美術鑑定士のハリー(コリン・ファース)が
モネの"消えた名画"の贋作を使って
億万長者のメディア王ライオネル
(アラン・リックマン)を騙し
大金を奪い取ろうと企てるのだが、
ハリーの相棒として行動を共にするPJ
(キャメロン・ディアス)の良心さや
ライバルとなる鑑定士マーティン
(スタンリー・トゥッチ)の登場も影響して
度々計画に支障をきたし、
予想外の方向へごろごろと転がっていく
犯罪コメディ映画。
もちろん物語も好きだけど、
コリン・ファース&アラン・リックマン&
スタンリー・トゥッチが一度で楽しめる
ということだけで「ありがとうございます!!」な作品。
まずはコリン・ファース。
最初パリッとしたやり手の美術鑑定士かと
思ったら、なんでも都合良く考える癖がある
性格のキャラということがわかり見事に騙された。
ハリーの頭の中の自分の姿は
とことんスマートで堂々としていて二枚目、
でも現実ではかなり小心者だし
バーの客や隣人には殴られまくるし
後半色々あってズボンが破けて半露出狂状態
というかなり情けないキャラクターに仕上がっている。
でもそんな所が魅力的。
お次はアラン・リックマン。
初登場シーンから嫌~な人間性が溢れており
更にほぼ全裸姿を披露していて体を張っている。
初めてこのシーンを観た時は
かなりドン引きしたけれど、
見慣れた今では笑って流せてしまうので不思議。
こちらも見事に騙された。
そして騙された後は紳士的かつ冷徹な姿に。
初登場シーンの下品な振る舞い方とは打って変わってきっちりとしたスーツに身を包み、
スマートな雰囲気を漂わせて
鋭い眼光で主にハリーを睨みつける。
ただし商談相手には当然物腰柔らかく接し、
画の持ち主のPJにはデレッデレなご様子。
特に不意打ちのキスからあのセリフを挟んで
再びキスをするシーンは官能的だし笑えるしで最高。
(モネ・ゲーム 特別映像)←そのシーン。
それにそのあとPJの下着姿を見て興奮し、
会社のシンボルである
ライオンの鳴き声を真似する場面と
競りに勝ち"負けた"相手に向けてドヤ顔で
中指立てながら歩き去る姿も最低だけど笑った。
以上1度で4通りの表情が観られるので
とても気に入っているキャラクター。
最後にスタンリー・トゥッチ。
既に挙げた二人も含めた3人の共通点は
シリアスな役でもコミカルな役でも
難なくこなせてしまう所。
特にスタンリーに関しては
最初に認識してファンになったきっかけの映画
『ラブリーボーン』での芝居があまりにも衝撃的だったので、
その後ノーマルな役やコミカルな役を観た時
振り幅の大きさにとても驚いたことを覚えている。
この作品ではハリーのライバル美術鑑定士
マーティンをコミカルに演じていて、
作品に良いスパイスを加えている。
それとやっぱりキャメロン・ディアスは
こういう役柄がハマっていて楽しいし、
ハリーのサポーター絵師の少佐は
さりげないキャラだけど良い感じ。
ただ劇中に出てくるタカガワ以外の日本人役や
通訳はセリフとか発音などが少々解せないキャラだった。
まあでもあの集団のキャラが
濃いめだったからこそライオネルの表面的に
愛想が良い姿が観られたので結果的に◎
それぞれが存分に持ち味を活かし
また存分に活かされているので、
3人のファンの自分にとっては満足な作品だった。
映画『モネ・ゲーム』予告編
↑この日本版の予告のまとまり方と
リズミカルなキャスト紹介部分が大好き。
モネの"消えた名画"の贋作を使って
億万長者のメディア王ライオネル
(アラン・リックマン)を騙し
大金を奪い取ろうと企てるのだが、
ハリーの相棒として行動を共にするPJ
(キャメロン・ディアス)の良心さや
ライバルとなる鑑定士マーティン
(スタンリー・トゥッチ)の登場も影響して
度々計画に支障をきたし、
予想外の方向へごろごろと転がっていく
犯罪コメディ映画。
もちろん物語も好きだけど、
コリン・ファース&アラン・リックマン&
スタンリー・トゥッチが一度で楽しめる
ということだけで「ありがとうございます!!」な作品。
まずはコリン・ファース。
最初パリッとしたやり手の美術鑑定士かと
思ったら、なんでも都合良く考える癖がある
性格のキャラということがわかり見事に騙された。
ハリーの頭の中の自分の姿は
とことんスマートで堂々としていて二枚目、
でも現実ではかなり小心者だし
バーの客や隣人には殴られまくるし
後半色々あってズボンが破けて半露出狂状態
というかなり情けないキャラクターに仕上がっている。
でもそんな所が魅力的。
お次はアラン・リックマン。
初登場シーンから嫌~な人間性が溢れており
更にほぼ全裸姿を披露していて体を張っている。
初めてこのシーンを観た時は
かなりドン引きしたけれど、
見慣れた今では笑って流せてしまうので不思議。
こちらも見事に騙された。
そして騙された後は紳士的かつ冷徹な姿に。
初登場シーンの下品な振る舞い方とは打って変わってきっちりとしたスーツに身を包み、
スマートな雰囲気を漂わせて
鋭い眼光で主にハリーを睨みつける。
ただし商談相手には当然物腰柔らかく接し、
画の持ち主のPJにはデレッデレなご様子。
特に不意打ちのキスからあのセリフを挟んで
再びキスをするシーンは官能的だし笑えるしで最高。
(モネ・ゲーム 特別映像)←そのシーン。
それにそのあとPJの下着姿を見て興奮し、
会社のシンボルである
ライオンの鳴き声を真似する場面と
競りに勝ち"負けた"相手に向けてドヤ顔で
中指立てながら歩き去る姿も最低だけど笑った。
以上1度で4通りの表情が観られるので
とても気に入っているキャラクター。
最後にスタンリー・トゥッチ。
既に挙げた二人も含めた3人の共通点は
シリアスな役でもコミカルな役でも
難なくこなせてしまう所。
特にスタンリーに関しては
最初に認識してファンになったきっかけの映画
『ラブリーボーン』での芝居があまりにも衝撃的だったので、
その後ノーマルな役やコミカルな役を観た時
振り幅の大きさにとても驚いたことを覚えている。
この作品ではハリーのライバル美術鑑定士
マーティンをコミカルに演じていて、
作品に良いスパイスを加えている。
それとやっぱりキャメロン・ディアスは
こういう役柄がハマっていて楽しいし、
ハリーのサポーター絵師の少佐は
さりげないキャラだけど良い感じ。
ただ劇中に出てくるタカガワ以外の日本人役や
通訳はセリフとか発音などが少々解せないキャラだった。
まあでもあの集団のキャラが
濃いめだったからこそライオネルの表面的に
愛想が良い姿が観られたので結果的に◎
それぞれが存分に持ち味を活かし
また存分に活かされているので、
3人のファンの自分にとっては満足な作品だった。
映画『モネ・ゲーム』予告編
↑この日本版の予告のまとまり方と
リズミカルなキャスト紹介部分が大好き。