毎回同じことを訊いたり間違えたりする同僚がいます。
その度に教えて間違いを指摘しメモを取ることを勧めますが取ったことがありません。
もう半年続くので上司達に話したところ
「毎回教えたり直してあげればいいのでは?」との意見もありびっくりでした。
こういった人は【優しくて理解のある人】と賞賛されがちですが問題解決を妨げたり悪化させる存在でしかないと私は思っています。
自分で覚えようと努力して動くことと、覚える気がなく誰かから毎回訊いてそれにただ動くというのは結果が同じかもしれませんが全く違うことですし、後者のような態度では物事できるようになったという自信や安心に繋がらないですから成長も向上も難しくなり本人にとってマイナスでしかないです。
個人的な問題もありますが周囲も毎回教えたり間違いを直したりと大変ですからイライラもしますし怒ったり喧嘩にもなり人間関係に問題を引き起こすことは間違いないです。
人を頼ったり利用して物事ができた気になったり、他力本願で自分に知識があるように感じたり振舞う人は常に自分に対して少なからず【不安】や【劣等感】のようなものを抱えていることが多いと感じます。
その不安や劣等感を生み出しているのが自分であることはわかっていても、【面倒くさい】【興味がない】といった言葉で自ら動くことを打ち消し諦めているパターンも多いですね。
不安や劣等感が募ると見栄を張ったり、できないこともできると嘘をついてそれが雪だるまのように大きくなり、改めて教わることが恥ずかしくできなくなることなどから自分が利用しやすい人を支配したり脅したり怒ったりなどさらに自分を貶めるような行動や言動が増えることは顕著です。
頼る人がいなくなることを極度に恐れたり不安に感じ続けるために1人にされる状況や状態を常に心配していることも多いようです。
【立っている者は親でも使え】と常に堂々とスローガンのように掲げながら他者を頼ることに罪悪感や感謝がない人間は、性格が悪いのではなく【怠惰】が根強いカルマな場合も多いのかもしれないと私は感じています。
霊的・スピリチュアル的には【怠惰】とは向上心がなくて励まないことと言われています。
のんびりリラックスして過ごすことや、プロセスではなく収入や学力が高くないそれ自体を怠惰であると思い込む人も多いですがそれは全く違うと思います。
誰かに訊けばいい。
誰かにやってもらえばいい。
自分には人徳があるからそれが可能。
こういった考えがすぐに思い浮かぶ人は前世からの根強い【怠惰】のカルマをこの現世で解消すべく自ら動くことを実践することが非常に重要だと思います。
自分ではなかなかそういった目に見えないものがネガティブな感情や周囲とのトラブルの原因になっているとは気づけないものですし、自分は正しいと信じたい気持ちが勝るとますますそれを見つけ受け入れて改善することを拒絶し困難になります。
自分に思い当たることがあれば高次や霊的な存在からメッセージを受け取ることもお勧めです。
また、周囲にそういった存在がいて悩まされている場合にも、その言動や行動が根強いカルマで本人が変化や改善に動かない限りどうしようもないことなのだとわかれば少しは気持ちがおさまるかもしれません。
残念ながらそれを知り助けや力にはなれることはあるかもしれませんが他者を完全に変えることはできないです。
自分を変えることができるのは最終的には自分だけですし完璧な人間もまた存在しないです。
人間関係においては妥協点や諦めを受け入れることも自分の平穏に必要ではありますね。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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