歩行瞑想

外出自粛、自宅待機といった状況で、
私の生徒さんや依頼者様に瞑想を勧める機会が最近はさらに増えています。

【じっとしているのが苦手】

【時間が作れない】

【集中できない】

といった瞑想がうまくできない相談を受けることも多いです。

瞑想はじっとしているものというイメージが強かったり、じっとしている瞑想しか知らない人もいますよね。

実は瞑想にはたくさんの種類があります。

ヨガやエネルギーワークをしながら、中には踊りながら歌いながらの瞑想もあります。

私も海外では歌いながら踊りながらの瞑想を実践していましたが、日本では住宅事情がありますので難しいですね。

じっとするのが苦手な方々には簡単にできる【歩行瞑想】をお勧めします。

部屋の中でもできますが、自然の中でできるものを紹介しますね。

これは私が習得し実践している歩行瞑想の中の1つですので、ネットなどでいろいろと他にも調べてみてご自分に合うものをぜひ実践してみてくださいね。

人通りが少なく、自分のペースで安全に歩ける場所を選ぶことがまず大切です。
しっかりと地面を捉えて感じられる靴を選ぶことも大切です。
歩行瞑想はグラウンディングにも最適ですので、地をしっかりと足裏で感じてください。

慣れてくれば通勤や買い物に行く時など日常生活に取り入れることも可能になるかと思います。
私は歌の入っていない音楽を聴くことがありますが、初めのうちは五感を使うことに集中するために何も聴かないほうがいいですね。

心肺機能を高めたり、脂肪燃焼、体力をつけるためのウォーキングとは異なりますので、筋肉を使って真剣にスピード感を重視して歩くのではなく、自分が楽な姿勢でゆったりと脱力して歩くことが大切です。
瞑想は真剣に真面目に必死に取り組むことで効果が高まるものではありません。

咲いている花の香りや、空に浮かぶ雲、耳に入る声や音をただひたすら感じていきます。

そういった五感に対していちいち意見を持ったり考えたりしないことが大切です。
瞑想していることを忘れないように。

「今日の夕ご飯何にしようかな」などと考えが浮かんでしまうことがありますよね。
それを無理に止める必要はなく自分がそう考えているなとふわっと受け止めていれば大丈夫です。

瞑想には厳しい決まりやルールはないと私は思っています。

私は海外生活の中で
病気で自分のやりたいことができなかったり、
経済的な問題で思うような暮らしができなかったり、
仕事が見つからなかったり、
語学習得に完全に行き詰まった時に、

瞑想は大きな助けになりました。
そこからピンチをチャンスに変える生き方やストレス解消法を得ることができました。

危機的状況こそ、自分なりの瞑想法そして生き方を見つけるチャンスであると私は自分の体験や経験から確信しています。

楽しみながらストレス解消や新しい気づきを得られるようになれば、自分の中に眠っていた可能性や本当の自分に出逢えるチャンスが訪れるのではないかと思います。