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前立腺癌 - 病期分類 T2c 、前立腺に限局・両側への進展

2021-08-05 14:05:20 | 前立腺がんと告知されて
2021年7月29日 A病院泌尿器科F医師より症状についての説明を受けた。病期分類上は T2cであった。いわば中期に該当する。気持ちとしては、もう少し初期段階で発見されたガン、ということを期待していたのだが、これが現実というもの。

説明は私ひとりで受けた。妻と同行して一緒に聞く、という選択肢もあるわけで、そうする方も多いだろうと想像するが、私の場合は、自分で調べて自分で説明をうけて、自分で租借した上で、私から妻に説明する。という方法をとった。

頭の中では、「悪いところを取ってしまえば再発することなく過ごせる “はず” 」という思いと
「先のことは、先のこと。誰にもわからない。心構えとしては、再発することも頭にいれて、自分のそのときのための準備をする」 という思いが交差している。 取り立てて死刑宣告を受けたわけではないが、こういう状態は、いわば「猶予期間」のようなものだろう。 楽観的に考えすぎるのは性格に合わないし、まして、悲観的になりすぎて、命に縋りつく為にバタバタするのはもっと嫌いだ。 冷静に考えれば、ふたりに一人はガンで亡くなる時代。 問題はその「猶予期間」がどれだけあるか、という「時間の問題」ということ。

悲観的に考えて、......その為の準備をして......あとは楽観的に過ごす。というのがベターな過ごし方なのだと思う。断捨離を進め、残される者達のためへのいくばくかの遺産を整理し、財産的なものの内容を整理・メモして、その面でトラブルや嫌な思いをさせることのないようにしておく。下世話な話ですが、終身保険に入っているので、私の死亡時にはそれなりの金額が保険会社からでるので、そのお金も役に立つはず。自分の性格として、飛ぶ鳥あとを濁さずではないが、経済的な面で残された者達が苦労する状況だけは作りたくない。 例えば、将来再発したとしても、治療はあくまでも保険医療の範囲内で行うだけにするつもり。自費診療の治療はしない、ということ。 仮にそれに費やせるお金があるのなら、生きている間に使うつもり。コロナ禍で旅行にもいけずにいるが、落ち着いたら旅行に出かける為の計画を練り始めている。

まずは、国内旅行から。現役を退いてからは趣味の写真撮影に精を出して、最近は写真撮影で多少なりとも小遣いを稼げる状況にまでなってきた。稼いだお金を原資にして、新しいカメラやレンズも増えているので、これからはそれらを抱えて、全国を撮影旅行してみたいと考えている。
世界的にコロナが落ち着いたら海外にも足を延ばしたい。
自分の責任を果たせる準備が整ったら、後は、自分の好きなことをして残りの人生を過ごす。そういう贅沢があっても罰はあたらないだろう 神様もそのくらいは許してくれるだろうと。笑


august03


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