らくがき帖

ノンジャンル心象風景

リサイクル

2006年07月28日 | 子供
しまじろうのビデオで
「リサイクル」について学んで以来、
タローはリサイクルマークに敏感だ。
「紙」とか「プラ」とかの字が
矢印に囲まれたマークを発見すると
「ママ! ママ!
ほらこれ!
リサイクルのマークだよ!
だからゴミ箱に捨てちゃダメだよ!」
などと報告してくれる。
また
「ペットボトルはね、
ちゃんと中に水を入れて
シャカシャカーって振らなくちゃね」
と指導もしてくれるし、
「♪もったいない~ もったいない~
もったいないから すてちゃダメ~」
とビデオで流れていたそのまんまな曲を
鼻歌で歌っている。

先日も野菜ジュースか何かの
小さな紙パックを持って力説していた。

「ママこれもね、
リサイクルマークがついてるでしょ?
もったいないから捨てちゃダメなんだよ。
リサイクルできるんだから!
…ここの真ん中にさー
ストローを貼って角にすれば
カブトムシになるでしょ?
それにさー、
ストローを横に貼って
携帯電話にしたっていいんだよ!?」

…タロー、
それはリサイクルって言うより、
廃材工作だよ!

きょうもまた

2006年07月25日 | 生活
  

…梅雨が長い。
ただ長いだけでなく、よく降る。
困ったものだ。

梅雨が長いと98年の夏を思い出す。
まだ子供が生まれる前、
オットの出向で1年間だけ仙台で過ごしたのだが、
あの年は梅雨が明けずに夏も肌寒いまま、
秋の長雨に突入してしまい、
「仙台の夏って、こんななの…!?」
と寂しい思いをしたのだった。
今年もまた、そのパターンだろうか…(-_-;)

梅雨が長引くのは
地球温暖化の影響であるらしい。
太平洋高気圧が発達しすぎて
梅雨前線が動けなくなってしまうそうで、
このままでは日本の梅雨が明けるのは
毎年8月になってしまうとのことだ。

温暖化温暖化と言っても、
極地の氷がどのくらい溶けたとか、
そのせいでどこぞの島が沈んでしまいそうだとか、
年間平均気温が0.何度上がったとか、
そのくらいのことでは正直
大変なことが起きている感が薄かった。

だが最近になって、
台風やハリケーンが大型化するのも
梅雨が長引いて強力になっているのも
温暖化が原因と言われると、
毎年毎年甚大な被害が出てしまうだけに
何とかせねばという気になる。

何とかせねばと思いながらも、
電気を使うことも
車に乗ることも止められない。

神様、本当に神様がいるのなら、
私と多くの愚かな人類を
「ブァカモノーッ!!!
自分で自分の首を絞めてどうする!
子供たちに住みよい地球を残さなくてどうする!?」
と叱責してください。

はーーーっ、
神様信じてないのに神頼み。
ほんの少しでも発電量を減らすべく、
きょうはもう寝よう。
これ以上だれも亡くなりませんように。

夏休み

2006年07月22日 | 子供
が始まった。
今まで午前も午後も
学校行事だの幼稚園行事だの
スイミングだのバレーだの
趣味だの遊びだの…
毎日真っ黒に予定が書き込まれていた
カレンダーに、
ひたすら真っ白な平原が広がっている。

だがこれを見て、
「寂しいけれど仕方がない。
ダンボールを片付けるいい機会だし、
服や本も整理したいと思ってたし、
梅雨明けにはガーデニングも
みっちりやりたい…」
などといろいろな予定を盛り込もうとしないところが
私の成長である。

なぜならその平原には
私の自由な時間が広がっているわけではなく、
24時間子供と一緒の、
いつも以上にやりたいことが進まない
不如意な時間が広がっていることを
いい加減私も学習したからだ。

今年はヒメ、タローともに
入学、転園した年でもあるし、
宿題や子供向け雑誌や
プールやおでかけに
とことん付き合ってやるのも悪くあるまい。
これと言っておおきなレジャーの計画はないが、
夏休みが充実して楽しいものになるよう
努力してみようではないか…

思ったからと言って
実現できるかどうかはまた別の話なのだが、
せめて、
そんなふうに考えたのだということを
ここに書き留めておきたい。
途中キレそうになったときの自分への
メッセージとして……

さ、ヒメとタロー、
ブックオフでも行くか!

驚愕の事実

2006年07月18日 | 感想
ホタルについて、
また新情報をゲットしてしまった。


『*えさの食べ方
タニシ等の貝の上からだ液で穴を開け、肉を溶かして、吸います
ホタルは一生の間排泄をしません
体内に入れるものをすべて養分として成長します』


肉を溶かして吸うのはもういいよ。
わかってたから、許す。

一生排泄しないって!!!
アイドルかお前は。
ちょっとぐらい不要なもんはないのか?
え?ほんのちょっとも?

やっぱ光る虫なんてね、
生き物としてどうかしてるね。
調べれば調べるほど
キモいよ、奴ら…。

一山越えたもよう

2006年07月17日 | 子供
「タローも地元の幼稚園に転園」
と軽く流して書いてしまっていたが、
実は彼、環境の変化に非常~に弱いのである。

仙台に引っ越してきたときはまだ1歳だったが、
「前のおうちの方がよかった」
と言ってしばらくの間しくしくしており、
やや快方に向かっていたアトピーが暴発。
秋~冬は喘息で入院と
落ち着くまでに1年近くかかった。

去年幼稚園に入園したときも、
ヒメのいる年長組に脱走してばかりで、
本来の自分のクラス、年少組に
居つくようになったのは半年後だ。

そして今回。
前の幼稚園ですっかり友達と仲良くなり、
大好きな先生や女の子たちに囲まれ、
自由でのんびりとした園生活を
満喫していたところでの転園だったため、
すんなりといくわけがなかった。

引越し前から毎日「イヤだなー」「イヤだなー」。
年少組で開いてくれたお別れ会では
「寂しい」と言ってぽろぽろ涙をこぼし、
引越し後は「幼稚園替わらなきゃいけないんだったら
こんな家建てなくてもよかった!」。
そして新しい園生活が始まってからも
「前の幼稚園の方がよかった」
「おもちゃがあんまりないからイヤだ」
「先生が怖いからイヤだ」
「バスが遅いからイヤだ」
「給食がイヤだ」
「制服がイヤだ」
「ママが一緒じゃなきゃイヤだ」
「女の子の友達ができないからイヤだ」
「RちゃんやNくんがいた方がよかったな…」
正直、つい最近まで朝バスに乗せるのに苦労した。
私自身、前の幼稚園をかなり気に入っていたし、
今の幼稚園にまだ馴染みがなかったから
説得にも力が入らない。
これは、親子ともども慣れるのには
時間がかかりそうだと半ば匙を投げていたのだが。

7月に入ってからである。
成り行きで夏祭りの手伝い係になった私は
打ち合わせや準備で園にいくことが多くなり、
自然と園や子供たちの様子がわかってきたし、
先生や係のお母さんたちと知り合うこともできた。
と、時を同じくしてタローも落ち着きを見せ始め、
ついには
「タロー、今の幼稚園でも別にいいや」
と言うに至ったのである。
私の行動が影響したのかどうかは分からないが、
1年かけてでも落ち着いてくれればと思っていた私には
うれしい誤算だった。

そしてさらに、
タローの今の園での充実ぶりがよくわかるコメントが
最近聞けるようになっている。

私 「タロー、今の幼稚園に好きな先生いる?」

タロー 「いるよ。1番はK先生!
(↑担任の若くてかわいらしい先生だ)」
「あとねー、Y先生とT先生」
「あ、でもA先生もN先生も好き」
「そうだ、M先生も!」

…結局全員である。
また別の日。

私 「タロー、最近幼稚園で仲良く遊んでる友達はだれなの?」

タロー 「う~んとね、HちゃんとKちゃん」

私 「え、女の子…!?」

タロー 「あとね、MちゃんとRちゃんとTちゃん」

私 「そんなに女の子ばっかり!なんで?
ずっと男の子の友達しかいないって言ってたのに、
どうやって仲良くなったの?」

タロー 「え~、分かんないけどさー、
なんか女の子たちが
『タローくんあそぼ~
って誘ってくるんだもん。
困るんだよね~。
だけどやっぱりタロー女の子はみんな大好きだなぁ


…悩んでいたのがバカバカしくなってきた。
とにもかくにも
夏休み1週間前にして、
タロー完全復活である。
こうなったらまた以前のように、
おもしろネタを数多く提供してくれることを期待したい。
頼んだよ!タロー!


ワールドカップ

2006年07月12日 | 感想
…ロス症候群発症。
無意識に
ワールドカップの記事や話題を
テレビでも新聞でもネット上でも探してしまう。
まあオリンピックなどのあとは
いつも似たような感じではありますが。
寂しいなぁ。

ワールドカップの感想、
見ているときはいろいろいろいろ
書こうと思っていたのに、
なんだか最後のジダン騒動で
全部忘れてしまいました。
日が経つにつれてジダンをかばう論調が
ふえて来ている気がするけど、
どんな理由があろうと
私はあれには心底がっかり。
ホント、決勝戦かつ自身の引退試合、
怒りをプレーに反映させてほしかったなぁ……


あ、たった一つだけ、
これだけは言っておきたい!
ってこと、あるんだった!

ピルロは真矢みきにそっくり!

武者震い

2006年07月07日 | 生活
イタリアとフランスを比べたら、
個人的にはイタリアの方が断然好きだ。

理由は大学の卒業旅行の際、
ロンドン、ローマ、パリの三都市を訪れたが、
すべてにおいて好印象だったのがローマで、
全体的に満足度の低かったのがパリだったからだ。

そのときのローマがどんなにどんなに
すばらしかったかを
夜を徹して語りたいのは山々だが、
あすはタローの幼稚園の夏祭りで
協力係として朝から準備に行かねばならないから
それはまたの機会に譲るとして、
とにかく私はそれ以来
イタリアに移住したいと思うくらい
イタリア大好きになったのだ。

だから決勝では
どうしてもどうしてもどうしてもどうしても!
イタリアに勝ってほしい。
4年に1度の世界一を決める試合が
目前に迫っていると思うと
じっとしていられない気分だ。
試合中、何かに気を取られている隙に
ゴールを許したりしたらどうしよう、
取り返しがつかない…
とか思って眠れないイタリア代表選手がいたらどうする~!?

と1人興奮していたら
オットが冷静に指摘してくれた。
「そんな奴ぁ代表に選ばれないから心配すんな!」

そうかぁ、そうだよね。
私みたいな粗忽者がもし仮に
すごくサッカーうまくなったとしても、
何度か試合に出てれば
「あいつはここ一番で頼りにならない」
「たまにボーっとしてるのはどういうわけだ?」
って本性を見抜かれて、
代表なんかで使うのは怖くてたまらないに
違いないもんねー。
そうだそうだ。
代表の皆さんは揃いも揃って
抜け目のないしっかり者に違いないんだ。
おかしなミスで試合を落としたりしないさ!
はー、よかった…。

…でも気になる!
サッカーの神様~、
お願い、アッズーリに勝利を!!!

きょうのニュース

2006年07月06日 | 感想
中田引退のショックも和らいできた今日このごろ。
日ごろnakata.netを巡回していた私だが、
「これは…W杯終わったら
日本代表は辞退しちゃいそうだなー…」
と感じてはいたものの、
現役引退とまでは予想しておらず、
あまりの思い切りのよさに
やはり少なからずびっくりした。
まだまだ国内ではトップクラスの実力が惜しまれもする。

しかし、今後の彼が楽しみでもある。
プロ入りするとき、
サッカーを選ぶか、進学して司法試験を目指すか
真剣に悩んだと聞いている。
天が二物も三物も与えてしまった人なのである。
今や日英伊の三ヶ国語を操り、
また東ハトのアドバイザーとして
業績アップに一役買っていたとのこと。
サッカー界では彼にその場所にとどまって貢献を、
と臨むのであろうが、
彼のファンとしては全く別の世界で
活躍する姿も見てみたい気もする。

彼のファン……
一体いつからそんなものになったのか
自分でも分からないが、
どうやらホームページ上でHide's Mailを読んでいるうちに、
すっかりヒデ贔屓の人間になってしまったらしい。
引退に当たって、
好き勝手なことを述べ立てるマスコミに
腹が立って仕方がない。
「最期まで個人主義を貫き通した」とか
「チームに良い影響を与えてきたとは言えない」とか。

一体彼のどこを個人主義だといっているのか。
彼の書く文章を読んできて、
その真意を理解した人なら分かるはずだ。
彼が自分の身を置くチームのことを考えなかったことなどない。
むしろだれよりも熱く、真剣に
チームの勝利のことを考えていたのではないか。
彼にいつも孤高のイメージがつきまとったのは
理想とするサッカー、目指す到達点の質の高さが
周囲とあまりにもかけ離れていたせいだ。
けれど、その前進力を責めるのは筋違いであろう。
プロのサッカー選手が
勝つこと、強くなることを臨むのは当然だ。
他の日本選手とのあまりのスケールの違いに
私はいつも彼を気の毒に感じていたほどだ。

しかし、そんな私にきょう、
うれしいニュースが飛び込んできた。

「引退戦は中田ジャパンVS世界選抜」

ヒデの所属する事務所に申し入れが複数あったため、
海外の大物選手をも含めた引退試合が
用意されるというのだ。
「参加選手は未定だが、
ロナウド、アドリアーノのブラジル代表2トップ、
イタリア代表デルピエロらが候補」とある。
これが実現すれば夢のようではないか。
彼が国内外の選手とともに
最後のプレーを見せてくれるのもうれしいが、
これだけの評価をされる選手だったということが
私には素直にうれしい。
彼が受けてくれるか分からないが
今後この情報には敏感でありたいものだ。



…というウキウキ気分であったわけだが、
隣国からこうポンポンミサイルなど飛んできては
あまりそこに浸っているわけにもいかない。
お互い気に食わないことは山とありつつも、
こちらは理不尽ないろいろを耐え忍んで
話し合いのテーブルにつこうとしているのではないか。
それをこれ見よがしに武力をちらつかせて
「恫喝外交」とは失礼な話だ。

我が家の2人の子供たちも
気に入らないことがあれば
ついつい手が出てしまうお年頃。
それでも毎日根気よく、
やられた方がどんなに傷つくか考えよ、
不満があれば言葉で説明せよと
言い聞かせているというのに、
大した理由もなくだだっこのようにポコポコと、
5歳の子供にも劣るというのだ!

私は子供たちの成長やヒデの引退試合を
楽しみにしたいから、
日米VS北の戦争、なんてことには
未来永劫なってほしくないのだが、
それをやりたくてたまらない人がいそうで
本当に怖い。
こんなとき、平凡な一庶民はどんな行動を取ればいいのか。

何かそわそわと落ち着かないが、
とりあえず、明日に備えてもう寝ますか…。