俺LOG

今年も偉そうに物を書いていきます。

死ぬかと思った日。

2005年01月14日 | Diary
朝…妙な便意で起こされた。
トイレにフラフラ歩いてウンコをしようと便座に座る。
痛い。これは難産になりそうだと、プロジェクトXのマンガを読む。
瀬戸大橋を架ける男たちの話である。
いやしかしいつもと様子が違う。ウンコが出ないどころか、
痛みはますますひどくなり、思わずマンガを置いた。

あーなんかヤバそうだ。
布団に潜りこむ。
左の下腹部の痛みはひどくなり、思わず声が出る。
どういう体勢をとっていても痛いので、コロコロと体を動かす。

そのときの俺は、
「ウンコさえ出れば大丈夫だろう」
という安易な考えだった。
しかし、俺の体は大変な病魔に侵されていたのだった。
ちょっと大げさか…。

30分ほど腹痛は続き、その間何度もトイレに行った。
そして突然吐き気が襲い、胃液が飛び出した。
痛みで吐くというかつてない痛みに、ちょっとだけ怖くなった。
脂汗が額を覆い、痛くて涙が出るという恥ずかしい俺。

時刻は9時を回る。
会社に電話して遅れそうだと伝える。
入社したばかりの会社なので、非常にマズい。
マズいとはいえ、動くことができない。

それからも痛みは続く。
痛み発生から2時間。もう限界である。
親の会社に電話。手が離せないと言われ切る。
妹に電話。病院に連れて行ってもらうことに。
これで妹が出なかったら救急車だと覚悟していたので、助かった。
それからしばらくして、母親が慌てて電話をしてきた。

病院に到着。貧血っぽく意識が朦朧としてくる。
自分が何をしているのかわからない状態である。
会社に電話。病院に来ていることを告げるが、
自分が何を話しているのかわからなくなってくる。
看護婦さんに説明したいのだが、説明する声が出ない。

尿検査に行く。
ものすごい濁った尿が出た。

「尿管結石」の疑いだった。
俺の尿管に石が詰まったと言うのである。
およそ若者には発生しないような名前の病気である。
若くないことを改めて告げられた感じがした。

尿が出ると、痛みが少しずつ治まった。
石が尿で移動したらしい。
その後点滴を受け、超音波の検査を行った。
すると病院の先生がここではハッキリと検査できないので、
泌尿器科に行けと言われる。

そして泌尿器科へ。尿検査とレントゲンを撮られ、診断は。
「ここ。ここにね、石があるんだよ」
そこには小さな白い陰。

「どうしたら治りますか?」
「うん、水分をね。一杯摂って。あと運動してください」
「運動?」
「昔から尿管結石は『水飲んで縄跳びしろ』って言うくらいでね…」
「わかりました」

水分をバカみたいに飲んで飛び跳ねることにする。
石が出たらまた報告しようと思う。

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2 コメント

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Unknown (884。)
2005-01-14 18:51:07
まぁ、『医者も痛がるこの痛さ!』って言われるくらいらしいからねぇ・・・(´・ω・`)

うちのおかんも声が出なかったそうな。



ま、運動と水分補給をシッカリ取る事。

あと余計な心配してると悪化しますので気楽にねぇ・・・。

あと、グレープフルーツ厳禁ですよ~。



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怖いなぁ・・・ (なんちゃ)
2005-01-14 18:31:33
想像がつかないだけに、とても怖い気がしますね・・・。

ちょっとググってみたのですが、

ビタミンCを摂りすぎたり、寝る前に食べるのも良くない見たいですねぇ。



俺も若くないので気を付けようと思いましたよ;;



俺様、お大事にです m(_ _)m

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