お母さんピアノを弾いてください

優しい母が認知症、強制入院。介護で体を壊し退職。弟とのメールのやりとり、詩や短歌で介護の現実を紹介していきます。

かつて我が家に住んでいたフランス人ジョエルさんからの年賀状を見る母

2017-01-30 10:06:02 | Weblog
かつて我が家に住んでいたフランス人ジョエルさんからの年賀状を見る母




2017/01/29 に公開

天野家は昭和37年から年間200人以上海外の人を無料で宿泊させていました。中には気に入って共に住んでいた人たちもいました。その中の一人、フランス人ジョエルさんと母は親しく、母は日本文化、特に茶道を教えていた。ジョエルさんはパリ大学を出てのちにフランスの文科省の件共助に勤め、論文を書いた。天野家での生活を体験から、日本の産業の発展に家庭教育が重要な役割を果たしていたと。母は認知症で癌である。ジョエルさんは少しでも母が昔のことを思い出してくれるように昔の写真をニューイヤーズカードにしてメールで送ってくれた。極めて個人的に内容ですが、少しでも今の母のことかつての母がずっと主席で数か国語を話した人であったことを残しておきたいのです。でも母は少しも高慢なところはありませんでした。



スミマセン、目が悪くスペル間違えてます。sorry I mistook spell taught is right.

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母誕生日1まきびとの歌

2017-01-30 09:58:14 | Weblog
母誕生日1まきびとの歌



2016年12月11日、母の誕生日、教会の人が誕生祝とクリスマスソング、ハッピーバースデーを歌いに来てくれた。

家族にとって自分たちだけで母の相手をするのはとても心がおれるものです.

お礼のごあいさつで私は「何十年ぶりで母はハッピーバースデーを聞いた。」と話していたら涙があふれて止まらなくなった。

放蕩息子ができることはこんなことくらいであるから。




その時の動画です。




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お母さんピアノを弾いてください

タイトルとなった「お母さんピアノをひいてください」は抒情文芸平成13年春季号に掲載されたものです。 オリジナルモジュールで設置したので、常に上に来てしまうのですが、詩の形が崩れてしまいます。 妄想の中に一日いて おびえ閉じこもる母よ 死ぬほど私は辛いのです 小学生から大学まで首席の母 数カ国語を話し、独学で弾くピアノ 簡単なメロディーはすぐに採譜してしまう母私には できすぎた母だった 高等文官の娘に生まれ 私にも明治流の武士の作法を教えた母 母よ、あなたは私には重かった 父が浮気症でなかったら あなたはもっと幸せでおおらかに私を育てたろうに 悲しみとやり場のない怒り 私はもう子供じゃない 母には私はまだ十五の子供に見えるらしい 二度目の童子となった母 母を悲しませまいと自分を殺して生きてきた少年時 代、青年時代 母よ時には恨みもあるのです 私は普通の人なのです、あなたの家族のようなエリ ートにはなれません それもあなたの悲しみの一つです 私は独りです、それもあなたには悲しみですか 両親の不仲が私を学習に集中させなくなったほとん ど上の空の授業、とうとう不安神経症になった私 荒れた少年時代、机も椅子もよく投げた 立ち直らせてくれたのはあなただった 母よそのあなたが目の前で狂ってく なぜ、なぜ、なぜと叫ばずにおられない 心優しき弟はけなげに母をいたわり料理を作る 他の親族は己の主義に走り、以来家には無関心 挙げ句の果てに「お前達でやれ」とはそれがあなた の主義が出した正義ですか 私だって弱いのだ、いや本当に私は弱いのだでも仕 事でも、家でも強い自分を演じてきたそうしなきゃ 誰があなたをはげませたでしょう 私の救いはどこにある 私を慰める人はどこにいる 二度目の童子となった母 もう一度ピアノを弾いてください 私は歌うから、、、、、、。