エンタメモンスターのひとりごと

エンタメ好きが綴る感想ブログです。

アレッシア・カーラ『Here』社交的な場に馴染めない女子の心情を歌った一曲。

2018-02-24 12:15:00 | 音楽
2015年に発表されてヒットした一曲。
『1-800-273-8255』や『How Far l'll Go(モアナと伝説の海の本家主題歌)』で歌声に惚れて、最近この曲を聴いてますます虜になっていった。
歌声を聴いて鳥肌が立ったアーティストの一人。

この曲のテーマは"友達に誘われてパーティーに参加するも、場の空気と自分の気質が全く合わず早くこの場から抜け出したい、一人になりたい、気の合う女友達と過ごす方が楽しい!と思っている女の子"。
そんな女の子の心情を独特な歌声とディープなサウンドで表現されている。

パーティーと言っても集まる人間によって過激になるか和やかになるか様々だと思うが、
この曲の中のパーティーはアルコールをリバースするまでじゃんじゃん飲んではっちゃけたい若者が集まっているようなので、そういうタイプじゃない人間はそりゃ辛いだろうなって感じ。
歌詞にマリファナ出てくるし。

Alessia Cara‐Here

『ディーン、君がいた瞬間(とき)』24歳で生涯を閉じたジェームズ・ディーンの伝記。

2018-02-02 22:00:00 | 洋画
自動車事故で24歳の若さで亡くなったアメリカの俳優ジェームズ・ディーン(デイン・デハーン)と、
ディーン主演の映画を観たことがきっかけで彼に興味を持ち、フォトエッセイを撮ることになった写真家デニス・ストック(ロバート・パティンソン)の苦悩と成長を描いた物語。

ジェームズ・ディーンという名前は聞いたことがあっても作品を観たこともなければ、どういうバックグラウンドを持った俳優なのかも全く知らなかったので、この作品を通して色々知っていった。
今の感覚で考えるととても20代前半とは思えない貫禄というのか、堂々としながらも繊細なキャラクターに圧倒された。
冷めているように見えて演じることに対して純粋で真っ直ぐな思いを持ち、家族や故郷を大事にする温かさが感じられた。

またそんな彼に魅せられてシャッターを切るデニスのやや不器用ながらも写真を撮ることに対しての熱い思いがディーンと重なるものを感じて、とても人間くさいキャラクターだった。

〈お気に入りシーン〉
・ディーンが彼女との事後にタバコをふかせつつ会話をしながらさりげなくブラのホックを付けてあげる所に、こなれ感と大人な感じと優しさを感じた。
・ディーンの故郷に向かう列車の中で、ディーンが涙ぐみながら亡き母との思い出をデニスに語るシーンにグッときた。

スタッフロールで実際にデニスが撮ったディーンの写真が流れるのだが、劇中の再現度が高くてこれらの写真を基に忠実に物語を紡いでいったのだなと思わされた。
ディーン、君がいた瞬間(とき) 予告