不二家

普通なら固有名詞は伏せるのだけど今回ははっきり書かせていただきます。
今回の不二家のやり方は消費者を馬鹿にした汚いやり方といえる。
なぜなら、問題がわかった11月の時点で公表しなかったからである。
十二月、一月初旬はクリスマス、年末年始、成人式とかきいれどきである。
本当に食品を扱う店として危機感を持っていたならなぜ発生したその時点で発表しなかったのか？これからしばらく売り上げが低迷する時期に入るこのタイミングで発表されたことに強い不信感を覚える。いくばくかのねずみが発生するのは食品を扱う以上仕方ないことかもしれない。しかしそれを隠蔽し野放しにし、大問題化にしなかったことに消費者の安全を無視した不二家の体質を見た思いである。
　前回、私は雪印商品は一切買わなくなった。今回も二度と不二家製品を買うことはないだろう。雪印を信頼していたからこそ買っていたのにその信頼を裏切られたからである。不二家製品に思い入れは大してないし、別に困ることもない。ほかにいくらでも似た商品はあるからだ。
　多かれ少なかれ製造工程でミスが起きてもすぐに対処すれば消費者はすぐ忘れて不買運動にはつながらなかったろう。どんなことにもミスはつき物だからしょうがないと思う。でもそれを隠そうとする体質に深い不信感を持ち、「のど元過ぎれば」の安易な考え、消費者を無視したやり方には絶対に抗議する。
　多くの従業員の方にはかわいそうだけれど、私はもう二度と不二家の製品は買いません。