フォーカサー 使用感

2014年02月11日 16時16分16秒 | 機材
K-ASTEC製のカメラレンズフォーカサーを星空で使ってみました。
使用感を少し書いてみようと思います。
11月には届いていたのですが、多忙、晴れないなどで星空で試せたのは1月下旬になりました。

購入しようと思ったのは、昨年QSI+カメラレンズで挑んだときに
微妙なタッチでピントがずれてしまい、神の手でもないと無理だと思ったからです。
ちょんと触っただけでピントが変わります。
ちょうどその頃、K-ASTECさんのHPでアナウンスがあり、購入することにしました。
オートフォーカスができるかもという期待もありました。

届いたのはこのセットでした。

納期がだいぶん遅れたので、下部のアリガタプレートやシムリングがサービスでついてきました。

1月下旬、平日でしたがようやく晴れ間に恵まれました。
まず、赤道儀のアリミゾに取り付けようとしました。
アリガタが薄く、しっかりとビクセン用のアリミゾにつきません。
K-ASTEC社専用アリミゾ用なのでしょうか。テスト撮影と言うことで、今回は強引に取り付けました。


次に星空に向けてビックリ。目的の方向には向けられるのですが、構図が合わせられません。
普通は自由雲台などを使って、水平線をあわせたり、縦構図にしたりしますよね。
冷静に考えれば当たり前の事なんですが、そこまで思い至りませんでした。
レボルビング機能が必要だということが分かりました。
帰ってレボルビング装置に取り付けられるか試してみました。

まずはK-ASTEC製のレボルビング装置。


無理です。まず、1/4インチネジが切ってありません。

たとえネジが切ってあって取り付けられたとしても、レボルビングのサークルにレンズがあたってつけられません。

こんなプレートを作るしかありません。また下のアリガタと干渉しないように工夫が必要となります。


もう一つのレボルビング装置はマミヤ製です。取り付けられるとこんな感じになります。

この問題はやはりアリガタ。

ネジを付けられたとしても、プレートが薄いのでネジ頭が出っ張ってしまいます。
ちょっと厚めのプレートを作ってもらえばいけるかもしれません。

オートガイダーを付けられるようにしているK-ASTEC製の方が使いやすいと思うのですが、
はたして強度は大丈夫なのか、アリガタと干渉しない様にする方法など考えてしまいます。
イプシロン用のプレートを作ってもらうのと合わせて注文しようと思っていますが、
どちらで使えるようにしたら便利なのか、ここ1週間ほど考えています。
コメント (2)
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