goo blog サービス終了のお知らせ 

フライフィッシングの話

河川、湖沼、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

さらに激渋@湯ノ湖

2025-06-20 22:22:22 | 湖(レイク)
2025年6月19日 午前6時半 気温15度 曇り

さて、今回はいつものメンバーからとうとう一人が離脱、幼馴染の釣友と二人で湯ノ湖へ向かう。
釣り人もまばらな早朝の中禅寺湖を通り過ぎ、赤沼茶屋で釣魚券を購入、準備を済ませて湖畔に行ってみると、すでに餌釣りの人が居て、我々もそのすぐ隣で始めることにした。

とりあえず、いつものルースニングをやってみるが、ベタ凪状態のため流れが無く、おまけに浮遊物が澱んだ水面を覆っていて、まったく釣れる感じがしない。予想通りアタリは無く、静かな時間だけが過ぎて行った。そんな中、隣の餌釣りの人が小さなブルックを釣り上げる。一方、こちらは開始して1時間が経った頃、ようやくアタリがあったもののすっぽ抜け。その後しばらくしてまた当たったが、やはりすっぽ抜けてしまう。実は、このところすっぽ抜けが多いため、ティペットを5Xから6X(0.6号)に変更してみたのだが、あまり効果は無さそうだった。

その後、風が出て春蝉も鳴き始め、雰囲気だけは良くなったものの、まったくアタリは無く、10時をまわった頃、ようやく出た小さなアタリに注目していると、スーッとインジケーターが沈んでいき、合わせたところようやく魚が乗った。これがなかなかの手応えで、慎重にやり取りしながら無事ランディング。計測してみたところ、39センチのニジマスだった。

それからはパタリとアタリが無くなって、そんな中、11時過ぎ頃に釣友が良型を掛けたが、残念ながらバラしてしまう。そして昼食の後は、睡魔と戦いながら頑張って釣りを続けたが、一度小さなアタリがあっただけで、そのまま夕方まで何事も無く終了。念のため、滝上の様子も見てみたが、パッとしなかったため、そのまま中禅寺湖まで行き、今回も浅井精肉店でソースかつ丼を食べる。そして、いつものコースで中禅寺湖畔を散歩したところ、今日は流石にモンカゲロウは飛んでなくて、しかし、何らかのハッチがあるのだろう。時折ライズも見受けられた。そこで、じっくりと湖面を観察していると、突然40センチクラスのブラウンが水面で何かを食べ、ゆっくりと沈んで行くのが見えた。

今日の釣果、ニジマス1尾、アタリもほとんど無く、超激渋の一日だった。


10:10 開始してから4時間近くが経過してようやく1尾目をキャッチ。まあまあ綺麗なニジマスは39センチ。




白根山の雪は完全に消滅していた。




雪が無くなり白根沢の水量も少なくなった。




今日も浅井精肉店でソースかつ丼を食べる。ああ満腹。




夕暮れ時の中禅寺湖。



タックルデータ

ロッド Maxcatch Sky High Switch 11ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF4/5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 5X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 0.6号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

今日も激渋@湯ノ湖 その2

2025-06-14 13:00:00 | 湖(レイク)
待望のホンマスをキャッチした後は、余韻に浸る間も無く釣りを再開。何しろ、ホンマスは群れで回遊することが多く、釣れた直後は再び釣れる可能性が高いのだ。ところが、帰船時刻間近のため、ボートが次々とレストハウスへ向かい始め、やがて目の前にも一艘のボートがやって来た。その影響で魚が逃げやしないかと心配になったが、そんな事はなく、すぐにアタリが出て、集中していたからかドンピシャで合わせが決まる。すると、通り過ぎるボートのすぐ傍で魚がバシャバシャっと水面を割り、それを見て良型と確信。すぐに余分なラインを巻き取り、リールファイトに移行した。それからは、わりとすんなり寄って来たものの、人影を見たとたん急に走り出し、サクラマス系の魚特有の左右にグイグイと引き回す力強いファイトに、4番のスイッチロッドが思い切り弧を描く。しかし、今回はファイトを楽しむ余裕などなく、とにかくバラさないよう慎重にやりとりしていたら、だんだんロッドを持つ手が痺れてきた。半ば強引に引き寄せながら、ようやくネットインしたのは、40近い良型のホンマスだった。しかし、よく見ると川鵜に噛まれたのか、脂ビレの辺りに大きな傷がある。それ以外はパーフェクトな魚体で、今日の苦行がこれで報わることとなった。

その後、ホンマスの群れはどこかへ行ってしまったのか、アタリは無くなり、釣り人もほとんど居なくなってしまった。流石にイブニングをやる体力はもう残ってなくて、今日はここで引き上げることにする。駐車場へ戻る際、フライの人が居たので話しかけたところ、やはりまったく釣れていないと言う。確かに今日も激渋だった。とは言え、先週より春蝉はたくさん鳴いてるし、ズミの花も散って、今が一番良い季節だと思うのだが、魚だけがまったく釣れないのだから、本当に不可解である。

とりあえず、調査票をポストに入れて、そのまま中禅寺湖畔の浅井精肉店へ行ってみると、今日は2人待ちという状況だった。そのうちに席が空き、すぐにソースカツ丼を注文。待っている間、女将と客の一人が本栖湖のレイクトラウト問題について話を始め、聞き耳を立てていると、今日はドラワカでブラウントラウトを釣ったとの事。たまらず話に割り込み聞いてみると、54センチのブラウンをキャッチして、この後、イブニングもやるのだと言う。羨ましいなと思いながら、今日も満腹で店を出て、中禅寺湖畔を散歩してみる。今日はモンカゲロウのスピナーがたくさん飛んでいて、岸近くではライズらしきものが見えた。観察していると、散発だが確かにマスのライズだ。そのうちに、あちこちでバシャ、バッシャっとライズの輪が広がる。ものすごく素早いライズフォームなので、もしかしたらホンマスかも知れない。そんな事を考えながら、疲れていることも忘れ、しばらく夢中になってしまった。

今日の釣果、ニジマス1尾、ホンマス2尾。粘った甲斐あり。


15:40 続いて釣れたのは良型のホンマス38センチ。脂ビレ近くには川鵜の仕業と思われる痛々しい傷があった。




フックは上顎にガッチリと掛かっていた。




今回は浅井精肉店で名物ソースカツ丼を食べる。どんぶりの上に重なったカツを一旦空いた皿に置き、順番に食べていくのがここの流儀だ。




夕暮れ時の中禅寺湖では、この時期ならではのモンカゲロウを捕食するマス達のライズが見られた。




中禅寺湖畔に咲くジャーマンアイリスの花。



タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 4wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Snowbee XS Switch WF4/5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

今日も激渋@湯ノ湖 その1

2025-06-13 14:14:14 | 湖(レイク)
2025年6月12日 AM6:20 気温12度 曇り

さて、前回の湯ノ湖釣行が非常に厳しい結果に終わったため、今週のリベンジツアーは無し。そこで今回は、気楽に一人で湯ノ湖へ向かうことにした。早朝6時過ぎに赤沼茶屋で釣魚券を購入、準備を済ませて6時半に湖畔へ行ってみると、今朝はめずらしく餌釣りの人で賑わっている。仕方なく端っこで始めてみるが、前回ほどでは無いものの、今日も風があって釣りづらく、しかもまったく当たらなかった。餌釣りの人も最初に小さなニジマスを釣り上げただけで、その後は全くアタリが無いと言う。それでも、魚が回遊してくれば当たるはずだから、アタリが無いのは魚が沖を回遊しているか、深場に居るかのどちらかであろう。しばらくして、何度か当たったが、残念ながらすべてすっぽ抜け。やがて、フライの人がやって来たので話しかけると、今のところバラシが2回のみだという。それを聞いて少し羨ましかったが、まあ釣れてないのは同じである。

開始してから3時間が経過して、だんだん風が弱まってくると、何だか釣れそうな雰囲気になってきて、そのうちにスーッとインジケーターが沈み、合わせるとようやく魚が乗った。しかし、重さはあるものの引きは弱々しく、すんなり上がってきたのは痩せ気味の30センチのニジマスだった。

その後は、何も無いまま時間が過ぎ、たまに当たる時間帯もあるのだが、朝と同じで全部すっぽ抜け。仕方がないので、11時を過ぎたところで、早めの昼食にして、そのまま釣りを続けるもアタリは無いままだった。こういう時はあれこれ試してみるのも一考だが、ボートの人も釣れていないので、リトリーブも恐らくダメであろう。あとは信じて待つしかない。そう心に決めたものの、さすがに午後になってもアタリが無いため、たまらずレストハウス前へ移動。しかし状況は変わらず、さらに、背負っていたスリングバッグを、うっかり水の上に落としてしまい、これが厄介な自体を招いてしまう。というのも、バッグ自体は防水だが、ファスナーの開いた箇所から水が入り、結果、バッグの中がバケツのようになって、大量の水が溜まってしまったのだ。お陰でカメラまで浸水させてしまい、さすがに心が折れそうになったが、それでも、アタリの無いままひたすら続けていると、いよいよ餌釣りの人たちが帰り支度を始めたため、そちらの方へ移動。すると、途端にアタリがあり、合わせたところ今度はなかなかの強い引きで、背中の斑点が大きく見えたので、一瞬メスのブラウンかと思ったが、湯ノ湖にブラウンが居るはずもなく、左右に走り回るファイトからホンマスと確信。そこからは慎重にやりとりしながらランディングに成功、丸々としたホンマスは31センチだった。さすがにこの一尾は感激してしまう。何しろ朝から粘りに粘ってようやく手にすることが出来たのだから。

つづく


9:42 ようやく釣れた1尾目は30センチのスリムなニジマス。




午後、静まり返った湖面には、時折ライズも見られるようになった。




15:22 ほとんど休まずに午後まで粘った結果、待望のホンマス31センチが釣れた。



タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 4wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Snowbee XS Switch WF4/5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

強風激渋の日@湯ノ湖 その2

2025-06-08 23:50:00 | 湖(レイク)
それから間も無くして、いよいよ時合いがやって来たのか、急にアタリが出始める。そして、何度かすっぽ抜けの後、ようやく魚が乗って、今回は無事ランディング。27センチのレギュラーサイズではあったが、とにかくこれでオデコは免れた。しかし、その後はパタリとアタリが無くなくなってしまい、とりあえずレストハウス前へ移動。そこへ常連の人がやって来たので話をしたところ、夕方6時頃になれば、魚が岸に寄ってくるので、釣れるだろうとのこと。結局、ここでは一度だけアタリがあったものの、すっぽ抜けただけ。その後、釣友と話し合い、とりあえず夕方まで車で休むことにした。

そして、5時をまわった頃、そろそろと思いながら準備していると、目の前を放流トラックが通り過ぎて行く。恐らく何かの稚魚放流だろう。砂浜へ行ってみると、すでに放流した後で、稚魚はヒメマスだと言う。岸際には放流された稚魚がまだたくさん居て、そのうちにユスリカが出始めると、それを食べようと稚魚がライズするようになり、一面稚魚のライズだらけになった。もちろんこんな状況で釣れるはずもなく、今日のところは引き上げることにする。

さて、こうなると問題は夕食である。というのも、奥日光には食べるところがほとんど無く、日光市内も夕方開いている店は少ないのだ。今市まで行けば何とかなるだろうと検索してみると、群馬のラーメンチェーン「おおぎや」があったので、今日はそこでラーメンを食べて帰ることにした。

今日の釣果、ニジマス1尾、バラシ2尾。本当に渋い1日だった。


11:42 ようやく釣れたのはニジマス27センチ。




夕方に放流されたヒメマスの稚魚。




おおぎや日光店で定番の味噌ラーメンを食べる。ちなみに上に乗っているのはニンニクだ。



タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 4wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Snowbee XS Switch WF4/5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村

強風激渋の日@湯ノ湖 その1

2025-06-07 10:00:00 | 湖(レイク)
2025年6月5日 AM6:00 気温7度 晴れ

いつものメンバーで、今日も湯ノ湖へ出発。赤沼茶屋で岸釣り券を購入して湖畔へ向かうと、今日は風があるのか湖面が広範囲で波立っていた。とりあえず砂浜でルースニングを始めてみるが、時折突風のような強い風が吹き、かなり釣りづらい状況である。とにかく、そのままアタリが出るまで待っていたが、一向にアタリは無く、それでもそのうちに釣れるだろうと始めのうちは楽観的だった。ところが、1時間経って風がさらに強まると、だんだん不安になってきて、たまらずレストハウス前へ移動。しかし、相変わらず反応は無く、とは言え、砂浜よりは風の影響が少ないため、そのままレストハウス前で続けることにする。そのうちにインジケーターが不自然に漂っていたため、引っ張ってみたところ、なんと魚が掛かっていて、すぐにロッドを立てたものの、合わせを入れてないせいかバレてしまった。

その後、一度だけ当たったが、すっぽ抜けてしまい、暫くして砂浜へ移動。釣友たちに状況を聞くと、アタリすら無いと言う。それならばと、風裏になる反対側でやってみたが、こっちは魚の気配すら感じられなかった。そう言えば、今日は白根沢の水量がやけに多く、湖の水位も上がっていたので、雪代がけっこう入っているのだろう。そこに強風が吹いて湖水のターンオーバーが発生し、魚の活性に影響を及ぼしているのかも知れない。とにかく反応がすこぶる良くないのだ。

友人たちは相変わらずアタリが無いと言うので、一緒にレストハウス前へ移動。そこで暫くやっていたら、ようやくアタリが出たものの、またしてもすっぽ抜け。もしかしたら時合いではないかと思い、同じ場所でしつこくやっていると、間も無くアタリが出て、合わせたところ、ようやくフッキングしたが、掛けた魚がこちらに走って来て、ラインが緩みバレてしまった。

釣友たちは相変わらずアタリが無く、風が少し弱まったところで、一緒に砂浜へ移動。林間学校の小学生が、湖畔で昼食を食べ始めたのを見て、我々もそろそろランチタイムにしようかと話をしていた時、隣でやっていた釣友がついに魚を掛ける。しばらく様子を見ていると、なかなかの良型で、引きも強くリールファイトが楽しそうだ。小学生のギャラリーから「がんばれ〜!」と声が掛かると、「えーっ、絶対にバラせないじゃん!」と焦っていた。5分近くかかって寄せたところを自分がランディング。引き具合から50前後のヒレピンと思ったが、ヒレが再生途中の45センチのニジマスだった。

つづく


強風で風裏へ移動するも魚は居らず。静かな時間だけが過ぎていく。




11:29 釣友がついに良型の魚を掛ける。




ヒレが再生途中の美しいニジマスは45センチ。




にほんブログ村 釣りブログ フライフィッシングへにほんブログ村

PVアクセスランキング にほんブログ村