

母が肩の骨を骨折した。
母のいる特養から電話があった。
転んだりしたわけではない。
夜寝られないから一晩中歩いて
扉を閉めたりしたとき、負荷がかかって
上腕頸椎骨折したらしいとのこと。
母はいつも施設内を歩いている。
カーテンを閉めたり、開いてる戸を閉めたり、職員や入居者の人に挨拶している。
今でも仕事をしたい、なんかしたい、、、その気持ちが残っているからだろう。
母はずっと家族のために動いていた。
今もそのつもりなんだろう。
母のいる特養は医療施設ではない、だから病院と同じ治療をするわけではない。
老人保健施設やグループホームならなおさらない。
介護保険と健康保険は別物なのだ。
医療費は施設側の負担になる。
以前いた老人保健施設では、病気になったらいったん対処していただいて、通院が終わったらまた再入所していただきます、そうでないと施設側が医療費を負担することになりますから。
これが日本の福祉行政の現実です。
今いる特養はスタッフさんも親切です。
医者が言うには
高齢であるから、体に負担がかかるから痛み止めとかは出さない
固定したいけど、腕を上げることになるのでそれはしない。
現在、湿布薬を貼るだけだ。
内出血した血が腕全体に広がってる。
熱が37度出た。
それ以上発熱した場合は、再度通院させるとのこと。
幸いそれ以上発熱しなかった。
処置や理由は分かるけど、これがもし自宅で起きたとしたら
病院はどういう治療をしただろうかとか、、考えてしまう。
こういうことが起きるたび、かつての職場の無理解
心ない言葉に傷つけられたことがフラッシュバックする。
いまだに私は、睡眠導入剤と抗鬱剤を飲んでいる、、。
介護や福祉のNPOやボランティア団体の上層部がそこまで理解してるかどうか
それも懐疑的になる、、のが現状だ。
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