シンムラテツヤのブログ

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『音』という旅

2014年02月18日 | 日記
『新村辞典最新版』より

【音楽】

1、耳から入ってハートに届く目に見えないもの

2、部屋から出なくても外出できるもの

3、飛行機に乗らなくても外国にイケるもの

4、(タイムマシンが発明されていない2014年ですが)タイムトラベルできるもの

5、非現実と現実が混ざってしまい、時々困ってしまうもの

6、好きな子に想いを伝える前にその人の頭の中で爆発してしまうもの




昨日、御茶ノ水にあるオーディオユニオンに出かけてきました。
いろいろ聴かせていただいてるうちに一番贅沢な音を聴かせてあげるということで
一千万円ほどするサウンドシステムで聴かせていただいた。



DOORS『Soft Parade』
ホーンってこんなにかっこいいんや!って大興奮。
僕CD持ってるけどこのアルバムの印象大変身。
ビートもゆるい、DOORSの中でもソフトな音楽だと思ってましたが、
全く違う。地球でこんなかっこええロックアルバムがあったんだと大興奮(その2)


BLONDY『Parallel Lines』
ここまで贅沢なポップアルバムだとは知りませんでした。
もはや謝罪したい気持ちです。
全曲リピートで朝から晩まで聴き続けてやりたい、そこまで謝りきりたい。
と言うか一日中聴いていたいソングライティングとサウンド。
ビートでドキドキした、あんな気持ち初めてて大興奮(その3)


SANTANA
ちゃんと聴いたことなかった。
イメージが邪魔をして、率先して若者が聴く音楽じゃないというイメージ城を築いてしまっていた。
もはや謝罪してギターを磨かせていただきたい気持ちです。
鳴っている間ドキドキした。
ギターの2弦をどれだけの握力で持ち上げているのかも分かる。
どんだけ強くピッキングしてて天然で歪んでるのかがわかる。
よく言いますが、
「本当に目の前で本人が弾いているみたいなんです」(33歳男性談)
男性大興奮(その4)


THE BEACH BOYS『Petr Sounds』
出ました。
僕が人生で一番聴いているアルバム。
あすなろうの登場SEなのでそれだけでだいぶ聴いている。

あっ、これは宇宙で鳴っている音だったんだと、思った。
コトバにするとー
あ、り、得、な、い。
そして、おそろしいほど計算されている音作り、音の配置。
わかった。

もはや謝罪してさせていただきたい。
コトバにせずともー
お、も、て、な、し。


JOHN LENNON『Imagine』
あ、だめだ、、イントロのピアノの音で木を失いそうになりそう。
あ、だめだ、、漢字間違えるほど期を失いそう。
だめだ、うまく変換できないこの気持ち。

店員さんに声かけられるまで完全に僕は【外国】にいってました。

「ただいま」
「おかえりなさいませ」


と言う訳で素晴らしい時間を過ごしてきました。
たまには贅沢な音で聴くのも大事ですよと店員さん。
ほんと、その通りです。

オーディオシステムを抜きにしても、
日本は良い盤で聴ける環境がまだまだ整っていないらしいですね。
アメリカなんかだと発表する側がこの音でなきゃ出したくないというところまで
音を作り上げるそうです。
僕が普段聴いている最新リマスター音源の現実を知りました。
利権の問題などで良い音で世に出回っていないなんて、なんてもったいないいんやろうと思います。

僕が聴いたサンタナがまさにそうですが、
こんなリアルな音が耳に入ってきたら純粋にもっと音楽が好きになりますよね。

こんなかっこいい音がまだまだあるって、思っただけで僕はドキドキします。
そして僕もかっこいい音を放てる人間になるぞ、と心の中で表彰台に立っているのでありました。

ちゃんちゃん♩


『新村辞典最新版』より

【音楽】

7、好きになればなるほど最高が遠のいていくもの。そう、生きている限りね。

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