王侯貴族が旅する時、出かけた先でもきちんとした食器類で食事していた。
↓ 「外伝 黒衣の伯爵夫人」より、森の中でオスカルらがピクニックをする場面。アンドレが両手で抱えているのは5人分の昼食と、おそらくは食器類が入っているであろうランチボックス。
↓ せっかくワインを用意したのに、栓抜きを忘れてしまった。けれどすかさずル・ルーがお気に入りのお人形から取り出す。
↓ こちらはマリー・アントワネットの旅行用食器セット。1787年~1789年に作られた。きっと栓抜きもどこかに収められているだろう。
↓ いったい何が入っているのか?陶磁器の食器類、銀のナイフとフォークそしてスプーン、クリスタルカットのガラス瓶、小皿、薬入れ、キャンドルポットなどが収められている。旅先だからといって、食器類のクオリティを決して落とさないのが見事。
↓ マリー・アントワネットの旅行用ティーセットが欲しい方は、よく似た品をヴェルサイユ宮殿の売店で買うことができる。でもこれを持ってピクニックへ出かけるより、きっと自宅で使うだろうなぁ。旅行に持っていくにはかさばって重いし、もし割れてしまったら悲しい。
↓ これは軍の携帯用ソーイングセット。ポータブル・ミシン内蔵。おそらく19世紀後半か20世紀のもの?よくここまで作ったなあと感動。オスカルが衛兵隊に異動したあと、アンドレの肩掛けかばんの中には、いったい何が入っていただろう?
読んでくださり、ありがとうございます。
お邪魔して、あらあらこれは…と思っている最中です。
実は…。ここ最近、従者A君はO様のお姫様グッズとかも持って回っていたかしら???などとアンテナが向いていたもので……。
ここ、やっぱり妄想ポイントですよね(笑)。
すみません、朝から大して意味のない書き込み。ではではおとなしく仕事に行って来ます。不規則勤務ゆえ、今から出勤です
なんて事はないだろうからな~それプラス料理か~
オスカル様達のピクニックでは、どんな感じで並べられたんでしょうね
それにしても、ル・ルーちゃんのお人形からは、色んな物が出てきます、
一体全体全部で何種類あるんだか・・・ってかそれを入れる場所は
オルタンス様が?いや、お裁縫苦手なオルタンス様ではないだろうな~
いや、苦手だからこそ、隙間があって、そこに入れてた?
どんなんなの~?スカートの中を見てみたい
もうご帰宅されたでしょうか?お仕事、お疲れさまでした。
>従者A君はO様のお姫様グッズとかも持って回っていたかしら???
原作ではオスカルはお財布を持ち歩く習慣がなく、アンドレと行動を共にするときは、支払いは彼に任せていますね。当時の貴族はあんな感じだったのでしょうか。買い物するにもいちいち値段なんて気にしなかったのでしょう。
基本的にオスカルは手ぶらで行動し、アンドレがマネージャーのように彼女の必需品を、常に携帯していたのではないかと想像しています。衛兵隊異動当初は、隊員たちとのやりとりで生傷が絶えず、アンドレはバッグの中にバンドエイドもどきの応急処置道具を入れて、持ち歩いていたのではないか?風邪薬もあったかもしれない。もちろんお姫さまグッズも・・・。(こういうものは、オスカルに持たせておくと、なんとなくどこかに置いてきてしまいそうなので。)
おれんぢぺこさまは、アンドレのバッグの中身に、何があったと思いますか?ぜひSSで答えをお書きくださいませ。
>あの時代なら、今みたいに軽量化、なんて事はないだろうからな
そうなんですよ。今なら絶対に使い捨て紙コップとか紙皿を使いますよね。でもあの時代の王侯貴族はそんなチープなことはしませんでした。それを運ぶ馬も大変です。
>ル・ルーちゃんのお人形からは、色んな物が出てきます、一体全体全部で何種類あるんだか・
何だかドラえもんみたいですね。本当にル・ルーは緊急時になると、お人形のスカートからいろんなものを取り出します。それも6歳くらいの女の子が持つとは思えないものばかり。一見、人形のように見えて、実はポーチだったのかもしれません。
ところで、また銀座プランタンでベルばらグッズが期間限定で販売されるのですね!3日の大学病院の診察帰りに立ち寄ってみたいと思っております♪
それから…
りらさま、marineさま、先般は かえってお気遣い頂いてしまい こちらこそ申し訳ありませんでした。手のこわばりや手首の痛みはあるもののパソコンでの文字入力には差し支えありませんので…大丈夫です(^^)v
下の記事にあった重たそうな手鏡やコーム、装飾がとても素敵で豪華ですが骨細の私は腱鞘炎になってしまいそうです。
りらさまは南仏のエズにも行かれたのですね。寛解状態になったら私も訪れてみたいです!
>確か…ヴァレンヌ逃避行の際もアントワネットは立派な食器セットやら沢山の荷物を馬車に詰め込み過ぎて それが負荷となり逃亡失敗の一因ともなったとか
ヴァレンヌ逃亡については、中野京子さんの本を読んだ時、「ルイ16世とアントワネットは、いずれ再びフランスの地に戻ってくる時、国王・王妃としてふさわしい豪華な装いが絶対必要と考え、その時に備え馬車に重い荷物を積んだ。」とありました。旅行用食器類といい、王侯貴族たちは旅行中でも自分たちの誇りや威厳を保つために、手を抜かなかったんだなぁと思うと同時に、そうしたプライドが逃亡の足を引っ張った気もします。
>また銀座プランタンでベルばらグッズが期間限定で販売されるのですね
私も時間をやりくりして行ってみたいと思っています。ただ会期が短いのが残念です。
>手のこわばりや手首の痛みはあるもののパソコンでの文字入力には差し支えありませんので…大丈夫です
まいさまからコメントを頂けると嬉しいです。お元気な様子がわかり安心します。少しずつピアノに向かう時間もおありでしょうか?
>南仏のエズにも行かれたのですね。寛解状態になったら私も訪れてみたいです
南フランスにも見どころがたくさんあります。私は長いこと、ゴッホの「夜のカフェテラス」の舞台が見たかったのです。それで行ってきました。他にもゴッホが晩年を過ごした病院の建物、古代ローマの水道や円形競技場、モナコにも足を伸ばし、グレース・ケリーの墓地など、パリとはまったく趣の違った風景があちこちに点在しています。まいさまもぜひ、フランスに行かれた際は、パリやヴェルサイユはもちろん、南にも足を伸ばすことをお薦めします。