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12/6 NHKの沖縄偏向報道番組に抗議する

2010-12-09 | 偏向報道
幸福実現党 政調会長 黒川白雲さんのブログより転載させていただきます。

ありがとうございます。↓


http://kurokawa-hakuun.hr-party.jp/news/

NHKは反日反米の左翼体質が強く、昨年4月に放映されたNHKスペシャル「JAPANデビュー」は、日本の台湾統治をテーマに、事実の歪曲・捏造等を用いた反日番組を放映したとして、日台合わせて1万人以上の原告団による集団訴訟が起こされています。

昨日12月5日(日)、NHKスペシャル「シリーズ日米安保50年(2)沖縄“平和”の代償」が放映されましたが、その番組内容も余りにも「反日反米」「反基地」に偏っており、偏向報道、事実の捏造など、放送法第三条の二に違反する内容でした。

《同番組による印象操作の例》
【番組キャプチャ①】番組は冒頭、在日米軍兵士の交通事故の場面から始まる

【番組キャプチャ②】耳を押さえる小学生と戦闘機のシルエットで騒音を強調

【番組キャプチャ③】東京の背景に陰謀や策略を連想させる不気味な黒い雲。東京への「怒り」をかきたてる映像。


同番組は「なぜ、在日米軍基地の74%が沖縄に集中しているのか」を解き明かすことを主題としていますが、そもそも番組が前提とする“74%"という数字自体に“統計操作"が見られます。

“74%"は「米軍専用施設」のみを取り上げた場合であり、在日米軍施設の面積には専用施設のみならず、その多くを占める「米軍一時使用施設」(佐世保、横田、岩国、横須賀等の自衛隊との共有在日米軍基地)を加えるべきです。

「米軍一時使用施設」を加えた米軍施設全体の面積は1,028,267千㎡。内、沖縄の米軍移設は232,933千㎡で、全国比は22.65%です(統計数字は『沖縄危機と日本有事―普天間基地移設・尖閣問題・中国の脅威』惠隆之介氏著より)。ここにもNHKによる意図的な数字の選択と誇張が見られます。

番組は冒頭で先月の沖縄県知事選を紹介し、「沖縄県知事選では、初めて共に基地の県外への移設を訴える二人の一騎打ちとなった」として、「県内移設」を訴えて来た金城タツロー候補を完全に黙殺し、事実を歪曲して報道。

沖縄県民の中には、中国の脅威を危惧し、米軍基地存続を願われている一定層がおられ、金城タツロー候補の1万3千票にも表れているにも関わらず、「米軍基地反対」「県外移設」のみが沖縄県民の意思と受け取れるような一方的な番組構成が続きます。

また、番組は周辺を住宅地や小学校に囲まれた普天間基地を「アメリカの安全基準に照らしても運用が認められない」と報道。これは革新系の沖縄県知事選候補・伊波洋一氏(前・宜野湾市長)の主張そのままの垂れ流しです。

しかし、そもそもは普天間基地が出来て、基地経済や基地従業員の雇用が発生し、基地周辺人口が急増し、市街化が進んで来た経緯があったことは知らなくてはなりません。

伊波氏の安全基準違反の指摘に対し、ケビン・メア在沖米総領事は「米政府は日本の基地外の建設に何も権限がない」「逆に滑走路の近くの基地外になぜ、宜野湾市が建設を許しているのか」と疑問を呈しています。

普天間基地に隣接する普天間第二小学校についても、左翼団体が「普天間基地の危険性の象徴」として移設に強く反対して来た経緯があり、宜野湾市長だった伊波氏が同小を移転しなかった不作為責任こそ問われるべきです。

また、番組では辺野古のキャンプ・シュワブの建設に際し、「当初、多くの住民が反対の声をあげた」と報じていますが、これも事実の歪曲です。


実際は久志村(現・名護市)や金武村(現・金武町)が村興しを目的に、再三に渡って米軍基誘致の陳情を行い、米軍が応諾した経緯があります。(『諸君』97年5月号/恵隆之介氏寄稿「沖縄『反基地運動家』の呆れた正体」参照)

私も何度も辺野古を訪れ、住民の方々から「(辺野古移設に)反対の声を上げるのはほとんど県外のグループで、住民の多くは条件付き容認」という声を聞きました。しかし、番組では、こうした移設容認派の声は一切、黙殺されていました。

番組全体を通じ、米軍基地が沖縄にある理由を本土と沖縄間の政治的理由に矮小化し、地政学的理由に基づく在沖米軍のプレゼンスの必要性や、沖縄に迫る中国の脅威等については一切無視。「米軍基地撤去」「県外移設」へと世論操作を行うものであり、NHKの偏向報道に強く抗議します。

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