フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



1尾目をランディングした後、ボートが他の船や岸に近付きすぎたため、とりあえず、魚を生簀に放り込んでおく。やはり、アンカーフリーで魚とやりとりする際は、風に流されないよう何らかの対策が必要だろう。とにかく、まずは1尾キャッチ出来たので、そこからもうひと流してから、桃源台港の手前でラインを巻き取っていたら、ひったくるような大きなアタリがあり、一瞬魚が乗ったものの、すぐにバレてしまった。逃げた魚もなかなか大きかったのでは?と思いながら、ボート店の桟橋近くまで行き、その後はのんびりルースニングをしながらランチ休憩に入ることにした。

結局、桟橋近くでは何の反応も無かったため、岡本の桟橋沖へ移動して、60〜90秒ほどのカウントダウンからゆっくりとリトリーブしてみたが、やはりこちらでも反応は無かった。仕方がないので、ハーリングでもうひと流ししてみようと、まずは桃源台から飯塚のあたりまで流してみたところ、今まさにラインの先端が海賊船のすぐわきを通過しようとしたその時、ロッドティップがガクンガクンと激しく動き、ラインが勢いよく引き出されていった。直後、50mほど先で銀色の魚体が大きくジャンプするのが見える。その時、何故か松方弘樹のカジキ釣りのシーンを思い出してしまった。連続した場面がイメージと重なったのだろう。しかし、今度の魚は最初からものすごい引きで、なかなか近くまで寄ってこないため、その間、ロッドを脇に抱えながらアンカーを打つことに成功。これで周りを気にせず、存分にファイトを楽しめる。しばらくして、ようやく近くまで寄ってきたが、ふたたび弾丸のようなスピードでラインを引き出され、水飛沫を上げながらジャンプを繰り返す。それからは慎重にやりとりをしながら力強いファイトを存分に堪能することが出来た。ランディングしてみると、1尾目とほぼ同じ大きさで、しかし、このサイズの魚はネットの中で計測するのが難しく、とりあえずまた生簀の中に放り込んでおく。そして、早川水門まで流したところで折り返し、その後は風が止まった影響か、全く当たらないまま帰還となった。トイレ休憩の際にボート店で計測してもらったところ、最初の魚が50センチジャスト、2尾目もほぼ同じサイズだが、やや短く49センチだった。

夕方、最後の悪あがきに、桃源台港桟橋の近くでルースニングをやってみたものの、全く反応はなく、やがてユスリカか何かに反応してか、突如ライズが発生。しかし、それもフライを替えている間におさまってしまったようで、本日の釣りは終了となる。今日は予想以上に気温が上がり、厳しい1日となってしまったが、今シーズン最後の芦ノ湖で、大型魚を2尾キャッチ出来たのはラッキーだったと言えるかも知れない。

本日の釣果、ニジマス2尾、バラシ1回。


13:18 桃源台港桟橋付近で2尾目がヒット。




ヒット直後から最後まで凄まじいファイトだった。




ようやくネットに収まったのは49センチ。




タックルデータ

ロッド Scott S3 908-4
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート SWT 6/7 S2/S3、ティムコエアロシューター28lb
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 3X
ティペット フジノ プロフェッショナルフロロカーボンティペット 4X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 オリーブ


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