エンタメモンスターのひとりごと

エンタメ好きが綴る感想ブログです。

『GIRLS★GIRLS』オーガズムを探求する女子高生3人組の過激ムービー

2017-09-26 20:00:00 | 洋画
無駄に自信家な彼氏持ちの主人公 インケン18歳、男性経験豊富なビッキー19歳、シャイで恋愛未経験なレーナ17歳。
バレー部で共に汗を流す仲良し3人組の共通点は「人生で一度もオーガズムを感じたことがないこと」。
インケンが18歳の誕生日を迎えたのを境に、
そんな自分たちを変えようと奮闘するちょっとおバカな青春ガールズ・ムービー。


多分今回初めてドイツ映画を視聴した。
耳に入ってくる言語が新鮮で、内容も所々笑えて、まあまあ面白かった。

どうにか3人娘や他の登場人物の見た目は高校生に見えるけど、
リバースするまでガンガンお酒を飲んだりタバコを吸ったりするからドイツ基準的に普通でも、
日本基準で考えたら大学生に見えた。

この映画のテーマはずばり"オーガズム"。
彼女たちは知識としてはオーガズムがどういうものなのかビデオで学習済みだったのだが、
実際にその状態を体験していないことに一種のコンプレックスを感じていた。

なのでただ興味だけが先行して招かれたパーティーで勢いでヤっちゃったり、
出会い系サイトで気持ちよくしてくれる人を募ったり、
チャットで過激なやり取りをしたり...。
一歩間違えれば恐ろしいことになりかねないことを、平気でやってのける様子にハラハラしっぱなしだった。

ただそれだけではなくピュアな恋模様も展開されているので、くどさがずっと続く訳じゃない所が良かった。
特にレーナの初めての恋愛パートとインケンの幼馴染みの男の子の一途で冷静な想いが好き。
(レーナ役のカロリーネ・ヘルフルトが表情豊かで凄く可愛かった)


興味や探求心に関していえば歳が近い者として共感するし、
一度味わって追求し、コツを掴めばガラリと世界が変わるくらい(頭がおかしくなるくらい)最高の気分になれるのも女性ならではの特権だと思う。

しかし主人公が体験した自転車のサドルで...というのは本当にあることなのだろうか・・・?