あらさき美枝(新崎美枝)いのちかがやく大阪を日本共産党大東市議会議員

日本共産党大東市議会議員で看護師のあらさき美枝(新崎美枝)が思い、感じる政治のこと

花粉症の治療薬が医療保険対象外になると困る😰

2019年09月14日 | 日記
本日は津の辺地域、北条地域をまわり色々と地域の要求やお話をお伺いしました。

その中で、花粉症の治療薬が医療保険対象外になったら本当に困る😣と、訴える方がいらっしゃいました。

花粉症は重度の方はしっかり治療をしておかないと日常生活にも支障が出てきます。

ほっておくと重症化します。

喘息やアレルギー性鼻炎などの他の疾患にもかかりやすくなります。

医療保険対象外にするなんてとんでもありません!

特に日本でいちばん多いスギ花粉。

戦後復興のため、木材の需要が上がり、農林省は国策で大規模スギ植林を行いました。

しかし、木材は安い輸入品がたくさん入るようになり、林業は衰退して行きました。

大量に植えたスギの伐採や間伐も十分に出来なくなり、大量のスギ花粉に暴露される状態になりました。

さらに温暖化により花粉の産出量が増えてしまっているようです。

スギ花粉を増やした根本原因は国策にあります。

国民にそのツケをまわすのか?!

花粉症の治療薬を医療保険対象外にしてはいけません😡

以下は 厚労省のHP から抜粋しました。


Q5.
花粉飛散量は年々増えているのですか。
  スギ花粉の飛散量は年によって大きく変動しますが、近年、戦後に植えられたスギの木が大きく成長し、潜在的な花粉生産能力が高い状態になっています。また、気象の温暖化の影響で花粉は多く産生されるようになっているとも言われています。
スギ花粉飛散を減少させる方策として、花粉の多い木の抜き伐りや花粉の少ないスギへの品種改良の取り組みが行われています。

Q8.
小児花粉症は増加したと言われますが、有病率はどの程度ですか
  全国を対象にした疫学調査が2002年に全国を対象として疫学調査が行われ、15歳以下の小児の花粉症は10.2%で、0-2歳が0%、3歳から5歳が4.5%、6歳から9歳が10.5%、10歳から12歳が12.1%、13歳から15歳が15.1%でした。2008年の調査報告(Q6と同じ)では0-4歳で1.1%、5-9歳でスギ花粉症は13.7%、通年性アレルギー性鼻炎はそれぞれ4.0%、22.5%とされています。これら小児スギ花粉症は増加していると考えられています。

Q20.
花粉症の治療にはどのくらいお金がかかりますか。
  3割負担の方の場合は、初診で検査を行うには6000円がかかります(ただし、特定機能病院の場合は、さらに加算があります)。さらに次の診療からは、毎回再診料などがあり、薬剤(経口薬、点鼻薬、点眼薬など)を2ヶ月使用し、それでワンシーズン6000円程度になります。つまり、その方の重症度により異なりますが、初めての年ではトータルで12000円から17000円程度、次の年からは(再診扱いで追加検査を行わない場合)7000円から12000円程度の負担になります。



「市販薬と効能が同じ花粉症の治療薬を、医療保険の適用から外し、全額自己負担とするべきだとする健康保険組合連合会の提言について、NHKの世論調査で聞いたところ「反対」と答えた人が60%余りに上りました。」
NHKニュース記事

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