【クローザー】 野球で、味方がリードしている時に、最後に投げる投手の事。「抑え」「ストッパー」とも呼ばれる。 相手の反撃を抑えてチームを勝利へ導く重要なポジション。 スタミナよりは、球種の数、速球がものをいうと言われている。 評価の方法としては、「セーブ」や「セーブポイント」などがある。 (「はてなダイアリーキーワード」より) |
味方がリードしている時に、最後に投げる投手―。
これをクローザーの定義とするならば、久保田は果たしてクローザーと呼べるのだろうか?
久保田のこれまでの成績を、単純にリードしているときと同点のときの登板で分けると(ビハインドの状況での登板はなし)、次のような成績になります。ちなみにここで言う勝ち負けは、あくまでもチームの試合結果とします。
登板数 投球回 自責点 防御率 勝ち 負け 引分
リード 23 22 2/3 8 3.18 22 1 0
同点 10 15 5 3.00 4 5 1
Total 33 37 2/3 13 3.11 26 6 1(6/16現在)
クローザーの定義に反する同点の場面での登板が、全登板数の約1/3となっています。これが他チームのクローザーと比べて多いのか少ないのか・・・。登板数がリーグトップであることを考えれば、少ないということはなさそうですが。
防御率だけ見ると、同点の場面で登板した方が若干成績がいいようですが、投球回を考えるとたいした差ではありません。もちろん防御率が3点台というのは決していい数字ではありませんが、クローザーとして一番重要なのは、リードを保ったままチームを勝利に導くことです。
その部分だけを考えれば、リードを守れずに負けてしまった試合はたった1試合だけ。つまり、投球内容はどうであれ、結果として23試合中22試合はクローザーとしての役割をきっちりこなしたといえるでしょう。
では、リードした場面でもセーブがつく3点差以内のときとそうでないときを比較してみます。
登板数 投球回 自責点 防御率 勝ち 負け 引分
3点差以内 15 14 2/3 3 1.84 14 1 0
4点差以上 8 8 5 5.63 8 0 0
まずは防御率の違いに注目してください。セーブがつく場面では1.84という、クローザーとして立派な数字を残しているではありませんか!
4点差以上で防御率が悪い理由として、あまりにも余裕があると気が緩むことや、セーブがつかないのでモチベーションが上がらないことが考えられます。
勝ち数の14は、もちろんそのままセーブ数となります。例えば、1点差を追いつかれてその後も投げているとチームが勝ち越したので結果的に勝ち投手になった、というようなことはありません。久保田の勝ち星4つは、あくまでも同点の場面で登板したときのものです。
とにかく、以上のデータからもわかるように、セーブがつく場面で救援に失敗したのは5/31楽天戦の1試合だけなんです。これでも抑え失格だなんて言えますか?
もちろん、セーブがつく場面のみの登板に限るなんてことは無理だと思います。だから、5点差以上なら投げさせないよう徹底するとか、同点での登板機会をなるべく減らすこと、1イニング限定にすることなどを考えていかないと、これから先の長いシーズンを乗り切るのは難しいのではないでしょうか。
特にここ最近、球児をクローザーにと望む声が聞こえてきますが、シーズン中の配置転換はそんなに単純なものではありません。頑固な岡田監督ならなおさらありえません。第一、球児は球児で今のセットアッパーという役割に誇りを持っているはずですし、7回にあれほど圧倒的に試合の流れを引き寄せられるのは球児だけです。
とはいえ、球児の安定感をもってすれば、来シーズン以降にもクローザーということは考えられるでしょうが、それは久保田がクローザー失格だからではなく、先発に転向するときなのだと思います。
今年のクローザーは久保田しかいないのです。だからみんなで応援しましょう☆
※データ参照:「Tigers DATA Lab.」様
そういう久保田が好きなんだ!という少し歪んだ愛情を持っているkaleidoです(笑)
それにしても、これはいいデータですね。
よくぞここまで調べたもんです。
私も何日か前のブログでちょこっとデータを書き出しましたが、これは非常に説得力があります。
ぼんやりと抱いていたイメージが、この数字に反映されていますよ。
リードしてる場面、セーブがつく場面での久保田は、多少劇場でヒヤヒヤさせられますが、きちんと仕事をしてるんですよね。
同点で出された時の5敗って言うのが、巷の悪い久保田のイメージになってしまってます。
同点で仕方なくクローザーが出てくると言うことは、そこまでに打線が点を取ってくれないと言うことも表してるんですよねぇ。
これを見て、より久保田を応援しようと思いました!
一緒に応援していきましょうね☆
調べるの大変だったでしょう。お疲れさまでした☆
そしてうちのブログでも紹介させて頂きました☆
私も、球児くんがクローザーになる時があるとすれば、
久保田くんが先発になる時だと思います。
マスコミ、何も知らんと煽りすぎやねん
これkaleidoさんの出したデータもそうでしたけど久保田は岡田監督の起用に耐え切れない証明にもなりますね。自分の利益になるセーブがつくときだけ張り切る男ということでしょうか?
何にしても、防御率というデータではまだイニング数が少なすぎて考察するのには信頼性が低いと思いますよ。防御率何て本塁打でも浴びれば激変しますからね。
今確実に言い切れる事は今年の久保田は、去年の久保田より悪いということです。その原因は『これ』です。
被安打率 得点圏被打率
2006 .235 .304
2005 .239 .184
2006 .147 .060
2005 .175 .178
で、見て欲しいのは得点圏における被安打率です。なんと三割を超えており、今年の久保田はピンチにかなり弱いのがわかります。去年の三塁にスイッチがある状態ではないのでですね。開き直る事が出来ないのです。そして球児を見て比較してください。
クローザーというのは常に安定感を求められます。その意味では久保田はクローザー失格といえるでしょう。これからも非難を轟々と浴び続ける事が予想されます。メンタルが強いといわれていた去年の久保田ではないのですから。
さて、ここまで書きましたが私は久保田投手の大ファンです。管理人さんが久保田ファンになってくれるのは凄く嬉しい。ですから一つ質問したい。
『このまま、不適当なポジションで起用され続け、非難の矢面に立たせる事を望むのと、久保田投手にあったポジションで活躍する事を望むのとどっちが真のファンでしょうか?アンチに餌を与え続けているのはいったいどちらですか??』
昨日の試合で球児の代わりにダーウィンがなれる事が証明されました。しかしダー様は外国人。是非久保田にこのポジションをやって欲しいものです。先発というのには反対ですね。
彼は肘の故障があってからフォークをまともに使えなくなったのです。今の球種では不安が大きすぎますよ。もっと本当の意味で久保田の事を考えて欲しい。そう思う今日この頃です
選手に盲目で、すべてを肯定的に受け入れようとするファンは、真のファンではありませんか?
適性を欠く役割と知りつつも、チーム事情で頑張ってる選手に「ノー」をつきつけられないファンは、真のファンではありませんか?
今は適性を欠こうとも、努力や成長で克服できる可能性を信じようとするファンは、真のファンではありませんか?
これらはすべて、ただの「能天気」ですか?
誰にも何にも妥協せず、持論を振りかざせる人だけが真のファンですか?
皆川さんの主張はとても理にかなっているとは思います。私も8割がた、同意できる内容です。ただ、それ以外の理屈も可能性も愛情すら受け入れようとしない「傲慢」さを感じずにはおれません。
私には、易々と「真のファン」を口にする度量も定見も持ち合わせていません。
ここまで綺麗にまとめて、説得力あるし。
お見事ですっ!
『近い将来、球児をクローザーに!』についても、あくまでも
将来(来季以降とか)であって、今は久保田投手なんやから
コールされたら大きな拍手と声援でマウンドへ送り出しましょう☆
今季、球児がクローザーになることはないでしょう。
去年井川をたたいてたファンが(ファンゆうていいのかなあ)久保田に相手を変えただけのようにも思います。
時々発生する「劇場」も心配なんですが、登板数が多く、延長戦3イニング投げたりすることもあるので夏ごろ疲労しないか心配です。
ついでに私の意見
今年の久保田は去年より悪いが
去年より酷使されている
佐々木、江夏、小林、宣、ギャラード、牛島、大塚、豊田、郭
圧倒的な守護神ってみんな劇場型だなあ
あんま安定感ないけど気持ちで投げるタイプ
3年後球界を代表する守護神として
久保田がWBCでリベンジするのを
マジで夢見てます。
あ、登板順はJFKでよろwww
久保田の場合、3イニング投げることもあるからしんどいと思います。
これから夏場に向けて疲れがでないよう、もう少しJFKの起用法を考えてほしいですね。
昨日もオリ相手に4点差でJFKってのは贅沢すぎると思いました・・・。
>これを見て、より久保田を応援しようと思いました!
そう言っていただけるとうれしいです☆応援していきましょう!
拝見しました!ありがとうございます。
>マスコミ、何も知らんと煽りすぎやねん
久保田が反乱とかなんとかだっけ・・・?所詮サンスポやしね・・・。
でも、やっぱセーブがつく場面で何でクローザーの自分が投げさせてもらえないのかと思うのは当然だと思います。
4点差や同点の場面で出すくらいなら、1点差で出してあげてほしいですよ。