こはくの部屋は縁側の突き当たりにある。
そこへ私が歩いていくと、後ろからドスドスドス&トットットッの大小2種類の足音が私を追い抜かす。
「あけてー」
ピーナッツとミリーだ。
この2匹、なぜかこはくの部屋が大のお気に入り。ドアを開けるとドドドーっと一目散に入って行く。
ゴロン・スリスリ・ノビー。
また来た…。
困ったことに、こはくはピーが苦手。ピーがちょっかいを出すからなのだ。
やだニャー。
ミリーとは思いのほか相性がいいようだ。
ピーはこの部屋で私に遊んでもらいたいのもある。
あんな性格でもみんなの中では出しゃばれず遊べないのだ。
でも、ミリーがいるとやっぱり遊べないので、ミリーを部屋から出すとピーははりきって遊び出す。
そしてピーを出すとこはくが安心して遊ぶという順番になっている。
こはくはマルが好きなのでたまに一緒にいてもらうけど、
マルは「ウキャ~ウキャ~(出して~出してよ~)」とこちらを見てうったえる。
どうも居心地が悪いらしい。
人生も猫生もなかなかうまくいかない。
何かいい手はないかなぁ。
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