アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ナンキンハゼ - 愛知県岡崎市 矢作川

2017-12-28 21:52:26 | みんなの花図鑑

白い仮種皮はロウ質です。
ナンキンハゼはロウを採るために中国より輸入され、
各地で栽培されてきました。

ハゼの木のロウで作られたロウソクは
江戸時代に入ってから庶民にも手の届くものとなり
和ロウソクとして装飾を施したものが作られました。

冬になり 食べる実が少なくなると、
ムクドリたちが群れになって このハゼの実を食べに来ます。
ムクドリなどは皮の部分のロウを消化できるので、
翌年、種子が 至る所で 生えてくるという訳です。



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