アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

M120号制作記その25.5

2017-03-25 17:09:17 | 絵画制作記、スケッチ記、版画制作記
 どうも午前中から描くようにしないと駄目ですね。今日は起床が遅く、早めの昼食後から絵画制作をしようと思っていたら、ずるずると描かずに時間だけが過ぎてしまい、結局描くのは中止になってしまいました。

 まあ確かに、ここんところまた寒くなって若干指触乾燥が遅くなっているとはいえ、今日は制作できたのは事実。今日は左隻だけ描けばいいと思って楽観したのか、とにかく描きませんでした。いけませんね、これでは。

 ある程度制作が進んでいることもあって、お尻に火がつかないと駄目なのかしらん。こうなったら左隻と右隻、2枚まとめて明後日の月曜に描くしかありません。

 しょうがないなあ、もう。でもこうして正直に書いていくことがこの絵画制作記の醍醐味でもあるわけで、一応良しとしましょう(本当か!?)。

 多少疲れていたというのもありますが、しかしこれは言い訳でしょう。まあそんなに自分を責めずに、今日のところは甘やかすということで(本当にそれでいいのか!?)。

 かくも一枚の油絵を仕上げていくのは大変だという(嘘、嘘、嘘ばっかり)。恰好をつけて言えば、今日は気乗りがしなかったということで。

 付)あんまりのんびりしていると、本当に秋の本展に間に合わなくなってしまうので、意外とご本人さんは危機感いっぱいです。とにかく今日はこれから酒飲んで明後日に備えたいと思っております。

 蛇足)今はサントリーホワイトと芋焼酎(そのうち記事にするので銘柄は内緒です)が確保されているので、それをその日の気分で楽しんでいます。今日は両方飲んじゃうかもしれません(あらら)。

模写「聖パウロの昇天」「ドーンヴィル伯爵夫人の肖像」

2017-03-25 08:01:52 | 石膏デッサン、模写、自分の絵

グレゴリオ・ラッカーニ「聖パウロの昇天」 F10号


アングル「ドーンヴィル伯爵夫人の肖像」 F10号

 どちらも2009(平成21)年12月の完成です。

 上の模写は仕上がりに満足したのを今でも覚えています。下地から色の重ね方までうまくいったので納得の一枚。今見ると相変わらずのデッサン力不足があちこちに見受けられて少々がっかりですが、まあそれはそれでご愛敬ということで。色合いはよく出ていると思います。

 逆に下の模写はその仕上がりにがっくりしたのをこれまた今でも覚えています。アングル独特の陶器のようなマチエールは再現ならず。っていうか、そんなことできるわけがないんですけどね。研究者の間でもどうやったらそうなるのかわからないわけでして。しかしながらそれはそれとして、丁寧に描いただけあって、今見るとさほどひどくもない。むしろよく描けているんじゃないの、という感じです。

 これでようやく2009(平成21)年の模写の紹介も終わりです。