エンタメモンスターのひとりごと

エンタメ好きが綴る感想ブログです。

ドラマ『面白南極料理人』にどハマり中。

2019-02-05 20:00:00 | ドラマ
現在テレビ大阪・BSテレ東で放送中のドラマ、面白南極料理人に激ハマりしている。

2009年に映画化されたものも好きだけど、
ドラマ版のゆるくてこじんまりかつ大胆に攻めているテイストに毎回惹き付けられている。
南極という過酷な環境下、閉鎖された空間の中での笑いあり涙あり?狂気ありの、7名のおじさん・お兄さん達による人間模様が繰り広げられている。

今4話まできているけれど、1話30分・3本立てのエピソード構成なのでこのドラマのノリとテイストが合うならば、きっと途中から観ても楽しめる作りになっているのではないかと思う。

主な出演陣は浜野謙太、マキタスポーツ、田中要次、緋田康人、山中崇、岩崎う大(かもめんたる)、福山翔大。

個人的にストライクな役者さん揃いでそれだけで楽しいし、
一人一人満遍なくスポットが当たっているので、他ドラマのバイプレイヤー時にはあまり観たことのない芝居が観られる所も魅力。

OP・BGM・ED曲も好きだし、ここまで好みを突いてくるドラマ久々。

ネットもテレ東、ひかりTVやティーバーでも配信されているとのことなので、
この面白さがもっと広まっていったらいいなぁ。

↓5話は狂気、しんみり回?の模様。
予告

『透明なゆりかご 第9話』もし子どもが性暴力にあったら。

2018-09-15 15:18:00 | ドラマ
初回から一度も見逃したことがなく、
良回続きのドラマ10『透明なゆりかご』。

昨夜の回は日常的に義父に性暴力を受けていた小学生の女の子と、その周りの対応を描いた話だった。

今までこういうテーマを真正面から掘り下げたドラマ回を観るのは初めてで、
もう最初の数分で胸が苦しくなって仕方がなかった。
でもただセンセーショナルに描いている訳ではなく、徹底的に配慮がなされていたと感じたので最後まで観ることができた。

おそらく家庭内のケースは表に出てないだけで静かに苦しんでる人はいると思うし、
過去そういうことをされたことがあっても誰にも言えず気づいてもらえず、ずっと心にしこりが残り続けて一人闘ってる人もいると想像する。
またこの回では女の子が被害にあったけど、
男の子の場合も存在する。
年齢・性別関係ないのだと以前知った。

このドラマのスタッフのブログを読んだら、
こういうテーマを取り扱うにはやはりスタッフ間で賛否両論あったみたい。
でも同じように苦しんでる当事者に、その周りの人にドラマを通して思いが伝わればということで制作されたのだそう。
とても勇気のあることだと思う。
そしてNHKドラマの公式Twitterでも視聴者に向けて配慮の言葉が並んでおり、その徹底ぶりにも感動した。

正直観る人を選ぶと思う。
でも丁寧に作り込まれた作品だと感じていて、再放送もあるので多くの人におすすめしたい。

↓こちらがスタッフのブログ。
「透明なゆりかご」舞台ウラより #11

『ダブル・ファンタジー 第1話』目まぐるしい快楽に溺れ始めた人気脚本家。

2018-06-17 19:00:00 | ドラマ
人気脚本家の高遠奈津(水川あさみ)は、
元テレビ局ディレクターで現在は専業主夫である夫・省吾(眞島秀和)の全面的なサポートを受けて暮らしている。
だがそんな何不自由ない恵まれた環境に複雑な思いを抱いていた。
加えて実母(多岐川裕美)には古い家庭像を押しつけられ、子供を急かされたりすることにも居心地の悪さを感じていた。

そのような暮らしの中で尊敬する舞台演出家・志澤一狼太(村上弘明)とのメールのやり取りの末に肉体関係を持ったことで、
奈津の官能的な部分が大胆に赤裸々に暴かれて解放されていく様が1話で描かれていた。


原作となる小説は未読のままドラマを視聴。
大雑把に物語の流れを見るとただ不倫ものだけど、一人の女が自分の中にある欲に気づいてその欲をこれからの展開でどのように満たして、どのように感じて、どのような答えを出して、どんな結末を迎えるのかが見所なのかなと思った。
映像の方は高級感があるというか綺麗で、
耳に残る音楽も合わさって雰囲気がお気に入り。

【1話で印象に残ったシーン】
・省吾の腰マッサージからの「俺がしてやるから、さっさとイっちゃいな」と作業的な手淫、奈津の独白。
・狼の「おめえをじっくりしごいてやりてえ」
・狼との情事を終えて堰を切ったように泣き出す奈津。

主人公の献身的すぎる夫を始め、なかなかキャラが濃い"狼"や今後登場する奈津と肉体関係を結ぶ男たちとのやり取りがとても楽しみ。

水川あさみ、官能ドラマに初挑戦 WOWOW『連続ドラマW ダブル・ファンタジー』インタビュー&メイキング動画

『隣の家族は青く見える 第1話』様々な事情を抱えた4組のカップル。

2018-01-19 18:30:00 | ドラマ
ついに待ちに待った放送日を迎えて視聴した。

おもちゃメーカーに勤める五十嵐大器(松山ケンイチ)とスキューバダイビングのインストラクターをしている奈々(深田恭子)の妊活を軸に、
・バツイチのスタイリスト 川村亮司(平山浩行)と子どもが欲しくないネイリスト 杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)
・失業中の夫 小宮山真一郎(野間口徹)と見栄を張りまくる妻 深雪(真飛聖)
・ゲイであることをカミングアウトしていない建築士 広瀬渉(眞島秀和)が設計したコーポラティブハウスへ転がり込む青年 青木朔(北村匠海)が主要登場人物たち。

最初テーマ的にシリアス路線なドラマなのかなと思っていたけど、去年ティザースポットが解禁されて昨日の本編を観たらコミカルテイストな仕上がりで意外だった。
みんなそれぞれ事情を抱えつつ、出会いからコーポラティブハウスへ住む過程、そして目の前の生活を営む様子がまず1話で垣間見れた。

五十嵐夫妻の関係性は今の所良好っぽいし互いに良いところのほうが多いけど、なんとなく妊活していくにつれてちょっとしたことで不満が出てきそうな気がした。
(お酒飲む飲まないの奈々の表情とか)
大器の能天気さが吉と出るか凶と出るか...。

不妊治療に関してはトライしている友人の話を聞いていて、ネットでも経験者の気持ちを読めば読むほど本当に心身ともに大変なことだと知識としてはあったので、
回を追うごとにそういう葛藤がより深く描かれていくのかなと想像している。
義母の発言をニコニコして上手く消化できる奈々凄いし、
大器の妹の発言は実際にまんま同じ事を思って助言したことがあったので共感した。

今の所渉&朔と川村&杉崎カップルの関係性や雰囲気が自由で好き。
〈渉&朔〉
「わたるんって呼んでいい?」からの壁ドンキスは酔った勢いかと思いきや、1年経ってもそのテンションだったから熱々な関係で素敵だった。
甘え上手で突飛な行動を取る朔くんに翻弄されながらも愛情を感じるわたるん良かった。
〈川村&杉崎〉
互いが自立していて程よい距離感で理想的なカップルだと思った。
ただ川村の元妻が突然亡くなり、子どもとの関係をどうしていくのか気になる。

小宮山家は少し家の親の関係に似ててお父さんの味方をしたくなった。
経済的なことはあるだろうけど、無理を重ねて病気になったり過労死するより仕事を辞めて他を探すことは良いことだと思う。
でもママはママで子育てや家事をしっかりしていて責任感が強いから、精神的余裕がないのかなと思った。
ここの夫婦奥さんが働きに出て、旦那さんが主夫になった方が上手くいきそう。

次回の第2話予告では本格的に妊活を始めた五十嵐夫妻に、渉と朔の関係性が徐々に周囲に知られていきそうだし、子どもが欲しくないちひろと子どもを産むべきと考える深雪がバトっていて、一体どうなるのか気になる。
隣の家族は青く見える 第2話予告

2018年1月放送のドラマ『隣の家族は青く見える』への期待が日々高まる。

2017-12-06 22:30:00 | ドラマ
来年の1月にフジテレビで放送予定の木曜ドラマ、『隣の家族は青く見える』が今から気になって仕方ない。

コーポラティブハウス("様々な家族が自分たちの意見を出し合いながら作り上げる集合住宅"のことなのだそう)が舞台。
そこに住むと同時に孫の誕生を心待ちにする夫の母親(高畑淳子)の影響を受けて子作りをスタートさせるもなかなか授からず、敏腕産婦人科医(伊藤かずえ)の指導のもと妊活を始めた夫婦(深田恭子、松山ケンイチ)を軸に、
バツイチ夫(平山浩行)と子どもが欲しくない妻(高橋メアリージュン)、
SNSに熱中し家庭円満幸せ充実アピールに勤しむ妻(真飛聖)と失業中の夫(野間口徹)、
ゲイであることを隠しながら生活する男性(眞島秀和)とパートナーになる青年(北村匠海)が真剣に子どもを持つことを考えるなど、コーポラティブハウスの住人たちは現代的な悩みを抱えたキャラクターばかり。

まず最初にタイトルを見た時点で惹き付けられて、概要やキャストを一通り知ってから益々期待が高まった。
よくある特定の職業にフォーカスを当てたドラマも好きだけど、こういう様々な立場の人々が葛藤し、それぞれ答えを見つけていくようなヒューマンドラマが大好きな上に、役者陣が好きな方々ばかりなので本当に楽しみ。

各登場人物をみる限り、デリケートな事柄が詰まった作品になりそう。
始まってみないとどんなテイストのドラマなのか分からないけど、どのように登場人物が動いていくのか見届けていきたいと思う。