らくがき帖

ノンジャンル心象風景

嗚呼、勘違い・・・

2010年01月20日 | 自分
昨年末、久しぶりに帰省をしました。
そのとき一つ、かなりショックだった出来事があったので
報告しておきます。

私には6歳年下の弟がおります。
現在実家で暮らしており、本屋で働いております。
幼いころから割と口の減らない弟です。
その弟と、少し話すチャンスがありました。


私 「へ~、お正月はまた友達のHくんと会うんだー。
   よろしく言ってね。正しい意味でよろしくね」

弟 「うん。
   …うちの姉ちゃん赤メガネ掛けてたって言っとくわ」

私 「お、それなら正しい意味でよろしいね!
   いいでしょう~?このメガネ。
   最近買ったばっかりなの。超お気に入り。
   メガネ屋さんのポスターでフレンチブルが掛けてた
   赤いメガネに一目惚れしちゃってさー、これにしたんだよね
   今まではコンタクトが痛いから仕方なくメガネって感じだったけど、
   これは超気に入ってるから積極的に掛けてるんだ

弟 「…あのさ、赤メガネに関してはちょっとした情報があるんだけど、いい?」

私 「えーなになに?」

弟 「前に俺やHが読んでた漫画に載ってたんだけどさ、
   『赤メガネの女はオタクの勘違いが多い』って」

私 「えー! 何それ
   勘違いって、何をどう勘違いしてるって言うの

弟 「別にこれはaricaちゃんがそうだって言ってるわけじゃないよ?
   ただその漫画に書いてあった説では、
   赤メガネ掛けてる女はオタクで、
   外見全然イケてないのに、
   自分は赤メガネがよく似合ってかわいいって勘違いしてる奴が多いっていう…」


私 「    


弟 「で、俺、これはホントかなーと思って、
   ちょっと周囲を見回してみたんだよね。
   そうするとさ、世間一般で、例えば駅とか道とかで歩いてる人に
   赤いメガネ掛けてる女の人なんてめったに見ないサ。
   それなのにね!!
   うちの店の漫画コーナーに来る常連の女の人って、
   え、この人も? え、この人も?って、
   ビックリするくらい赤メガネ率高いんだよ、本当に
   それで俺、あ、これはけっこう当たってるのかなって…
   イヤ別に、aricaちゃんがそうだって言ってるわけじゃないよ!?」







私 「いや、それ、きっと私のことだよ…
   だってさ、まあ昔から漫画も好きだけど、 
   最近なんかポケモンにはまり過ぎて、
   個体値厳選とか努力値振りとか、
   一般の人には何だか分からないようなことまで始めちゃってさ、
   間違いなくオタクだろうし。
   それに…それにこのメガネも!!!!!!
   言われてみれば確かに、
   『似合うでしょ?かわいいでしょ?』って
   自分で得意げに言ってるだけで、
   だれからも褒められたことないもんっっ
   オタクの勘違い…オタクの勘違いだったんだ…
         

弟 「だからべつにさ

私 「うん。いいよ。
   そうさ。ああ、そうさ!
   Hに言っといてよ。
   姉ちゃん赤メガネ掛けてたって

弟 「うん。じゃあ言っとくよ




はあ…今思い出しても大変ショックで残念でしたが、
落ち着いて考えてみれば、
そんな恥ずかしい勘違いを指摘してくれる
身内の存在というのもありがたいものです。
事実が分かった今は、過剰に自慢するのは止めましたが、
気に入っているのは事実なので
開き直って毎日掛けています。
セルフレームの赤メガネ。
私を見かけた際には
(あ、まだ勘違いしてる
と笑ってやって下さい。



新年

2010年01月18日 | 大河ドラマ
2010年になってから
もうすぐ3週間が経とうとしているのに今さらですが、
一応今年初めての更新なので…

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします

うちは昨年喪中で年賀状のやり取りがなかったので、
今年の年賀状はうれしい衝撃がいろいろありました。
この2年の間に、結婚された方、
待望の第1子に恵まれた方、
同級生で4人目を産んだ方…!!
あっぱれです。
うれしいです。
元気をもらえます。
暗めの世の中ですが地道にがんばっていきましょう


さて、この最近大河とは距離を置いていた我が家ですが、
今年は見ています!
「龍馬伝」

なんと言っても福山さんですから!
大河で龍馬といえば
「新選組!」の江口くんがめちゃめちゃかっこよかったのが
記憶に新しいところですが、
福山さんはどうなのかと!
あんだけ普段かっこいい人として振舞っているんだから、
相応のものを見せてくれよと!
そういう期待で見ています。

今のところは…
弥太郎がねーーー
切ないですね
「わしゃおまんなんかだいっきらいじゃあーーー
ほんと、そうでしょうとも。うんうん。
そういう思いをしているたくさんの人が、
涙ながらに弥太郎を応援していると思います。
そして龍馬も、現実の福山さんも、
たくさんの人の妬み、嫉みを力に変えて、
さらに輝かしく羽ばたいていくんですねー。


それから…
どうも自分が子供を産んでから、
主人公よりもその親の視点でドラマや映画を見てしまうのですが、
「龍馬伝」もお父さんやお母さんたちの気持ちが痛い!
初回に命と引き換えに母に守ってもらった龍馬ですけれども、
それ以外にもね、昨日の前の回だったでしょうか。

弥太郎のお母さん
「おまんは読み書きが取り柄じゃ。本を売ったらいかん」

龍馬のお父さん
「おまんの取り柄は剣だけじゃ。
剣の道を究めるというがじゃったら、江戸行きを許す!」


…もう!こういうの聞くと泣きそうになります。
なかなか難しいことなんですよ。
子供の才能を見極めて、認めて、後押しするって。
ついつい自分の思いとか、
経済状況とかを先に考えてしまいがちなものです。
私もしっかりこういうことが言える母になりたい・・・

「ヒメ、おまんはまんがの読み描きが取り柄じゃ。
まんがだけは手放したらいかん!!」

「タロー、おまんの取り柄はゲームだけじゃ。
ゲームの道を究めるというがじゃったら江戸行きを許す!」

……どうだろう。
「ゲームセンターあらし」じゃあるまいし・・・

どうもこの段階に進む前に、
親子ともに取り柄を見つける努力をした方がよいようです。