しばらくブログの更新をしていませんでしたが、先週は月~金曜まで、仙台方面へ震災支援のボランティアに行っていました。近々教会でも報告してほしいとのことで、今一生懸命文章化しているところです。
そのもっと前の5月21日は、神奈川近代文学館に「没後15年 遠藤周作展―21世紀の生命(いのち)のために」を見に行きました。大学のゼミの先生が鎌倉在住だったため、3,4年ともゼミ合宿は鎌倉でした。その際この辺りもうろちょろした記憶があり、懐かしさがこみ上げてきました。
文学館入り口。
遠藤周作は高校入学してすぐ『海と毒薬』を読んだのが初めてでしたが、何せまだ子供だったことと、キリスト教が身近にない環境にいたために遠藤さんの言いたいことがよくわからず「う~ん・・・」。その後大学に入ってから『深い河』を読んだもののこれもまた非常に淡々とした話で「う~ん・・・・・・」って感じだったのですが、確か大学3年の時『沈黙』にやられました
あんなに一気読みできる本って、そうそう出会えるものではないと思います。
そして昨年はまさに自分の中で「遠藤周作フェア」が開催されていました。「女の一生」に始まって、「王妃マリー・アントワネット」「イエスの生涯」「死海のほとり」「白い人・黄色い人」など・・・とにかく遠藤さんの作品を読み漁りました。
展示は非常に見ごたえがありました。普段個々の本を読んでいる時には、なかなか一人の作家の全生涯を辿るということはないと思うのですが、遠藤さんが「人間の同伴者としての神、そしてイエス」という境地に至るまでの軌跡を、改めて捉え直す良い機会だったなと思います。
次の目標は長崎の遠藤周作記念館に行くことと、「女の一生」の舞台となった津和野へ行くこと。昨年からずっと願っているのですがなかなか・・・でもいつかは是非。
近くの「港の見える丘公園」は、まさにバラが満開
土曜日なので人・人・人・・・。
後々絵付けの資料にするためアップでの撮影も。
そして↑は、白とピンクの混じったバラ。こんなのは初めて見ました。
帰りは赤レンガ倉庫まで歩いて、またシーバスで横浜駅へ。今のうちに大好きなバラが沢山咲いているスポットへもっともっと行ってみたいです