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中国の海洋進出を抑えるために必要なこと。

2012-06-15 | ニュースに出ないニュース
[HRPニュースファイル304]中国の海洋進出を抑えるために必要なこと。

4月末に発された石原都知事の「尖閣購入宣言」をきっかけに、メディアの注目が尖閣諸島に集まっています。

産経新聞では一週間以上に渡って「正論」欄で尖閣特集が組まれている他、6月12日時点で既に11億円もの購入支援寄付が東京都に寄せられており、国民の関心も高まっています。

しかし、今回の件を一過性の問題とするのではなく、「対中国を睨んだ長期の国防問題」として、より大きな視点で世論を喚起することが大切です。

◆中国の狙いは何か

幸福実現党創立者、大川隆法名誉総裁が御法話『宗教立国の実現』でも指摘されたように、中国は南西諸島を含む日本列島の太平洋側に「第一列島線」(九州・沖縄・台湾・フィリピン・インドネシア等を結ぶ線)を設定しています。

中国にとって「第一列島線」の突破は「東シナ海」という「面」の支配、「西太平洋」への進出ルートの確保という、重要な意味を持っています。したがって、海洋上の「点」ではなく、東シナ海という「面」を抑えることが、中国の国家戦略の本当のねらいなのです。

中国の国家戦略として一般に指摘されているのは「台湾統一」です。軍事評論家の平松茂雄氏は「中国は2020年までに台湾を統一し、2021年に中国共産党立党100周年の祝いを台北で上げることを考えているだろう」と指摘しています。

その台湾統一を有利に進めるために、中国は「南シナ海」「東シナ海」「西太平洋」という三つの海を支配下に置く構想を立てているのです。中国は三つの海を支配することで、台湾を海から包囲し、さらには米軍の接近を排除することが可能となります。

具体的に言うと、第一列島線の中に閉じ込められた湛江・青島・寧波の三つの海軍基地から、バシー海峡と宮古・沖縄海峡という2つのルートを経由し、西太平洋で中国艦隊を集結させようと考えています。

そうなった場合、台湾の安全保障も危機に置かれますが、当然、我が国のシーレーンも危機に陥ります。

◆沖縄は既に対中防衛の「最前線」

上記のように、中国が台湾を併合するため、第一列島線、すなわち「宮古島-沖縄海峡」の突破を行うことが構想されている以上、「台湾危機は日本の国防危機」と認識することが必要です。

更には、中国海軍の西太平洋進出の防波堤として、沖縄・南西諸島が既に「最前線」となっていることにも注意を向けなければなりません。

沖縄を再び戦場にしないためにも、「眼前の危機」を広く世に知らしめる必要があります。普天間基地の辺野古移設も、スムーズに進めなければなりません。

そもそも、中国が尖閣諸島の領有権を主張しているのも、日本が自国の主権を行使してこなかったことに原因があります。

かつて佐藤栄作総理のもとで、尖閣周辺の油田を日台韓三国で共同開発しようと計画が持ち上がったことがありましたが、中国が突如、領有権を主張すると共に、「日本軍国主義の再来ではないのか」とするバッシングを日本政府に対して行いました。

それを受けて、日本政府は何ら反論することなく、共同開発も立ち消えとなってしまいました。尖閣問題の「棚上げ」が始まるのはその直後のことです。

あの時、中国のバッシングに屈せず、堂々と自国の主権を行使して開発を進めていれば今頃、中国海軍の進出にも十分対抗できていたはずです。

◆今こそ国防を固め、中国の海洋覇権を阻止せよ!

このような中国の海洋進出に対応するためには、「宮古島―沖縄海峡」において中国海軍の通行を阻止し、西太平洋への自由なアクセスを遮断しない限り、尖閣諸島を含む東シナ海問題を根本的に解決することはできません。

具体的には、我が国も日中中間線上でガス田の試掘を行うなど、東シナ海において主権を行使していく他、憲法9条適用除外、自衛隊法改正等、中国の軍事的恫喝に屈しない法的整備を進めていくことが必要です。

また、集団的自衛権の行使を容認し、海上自衛隊と米海軍共同で対潜水艦戦を想定した演習を行うことも検討されるべきあり、次期主力戦闘機の納期確保も急務です。

更に欲を言えば、中国から日本・米国などに向けられた核兵器に対する、“何らかの抑止力”の保有も研究されることが望ましいと言えます。

以上のように、中国が覇権主義の姿勢を強めていることから、我が国としても国防を強化せざるを得ないことは明白です。

中国の国家体制が軍事独裁的であり続ける限り、国防問題が我が国の周囲で止むことはありません。

中国に自由と民主主義、信教の自由といった世界普遍の価値観を根付かせることが、アジアの平和と安定への道であります。(文責・HS政経塾一期生 彦川太志)
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〔沖縄祖国復帰40 年、沖縄に迫る危機!〕

2012-06-15 | ニュースに出ないニュース
皆さま、おはようございます!
昨日6/14の幸福実現TVは小島一郎幹事長代理をお迎えし、「映画『ファイナル・ジャッジメント』の魅力に迫る」をお送り致しました。これを見れば、映画『ファイナル・ジャッジメント』の秘密が全て分かります!⇒http://goo.gl/k7UDg
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■6/16 中マ研「沖縄祖国復帰40年、沖縄に迫る危機!」開催!!

明日6月16日(土)、中国・マスコミ問題研究会 第8回公開セミナー「沖縄祖国復帰40年、沖縄に迫る危機!」が開催されます!

先月、政党内に尖閣諸島と沖縄、そして九州を中国の脅威から守るための「沖縄・九州防衛プロジェクト」が発足されました!(同プロジェクトブログ⇒http://bouei7.blog.fc2.com/)

それに伴い、今回のセミナーでは、沖縄プロジェクト長の矢内筆勝より、沖縄が直面している恐るべき危機の現実や「国境の島」与那国島において進行している恐るべき中国の戦略について緊急報告をさせて頂きます!

また、今回は、日本文化チャンネル桜(スカパー)「防人の道今日の自衛隊」のキャスターでも有名な、濱口和久(はまぐちかずひさ)氏にご登壇頂き、「沖縄祖国復帰40年、沖縄に迫る危機!」と題して、基調講演を頂きます。

今、沖縄で起きている左翼陣営の工作の実態、迫りくる中国の脅威の現実、そして沖縄・尖閣、離島も含めた、日本を守る方策について、具体的にご講演頂きます!

ぜひ、多くの皆様にご参加いただき、迫りくる中国の侵略の魔の手から、沖縄、尖閣、日本を守り抜いて参りましょう!

【日時】2012年6月16日(土)
受付17:45/開演18:00/終了予定20:35

【会場】
五反田文化センター3階第1講習室
品川区西五反田6-5-1⇒http://yahoo.jp/iWDEH_

【濱口和久氏プロフィール】
拓殖大学客員教授。外交・安全保障・領土・領海問題研究家。防災・危機管理アドバイザー。
平成5年、陸上自衛隊に任官。退官後は、舛添要一氏秘書、羽田孜元首相秘書、民主党本部役員室次長、幹事長室副部長などを歴任。平成17年、民主党を離党。安全保障・防災・領土問題の研究者として活動を開始。
現在は日本文化チャンネル桜(スカパー)「防人の道今日の自衛隊」キャスターも務め、幅広く活躍。

※プログラムは変更になる場合がございますので何卒ご了承ください。
※参加ご希望の方は、ご氏名・ご住所・お電話を明記の上、下記までメールでお申込みください。

【申込先(事務局)】renraku.atmk@gmail.com
担当:佐藤070-6455-4183
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