雨上がりに撮ったのだろう。場所は堀切菖蒲園。
番外編はとりあえず昨日で終わり。
今日は、本来の「明治の画家」に戻って「津田青楓(つだせいふう)」の巻。
彼の生没年は、1880(明治13)年ー1978(昭和53)。
彼と最初の妻のポートレート。
津田清楓 山脇敏子(最初の妻)
津田清楓の肩書は画家のほか、書家、随筆家、歌人,良寛研究家と幅広い。
彼の絵画作品を2つ載せる。何れも図案的作風である。(拡大可能)
彼の作品の殆どは図案や挿絵である。
以下に彼の図案・挿絵等。何れも画題不明。
拡大可能な画像はその旨を表示している。
津田清風は、
・夏目漱石の単行本の装丁を行ったこと、
・漱石に絵を教えたこと、
・漱石の幾つかの作品で登場する画家のモデルになっていること
でも知られている。
しかし、その割には彼に関する情報量が少ない。なぜだろう?
今日のところは、彼による漱石作品の装丁「道草」で終わることとしたい。
明日またお会いしましょう。
[Rosey]