ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 秋号 2017

2017年09月09日 19時37分38秒 | 保険のつぼ
保険のつぼ

【 自動車事故!!保険を使用しますか? 】

自動車を運転していて事故を起こさないのが一番ですが、どうしても避ける事ができない場合ってありますよね。

車を運転していて他人に大ケガを負わせたり、建物を大破したり、このような高額賠償ともなれば、自動車保険に頼らざるを得ませんね。

しかし少額損害の場合はどうでしょうか?

自動車保険の多くは、1等級から20等級の間で等級が割り当てられています。
通常、新規加入時は6(S)等級からのスタートとなり、1年間無事故で保険を使わなければ1等級アップします。

なお事故を起こして保険を使えば、それが対人・対物賠償・車両保険使用などの場合は3等級ダウンしますが、この等級は同じ数字でも「無事故係数」と「無事故係数に比べて割増の掛かった事故有係数」に分類されています。
(事故の形態によっては1等級だけ下がる事故もあります)

例えば20等級(無事故係数)の方が保険を使用する事故がなければ翌年は同じ20等級(無事故係数)ですが、3等級ダウン事故を起こし保険を使用した場合に翌年は17等級(事故有係数)、その翌年は18等級(事故有係数)、その翌年は19等級(事故有係数)と3年間は割り増しの掛かった事故有係数が適用され、その翌年でやっと元の20等級の(無事故係数)となります。



高額な損害事故はさておき、保険を使うか使わないかは以下の手順で判断する事をおすすめします。

1. まずは保険を使用する前提で代理店・保険会社に事故処理を進めてもらう。

2. 代理店・保険会社の担当者に保険を使った場合と、保険を使わなかった場合の翌年以降3~5年間の保険料試算をしてもらう。

3 保険を使用しなかった場合の自己負担の合計と保険を使用した場合の累計保険料を比較し、どちらが自分にとって得策なのかを判断する。

高額な損害の事故は保険を使用し、少額の損害は保険に頼らず自己負担すると割り切るのが、自動車保の賢い付き合い方なのだと思います。

【北見 水戸部】





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