こんばんは！
今日の作業場からは・・・
車検整備中のギブリ君です。
お客様からの整備希望内容は、
一通りの２４か月点検、エンジンオイル・ＬＬＣ・ブレーキフルードなどなど、
それに加えて、ブレーキパットの交換、ホーンが鳴らない、サイドブレーキの警告灯が点かないなど、
いろいろあるのですが・・・
下廻りの点検をしていた所、ステアリングのラックブーツも見事に二つに割れているのを発見！
これも、交換です。
まあ、一つ一つ、クリアーしていきましょう！
まずは、鳴らないと車検が通らないので、ホーンから・・・
この時代のマセラティは、今と違って電子ホーンではなく、
よく、フェラーリホーンと呼ばれる、エアホーンを使用している為、鳴らなくなる事は
実は、よくあったりするのですが、
この原因が、エアを圧縮するコンプレッサーがＮＧの場合少々やっかいなのですが・・・
フェンダーのインナーカバーを外して、ホーンを確認。
コネクターを外して、バッテリーから直接電気を流してみます。
鳴りますね！
という事は、コンプレッサーは大丈夫。
次に、配線に電気が来ているかを見てみましょう。
これも、大丈夫ですね。
と、いうことは・・・単純にコネクターの接触不良？
確かに、２０年も前のクルマですから、コネクター関係は、劣化していますよね。
コネクターを新しく作り直したところ、正常に鳴りました。
これで、一安心。
さて、次に、ステアリングのシャフトブーツです。
この年代の、ギブリ、クアトロポルテはステアリングラックが少し特殊な構造をしていて、
外すのが少々やっかいなのですが、外したブーツがこちら
ご覧のように真っ二つです。
早速取り替えて、
交換完了です。
さて、後はサイドブレーキの警告灯。
１番考えられるのは、メーターの球切れ、
という事で、メーターを外します。
ステアリングコラムを外して、その奥にあるボルトを外して、
メーターが外れました。
電球を交換して、組み戻して・・・
あれ？点かない
それじゃいったいどこだ・・・
サイドブレーキＳ／Ｗだと、結構ヤバい事に・・・
運転席をはずして、サイドブレーキＳ／Ｗを確認した所・・・
あれ？コネクターが外れている。
とりあえずはめてみて、確認。
点きました。
ほっと、一安心なのですが、なぜサイドブレーキＳ／Ｗのコネクターが外れたのかは謎のままです・・・
これで、後は通常の車検整備なので、問題はないはずだったのですが・・・
なんと、ブレーキパットが在庫切れ、部品屋さんも取り寄せになるので１週間掛かるとの事。
と、言う事で、Ｓ様大変申し訳ありません。
車検完了まで、もう少しお待ちくださいませ。
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