leka

この世界のどこかに居る似た者達へ。

鋼鉄の扉。

2016-03-31 15:52:29 | music
この間はれてメタルネームを手に入れたあたくしでございますが、THE ONE限定ライブには当然の如く落選

はたして、アタシがBABYMETALのチケットを手にする日は訪れるのでしょうか。

東京ドームチケットは手に入れたいなぁ


明日4月1日は、BABYMETALのセカンドアルバムの発売日、そして、2日はイギリス・ウェンブリー公演です。

世界中が彼女達の動向を見守っています。



ロックの世界では昔、ニューヨークパンクの女王と言われたパティ・スミスがフランス公演で歌っている真っ最中、


「アタシのしたい事はこれじゃない。フレッドと結婚することだ。」


と気付き、あっさりステージを降りて当時付き合っていたボーイフレンドと結婚しました。

世界中のパンクスから愛され、求められていた彼女は表舞台から姿を消し、MC5と言うバンドのギター”フレッド・ソニック・スミス”との間に子供をもうけ、静かな結婚生活を送りました。

そう言う事で、アタシはいいと思います。

BABYMETALの彼女達の人生も、可能性は無限。

どんなに求められたとしても、彼女達を縛る鎖はない。

何も気負う事はないし、何も心配する事もない。


「ちょっとイギリスに行って来ま~す」ぐらいの気持ちで、ウェンブリー公演も楽しんで欲しいですよね。

そうやって軽く受け流せちゃうところが、十代の女の子達だからこその強さなのだから。周囲の大人達が余計な事言わないでね。


んんー、まぁ、それにしても、この盛り上がりは凄いかも

”METAL”って名前を冠しているばかりに、四の五の言われて来たけれど、本日を迎えた訳です。

凄いなぁって、胸が熱くなります。

世界が求めた3人の十代の女の子。


「メタル世界」があるとするならば、そこは暗い色彩の荒涼とした果てしない場所であっただろうし、そこにある重厚な扉はいつだって固く閉ざされていたはず。

未来永劫開く事のない様に見えた扉の真ん中から一筋の光が見え、軋みながらその鋼鉄の扉は今、ポニーテールとツインテールのティーンネイジャーの女の子達を前に大きく開いた気がしてなりません。

「ずりぃよー。なんでだよぉー。」

なんて言うアホ共の声を尻目に、彼女達は少し幼さえまだ残るその横顔に、無邪気な笑顔を浮かべているわけです。

だけど、彼女達は楽してここまで来た訳ではないし、沢山の時間を練習に費やして来たはず。

「いつでも帰っておいで。」と言う過保護な自分の親心を抑えて、「ここまで来たのなら、もう、行けるとこまで行こうじゃないか。」と応援する気持ちも熱くなります。

THE ONEのMVで、三角形のゴンドラに乗ったYUIMETALの顔に光る汗。

「根性と気合で引っ張るヘヴィメタルと言う音楽」をとてもよく表していました。

そう、”根性”と”気合”。



このバンドも”根性”と”気合”のバンドだと思います。信じられないけれど、初代のヴォーカルは短髪でバンドはパンク寄りだった。

間違いなくメタル街道を突っ走って、鋼鉄の扉を開けた人達。

「ヘヴィメタルはギターフレーズが命です。」のお手本の様な方々。

来日するらしい。日程がBABYMETALのTHE ONE限定ライブと丸被りらしい。

BABYMETALと会えないじゃんね。


エド・フォースワンで来るのかな。直ったのかな。

てか、ブルースが操縦とかハンパない。


どこかのタイミングで彼女達がメイデンさんに会えるといいね。





Iron Maiden - Aces High (Official Video)