Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

No Nukesペンダント

2015-02-12 10:42:11 | アクセサリー
年明けて早くも2月。28日までしかないのできっとあっという間に過ぎていくことでしょう1月は雪が少なく拍子抜けしていましたが、やはりこのまますんなり春になる…はずがなかった

昨年より原発事故の避難者支援のため、バッジやペーパーウェイトを制作しています。そこへ新たなアイテムが加わりました!お値段は1つ800円(紐がちょっと高めなのですトップのみ販売も可です)、収益は「会津放射能情報センター」及び「東北教区放射能問題支援対策室いずみ」に献金いたします。



ガラスはサンゴバンアンティークを使用、No Nukesの文字が焼き付けてあります。端ガラス使用のため1つ1つ形が違いますのでお気に入りを見つけてくださいね(最近端ガラスもだんだん少なくなってきましたが




昨日2月11日は一般的には「建国記念の日」という祝日になっていますが、日本基督教団では「信教の自由を守る日」とされています。盛岡の奥羽キリスト教センターでも「信教の自由を考える」集会が行われ、沖縄のオスプレイ配備をめぐる住民たちの闘いを描いたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映と、感想の分かち合いが行われました。その会場でNo Nukesのグッズ販売をさせていただきました。お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました



映画を見ながら、その中で起きていることがまさに強者からの暴力でなくて何なのだろう、こんなことをして一体誰が得をしているのかという思いでいたたまれなくなりました。沖縄も福島の問題も、大多数の利益という名目で少数者に犠牲を強いる、人間らしい生活を奪われている人たちがいるのに、その声が報道されず、かき消され、あたかも存在していないことのようにされる、という構造は同じであるように思います。

こんな時私がいつも思い出すのは、マルコによる福音書8:36「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか」というイエス様の言葉です。今や全ての人がこの言葉に、真剣に聴くべきであると思います。一部の、あるいは多数の強者のために誰かが犠牲になるようなシステムはもういらない、誰もが与えられた生命を全うできる世の中であってほしい、そんな思いを込めて1つ1つ制作をしています。
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