknown (avril_kanabun)
2020-07-15 20:19:12
あれ、お世話になってる花かんざしさんですか\(^^)/
ツタのスレでは大変お世話になりました。なんとデンパーク、行って見えたのですか!
> 2種類しか分かりませんでしたが
返す返すごめんなさいです。3種類と思っていたのもどうやら私の勘違いらしく、石垣にはナツヅタと 中国大葉ツタの2種類だけのようです。今、最終整理をしているところですので、整理がついたらブログの方、更新します。
パソコンが起動しなくなり、スマホからでした
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Unknown (花かんざし)
2020-07-15 19:54:36
アブリルさん、こんばんは。

アメリカヅタの件では大変申し訳なかったです。図鑑に載っているアメリカヅタに似ているとの思い込みでしたね。今日、デンパークに行って来たんですよ。2つの樹木版見つけました。ヘデラ(セイヨウキヅタ)以外に2種類しか分かりませんでしたが、写真を撮って来ました。

フウセントウワタの花、とても綺麗ですね。果実も面白いです。APG分類体系は私もよく分かりません。
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