らくがき帖

ノンジャンル心象風景

最高傑作

2005年06月28日 | 感想


月曜11時、フジテレビのバラエティー番組
「あいのり」が大好きだ。
毎週欠かさず、一言も漏らすまいという姿勢で見る。
見られないときはビデオに録る。
失敗したときはHPで内容を確認する。

見始めたのは世界1週目の東南アジア
(金ちゃんとミドリが話題)のころ。
今は世界2週目のアラブ首長国連邦だから、
もう結婚前から何年間も、
絶えず私の興味を惹きつけまくり続けていることになる。

なぜってやっぱり、
「事実は小説より奇なり」だ。
たくさんの参加者がいたけど
誰一人同じような恋愛をする人はいないし、
若者がいろいろな経験をしながら
成長していく姿は本当に感動的だ。
これを見始めてから、
トレンディードラマがつまらなく感じるように
なった気さえする。

そんな、何年間も愛してやまない
あいのりの歴史の中でも、
きょうのは最高におもしろい人間模様を
見ることができた回の一つだった。

やっぱり人間には酒が必要だよ。
飲んですべてを吐き出さなければ。
恥も外聞もなく、本能のままぶつかることも大事!
私も飲める人間になりたいものだ。
ああ、勉強になるなぁ…。

共感

2005年06月27日 | 生活


久々の家族レジャーで動物園へ。

トイレに入ったら、
隣の個室から声が聞こえてきた。

「ね、だからしっかり向きを整えて。
そしてまっすぐ前に飛ばせば
ちゃんと入るんだから。わかった?」

分かる。
お母さんが男の子に
トイレの仕方教えるときって、
なんーっかぎこちなくなっちゃうんだよね…。

にしても「前に飛ばす」って…(笑)
そうなの?

スターウォ―ズ エピソード1

2005年06月26日 | 感想
う~ん。
映像とかアクションとかはいいとして、
ストーリーはすごーく淡々としてるんですね。
まあ旧3部作の説明をしなくてはならないという
作品の性質上、仕方のないことではあるかもしれない。
しかもそのうちの1話目だし。

たぶんエピソード1から3までは
3作揃っての完成度でなんぼ、なのかなと思います。
だから7/8のエピソード2を楽しみにしようっと。

個人的にすごく興味深かったのは
アミダラ女王の衣装&髪型。
アジアを意識してるって聞いたことあったけど、
もろに日本風が前面に出てたなー。
しかも花嫁衣裳とか、法衣とか、巫女さん風とか、
もう手当たり次第に参考にしましたって感じで。
アメリカ人にとって、
ジャパネスクをかっこよくゴージャスにアレンジすると
こうなる、というのがよく分かりました。
それを歌舞伎も真っ青の早代わりで
何バージョンも見せてくれて、満足です。

でもねー、最後の正装のときに洋装になっちゃうんだもん。
あれにはちょっとがっくし。
まあね、花嫁衣裳を普段着で着ちゃったら、
そりゃ正装で着るものないかもね!

立ち直れない!

2005年06月25日 | 子供
夕食時、おかずを全く食べないタロー。

私 「ね、タロー。ほんのちょっとでいいから
このお魚(かれいの煮付け)味見してみてごらん」

タロー (試食の後ビミョーな顔)
「…ママはしょうゆ入れ過ぎなんだよ!デブ!!」

……で、でぶ……???
一瞬何を言われたのか分からなかった。
確かに煮物のへったくそな私だ。
かれいがややしょっぱかったのは認めよう。
でもそれと「でぶ」とに何の関係が?
いやそもそも、「でぶ」などという
おぞましい単語をどこで覚えてきたのか…
禁句だよ禁句、タロチャビン!
洒落になってないんだからねっ!

ヒメが思うには

2005年06月21日 | 子供


幼いころ、母方の祖母の家へ
預けられていた期間もあったせいで、
私は筋金入りのおばあちゃん子だった。
祖母の方も、今ではそれもどうかと思うが、
幼い私に面と向かって
「おばあちゃんには8人孫がいるけど、
aricaが一番かわいいよ。」
と言ってくれていたので尚更である。

そんな祖母だから、
見る度会う度私を褒めずにいられない。
大人の話がよくわかるとか、
私がいると花が咲いたように明るくなるとか、
いろいろと言葉を尽くしてくれていたが、
中でも私を気分よくさせてくれたのはこれだ。
「aricaは本当~に器量がいいねぇ。
博多人形でも見ているようだよ…」

もちろん我が孫かわいさに目がくらんでいるだけだが、
幼い私はこれを真に受けてかなり増長した。
正直博多人形がどんなふうかは知らないが、
おばあちゃんがこんなにも年柄年中言ってくれるのだ。
私のかわいさって、日本一…?
もしかして、世界一かも!?

こうして、
海よりも深く山よりも高い勘違いで
しばらくの間自惚れていた私だが、
冷静に社会を見つめられるようになった
小学校高学年くらいだろうか。
ようやくそんなことはないという
事実に気づいた私はかなり落胆した。(←をいをい…)
そして心に誓ったのだ。
「もしも自分に娘ができて、
例えものすごくかわいく感じたとしても、
いい加減に大げさなことは言わず、
きちんと事実を伝えることにしよう!
だって気づいたときショックだから!」と。

果たして、十数年後に娘を得た私だが。
実際にそう思ってしまうのだから仕方がない。
黙ってなどいられようか!
「ヒメちゃん!あなたはなんてかわいいの!
ママはヒメがかわいくてかわいくてたまらないよ。
世界一だよ。宇宙一だよ。
ヒメよりかわいい子なんてどこにもいないよー!」
言い通しである。
おばあちゃんの比ではない。
若かりしころの決意は一体何だったのか…。

だが、心配御無用。
ヒメは私と違って、愚かな勘違いなどしない娘だった。
いつもの調子で我が子を誉めそやしていた私に
ヒメは冷静な口調で言い放ったのだ。

「ねぇ、ママ。
ママはヒメのことをかわいいと思うかもしれないけどね、
それはママがヒメのママだからそう思うだけで、
本当はヒメは1番じゃないと思うな。
YちゃんのママはYちゃんが1番と思ってるし、
MちゃんのママはMちゃんが1番だと思ってるよ、きっと。」
「あ、でもNちゃんのママとAちゃんのママは
そんなこと思わないね。
だって、NちゃんとAちゃんは全然かわいくないもんね!?」
「ヒメが思うにはねー。
本当に世界一かわいいのはアメリカの子だと思うよ。
だってさ、アメリカの子って、
目の色や髪の色も全然違くて、
漫画みたいですごくかわいいじゃん!」

……。
5歳にして、金髪碧眼が世界一と言い切る我が娘。
ちょっと前まではヒメの価値観=私の価値観だったのに…。
子供の成長って、ちょっと怖い(-_-;)

野鳥天国

2005年06月20日 | 生活


カッコウばかりでなく、
鳥たちの声がにぎやかな季節になった。

「ツツピー ツツピー ツツピー!」
高らかに、誇らしげに鳴くのはシジュウカラ

「ピーチュル ピーチュル ピーチュルチュルチュル
ピーチュル ピーチュル ピーチュル ピチチチ…」
羽がちぎれるのではないかと心配になるくらい
力強く飛びながら空中でさえずるヒバリ

「ピーー ヒョロロロロロロロー…」
住宅地の上空でトンビが円を描きながら鳴くなんて、
一体どこで営巣しているのか…

自宅にいながらこのにぎやかさ。
姿だけならオナガにムクドリにセグロセキレイに…
鳥ではないが、夕方になると
コウモリも飛び交っているらしい。

仙台の環境、気に入っています……。

踊れる人

2005年06月19日 | 感想


キンキ・キッズの新曲は、
久々にたっぷり踊ってくれているので
2人が踊る姿を見る機会がふえてとてもうれしい。
と言うのも、彼らがデビューして間もないころから、
「ジャニーズで一番ダンスがうまいのはキンキだ!」
と思っていたから。

ダンスがうまい。と言っても、
人によってその捉え方はいろいろで、
一概に優劣を決められないことは重々承知している。
ジャニーズで言えば
やはりキメ(かっこつけ)の激しい
ヒガシ辺りの踊りは無視できないだろうし、
スマップの、基礎がないまま
個性を爆発させるスタイルにも魅力はあり、
だがやはり今は、V6のアクロバティックな
息もつかせぬダンスにファンは多いだろう。

しかし私がキンキをうまいと思う1番の理由は、
彼らに曲と振付けの理解力と表現力を感じるから。
振付師に上げろと言われて手を上げているのではなく、
曲の中でのその振付けの意味を理解し、
自分なりに解釈して曲と音とを表現する。
彼らにはデビュー当時の若いときから
その力があったと思う。

そして特に、光一の卓抜した技術!
昔器械体操をやっていたというだけあって、
可動域の広さとパーツの分離、
関節は外へ開き筋肉は内へ締めるという
ダンスの基礎が気持ちいいくらいできあがっている。
踊っている姿を見ていると
普段のおとぼけでじじむさい彼が
信じられないくらいキレがいい。

自分がダンスを続けていたら
あんな踊りを目指したかったなぁと思う。
そして
キンキはもっといつもいつも
踊っていてくれたらうれしいなぁと思う。

月9

2005年06月15日 | 生活


私のおばちゃん化も
行きつくところまで来たようだ。
月曜夜9時、欠かさず見ている番組は
木村くんのドラマではなく、
NHKの「きよしとこの夜」で、
氷川きよしくん(←最早呼び捨てにできず)の
おとぼけぶりを見てへらへら笑っている。
「確かに。
息子にしたいタレントナンバーワンかも…。」
とか思いながら。

ど、ど、ど、どうしよう。
そのうち
「マツケンサンバⅡ」とか、
綾小路きみまろのCDとか買い始めちゃったら…。
加速度的に、心まで老化していく自分が怖い。

今年最初の花冠

2005年06月09日 | 生活
サッカーはいい試合でしたねー。
よかったよかった。
しかしなぜか選手たちを見ていて
「ああ、こんな立派な息子を持ったお母さんは
さぞかし誇らしいことでしょうなァ…」
と母親の気持ちになってしまう自分には
釈然としないものを感じますが、
仕方がない、いい加減にあきらめて
今後はお母ちゃんキャラでやっていこうと思います。

画像は、今年最初の花冠をしたヒメ。
毎年6月になれば
しろつめくさの花輪を好きなだけ作ることができる。
今では何でもないことに思えるけど、
東京にいたころは考えられませんでした。
たんぽぽの綿毛さえも貴重だったもんなぁ。
仙台の環境、気に入っています。

そわそわ

2005年06月08日 | 生活


「仙台市民ってことは、楽天応援してるの?」
とよく聞かれる。
全然そんなことはございません。
球団発足時のいざこざはさておき、
もともと野球には詳しくないし、
球場も我が家からは遠いしで
あまり「地元球団」の実感もなく。
たまにニュースなどで見かけると
「やっぱりあのユニフォームはどうなの…?」
と思う程度である。

応援するならむしろベガルタだろう。
こちらはスタジアムが
歩いても行けるくらい近くにあり、
知り合いにサポーターも何人かいるので
楽天よりはずっと地元感が強い。
だがしかし。
試合の日の渋滞に閉口してはいるものの、
いつも結果はおろか
相手チームがどこかさえも知らない。
1度見てみてもいいかも…と思ってはいるのだが、
取っ掛かりがないまま今に至っている。


こんなにサッカーに無関心な私だが、
ワールドカップの予選にはちょっとドキドキだ。
さすがに日本代表ともなると
知っている選手が多いから興味も湧くし、
マスコミが大騒ぎしてくれているので
細かい情報も次々に入ってくる。
もちろん大丈夫だとは思うけど、
そわそわしますな~、北朝鮮戦!


実は私、本当にサッカーにはあまり興味がないのに
なぜかヒデのHPだけは時々見に行っている。
この人ほど、
テレビで見た印象と書く文章との
ギャップが激しい人も珍しい。
インタビューを受けているのを見ると本当に、
「取りつく島もない」
のお手本を演じているかのようにそっけないが、
HP上での語り口は
とても素直で気さくで、まじめで前向きで、
非常に好感の持てる若者に感じる。
自分も周囲も冷静に分析、評価していながら
常に情熱や向上心を失わず…
文章だけ読んでいると
惚れちゃいそうにかっこいい人だ。
何で人前であんな態度取っちゃうかなー。
すっごく損してるよなー…

って、ヒデの話がしたいわけではなくて、
彼はこまめに更新してくれていて、
ワールドカップの予選も
本人としてはどう感じているのか、
しっかり語ってくれています。
サッカーにすごく興味があって
まだヒデのHPを見ていない人は
(そんな人少ないと思うけど)
ぜひ見てみてください。
そしてみんなで日本代表を
応援しようじゃあーりませんか!