あたびん♪の蛙な生活

大好きな『蛙』と『音楽』のある楽しい生活が目標デス。

ゆかいな多面体♪

2006年11月14日 | 面白いモノ
折り紙って、なんだか好きで実用小物の折り紙やらの本も持っていたりするのですが・・・。
先日も、ついつい・・・


~折ってなるほど!~ゆかいな多面体(布施知子)という本を生協で買ってしまいました

でも中を見てみると、思いっきり難解で、こりゃ~眺めるだけかな~、なんて思ったのですが・・・。
オタマが興味を示して、一番カンタンそうなものに普通の折り紙を使って挑戦しました。
でも折り紙だと薄くて、こういったモノを折るには向かないみないで。
結局オタマ、惨敗

何か厚い紙でも・・・と思っていたら、職場に今年の未使用のカレンダーが山ほどある事を思い出してしまいました・・・。

今の時期、まだ暇な時間が多いので、裁断機を使ってザックザックとカレンダーを正方形にカットして。
今日、なんとなく折り始めてしまいました


まずはこんなパーツをひたすら何十枚も作ります。

実は私、こんな単純作業が嫌いじゃなかったりするもので
暇つぶしには持って来い

で、初めは???でしたが、何とか組み方が分かってくるとあとはカンタン♪
おもしろーい

で、できあがったのが、30枚のパーツを使って出来たTOPの写真。

デ、デカイ

でもこれ、ハマります
かなーり面白いデス

今度はもう少し小さいサイズで、もっとたくさんのパーツを使うのに挑戦しちゃおっかな~、なんて思ってしまいました

“編集手帳”より

2006年11月14日 | マジメな話し
今日の讀賣新聞「編集手帳」より引用。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

伊東柚月さんという方の詠んだ五行歌を頭でなぞっている。

「いっそ
 大きく凹もう
 いつか
 多くを満たす
 器になるのだ」


草壁焔太編「五行歌秀歌集1」(市井社)に収められた一首である。器を満たすものは涙かも知れない。涙の容器になることなど誰しも望みはしないが、凹みを知らない人間に比べてどれほど魅力的か。

一片の詩句を知ることで、気の持ちようで、死を決意させるほどの苦しみが薄らぐとは思わない。自分を励ますことに疲れ、いまこの瞬間にも力尽きそうな子供たちのひと粒の糧になればと、藁にもすがりつく心境でここに引いた。

人を自殺に追いやるほどのいじめは、ほとんど犯罪である。告発するのは少しも恥ずかしいことではない。凹みも深ければ器が割れる。割れる前に、涙の湖を語ってほしい。

もう1本の藁にすがる。

「いじめっこが
 いじめられっ子に
 ひらあやまり
 三十年ぶりの
 同窓会」 (清美)

昔よりも陰湿で残忍ないまのいじめにはそのまま通用しないとしても、「歳月」がいかなる魔法を演じるかは生きつづけてみなければ分からない。

30年とは言わず、3年、いや1年、心の凹みを打ち明け、声を発して生きてごらんなさい。あの時、死ななくてよかったと思う瞬間が必ず訪れる。約束しよう。だからいま、死んではいけない。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


読み捨てにしたくなかったので、記録しておきたくて、ここに引用させていただきました。