喫茶【たんぽぽ】

喫茶【たんぽぽ】《日常の非日常》

ぐるっとパス④

2024年01月31日 20時12分30秒 | Weblog
 今日は「ぐるっとパス」で一件、ぐるっとパスではなく、通常チケットで一件行ってきました。

まず、今回有名な「曜変天目」を見に日比谷の「静嘉堂文庫美術館」まで行ってきました。この曜変天目の完形品としては世界で日本にある3点しか確認されていないという物だそうです。思ったより小さく、普段私が使っているご飯茶碗より小ぶりでした。しかし、めったに条件がそろわないと出ないと言われる模様が綺麗に出ています。流石岩崎家が所有しただけあって、すごい代物のようです。本当に手に持ってじっくりと眺めてみたいものだと思いました。
 残念ながら、曜変天目茶碗は写真が撮れませんでしたが、ネットにいっぱい出てますので参考にしてください。その他、いっぱい写真も撮れたので、youtubeに投稿しようと思います。アップしたらここでお知らせしますので、もう少しお待ちください。




 二件目はアクセサリーミュージアム

こちらもたくさん写真を撮れたのでyoutubeにあっぷします。しばらくお待ちください。

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ぐるっとパス③

2024年01月26日 22時31分05秒 | Weblog
 今日は「相田みつを美術館」が、展示会場のある「東京国際フォーラム」大規模改修工事の為、
2024年1月28日(日)を最後に閉館になってしまうということで急遽足を運びました。
 相田みつをは書家として字を書くことを原点として、文字に命を託し、詩のこころを文字というものに宿らせて作り上げた、ということが
長男である一人(かずひと)さんの説明文からよく解る。
 作品には文字という意志の伝達という側面だけでなく、見た目や気持ち、温度、時には匂いすら感じることがある。
 パソコンやワープロで作られた文章であっても余白を読むことができるように、個性あるいは表現力が筆ににじみでてしまうのは当たり前のことなのかも。
言葉、文字、絵、作品、それらは意志や気持ちや、気分、願い、愛、嫌悪、醜悪、あらゆることを表現するものであって、また受け取る側も
それを自分なりに解釈、理解し受け入れ、拒否していくのだろう。
 相田みつを美術館は今回で一旦閉鎖されるようですが、また、新たな表現の場所として展示されることを願っています。
 もう一つ、「出光美術館」青磁(世界を魅了したやきもの)も見てきました。中国、朝鮮、タイ、ベトナムそして日本の青磁器です。
青磁のことはよく解りませんが、色や形、デザインなど器としての機能よりも作品として遊び心や、バランス、意味ありげな動物や植物の挿入。
家具としての役割も果たす置物。作られた動機や目的など探れば探るほど深いのかもしれない。
 どんな人がどのように使い、そして破棄され発掘され、鑑賞される。何百年も前から釉薬や土や、彩色が研究され、進化してきた。
展示の中で破片だけの展示があり、焼かれる途中で壊れ割れたままくっついているものや、美しい模様がありながら残念にも割れてしまった破片たち。
美しく出来上がったモノたちだけでなく、あと一歩で最高の作品になり得たのに破壊され捨てられてしまった破片。
それらを見たことで作品として展示されていたモノたちの素晴らしさをさらに感じ取ることが出来ました。
 最後に「パナソニック汐留美術館」。
「ジョルジュ・ルオー」の絵画を中心としたギャラリーと、今回の企画展「フランク・ロイド・ライト」(世界を結ぶ建築)として、
モダンな建築の設計図や家具の一部、椅子や机、ステンドグラスの一部などが展示されていました。
 どちらかというと、次回(4月6日から)予定の「テルマエ展お風呂でつながる古代ローマと日本」の方が面白い(個人的興味として)のかも。
 「ぐるっとパス」残り1か月半。まだまだ続きます。
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深川江戸資料館

2024年01月21日 17時01分29秒 | Weblog
深川江戸資料館の画像編集できました。是非ご覧ください。

深川江戸資料館
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ぐるっとパス②

2024年01月17日 10時18分32秒 | Weblog
 ぐるっとパス美術館巡りの二回目。今日は下町墨田区の「すみだ北斎美術館」と江東区「深川江戸資料館」に行ってきました。
 まずは切符。すみだ北斎美術館は都営大江戸線両国駅から5分。深川江戸資料館へは同じく都営大江戸線清澄白河駅から3分。ということで、
「都営まるごと切符1DayPss」を購入。

 前から一度是非行ってみたかった「すみだ北斎美術館」。


残念ながらすみだ北斎美術館は基本撮影禁止のため、詳しくはHPをご覧ください。
 前回の千葉市美術館に続いて、浮世絵の絵をたくさん見てきましたが、外国の方もたくさん来場していて、日本の浮世絵の素晴らしさが日本のみならず、海外でも
とても評判になる理由がよく解ったような気がします。
 絵そのものも繊細で素晴らしいけれど、版画として彫り師、刷り師、製本などそれぞれの職人の仕事の緻密なことが本当に素晴らしいと感じました。
 また、武士だけでなく、一般の町民(ごく一部ではあろうけれど)でも娯楽として、教養として、目にすることができたという文化に感動すら感じました。
一番驚いたのは「北斎のアトリエ」として設営された再現模型でした。北斎が絵筆を持ち、布団をかぶりながら絵を描いている姿です。その姿を娘の阿栄があきれたように
見つめる姿や、くしゃくしゃにした紙が屑籠からあふれるように散らばった部屋。六畳一間の狭い部屋でこんなに世界に知れ渡るとも知らずに一生懸命描いている鬼気迫る姿に
本当に感動しました。北斎の門人の一人が描いた絵を基に再現したとのこと、リアルでまるで本当にそこにタイムスリップしたんじゃないかと思うぐらいの衝撃を感じました。
ホームページ>展示>常設展の中にもその写真が載っていますので是非ご覧になってみてください。
 今回それほど混雑はしていなかったのでゆっくり作品を見ることはできたのですが、一通り見て回って気づいたときには二時間があっという間に過ぎてしまっていました。
年をとると薄暗いし、細かいし、もっと明るいところで拡大してゆっくり解説本を片手に眺めてみたいものです。
 12時を少し回ってしまいおなかも空いたので大江戸線築地市場駅へ。

すごい人の列。どこも高くて、人も大勢並んでいるし、風は冷たいし、で、築地場外市場から道路を隔てたところに「魚月(なずき)」という日本料理店があって、
ランチがそこそこでお鮨もあったのでそちらで昼食にしました。魚月ランチ1,560円、鮨御膳1800円。大変満足\(^o^)/
 次に清澄白河駅へ戻り、「深川江戸資料館」へ。

 ここは江戸の町の暮らしぶりを実感できる資料館で、昭和中頃生まれの人にはなんとなく子供の頃こんな長屋があったな、共同井戸もあり、便所も外にあったり、
一日の時間を電気の明るさ調整で表していたり、猫の鳴き声、物売りの声、火の用心の掛け声が聞こえて来たり、まさに昭和初期までこれに近い雰囲気があったな、
と思わせる街並みが再現されていました。また鬼平で見たような堀端の船宿の様子などこちらも本当にリアルな再現でした。
 中では説明していただける方も幾人かいらっしゃり、年配の方が良く来られて、同じように昭和の初期の頃もこんな感じだったと懐かしそうにお話しされる方も
多いのだとか。65歳以上の下町に住んでいた方なら思い当たるところも数多く見受けられるのではと一度は行ってみてください。
 そんこんなでタイムスリップした一日を楽しく過ごしました。
 ところで、現実に戻り、今回、常設展と特別展のすべてを見るには「ぐるっとパス」よりも65歳以上の割引券の方が得だということで、そちらを購入。
今回「ぐるっとパス」を購入してみたものの、改めてパンフレットをよく検討してみると、パスで無料になるもの(常設展、特別展、企画展)はごく一部で、
ほとんどは割引で、それも100円200円ぐらいしか引かれない。結局は一つ一つ各美術館の企画展・特別展を見に行った方が得策だったことが判明しました。
 ま、使い方次第でしょうけど私にとっては65歳以上の割引や、本当に興味ある美術展だけに絞って行った方が結局はお得だったという結論でした。
それでも、美術に接する機会としてはこれが無ければあえて美術館巡りなどしなかっただろうけれど・・・。(^-^;
 まだ有効期限はあるので、さらにあちこち足を延ばしてみたいと思っています。しかし、美術館のはしごって意外と疲れますよ。二三軒回るだけで1万歩は越えますから。
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ぐるっとパス2023

2024年01月13日 19時36分25秒 | Weblog
「ぐるっとパス」という美術館・博物館等共通入場券&割引券を昨年の4月に購入して行こう行こうと思いながら、なんだかんだと機会を逃し、
やっと先日1件目の美術館に行ってきました。


 まずは遠い美術館から探して、「千葉市美術館」に行ってきました。
JR千葉駅まで行き、モノレールで2駅。「葭川(よしかわ)公園駅」から歩く事数分。ビルが立ち並ぶ一角にありました。
このパスは東京を中心とする101の美術館・博物館の入場券、割引券がセットになったチケットです。条件は美術館・博物館によってかわりますが、
常設展、企画展、イベントなどはそれぞれの展示館によって無料や割引が異なります。今回は企画展50%引きで750円、常設展は入場無料。
 続いて両国、錦糸町などの美術館などをはしごするつもりでしたが、千葉市美術館だけで観賞するのに2時間半もかかってしまい、
昼食やら移動時間も含め6時間以上費やしてしまいました。
 この日から2か月のうちにあと何件回れるか、元はとれるのか、取り敢えず無料を中心に、近場をピックアップして頑張って回ってみようと思います。
 「サムライ、浮世絵師になる!」鳥文斎栄之(ちょうぶんさいえいし)展。面白かったです。半分ぐらいはボストン美術館などの海外の美術館所蔵のもので、
めったに見れないものも数多く出展されており、大変興味深かったです。
 浮世絵の絵筆の現物があり、実際の絵の細密な筆致が毛筆で書かれているのに非常に感動しました。また、サービスで版画でハガキに重ねて刷るものがあり、
1枚の絵に5回重ねて刷り込む体験もし、なかなか楽しかったです。(一人1枚X二人無料)



次回はすみだ北斎美術館へ行く予定です。
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