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★元阪神タイガース・井川慶投手応援ブログ★

さよなら、おさむ。

2007-11-27 00:36:06 | 阪神タイガース
とうとう決まってしまったか...。おさむがオリックスへトレード。はあぁぁ~~~、ショックだ...。
そりゃあね、おさむのためにはDH制のパ・リーグに行った方がいいんだってずっと前から思ってたし、いつまでも藤本と2人でいちゃいちゃしてる場合じゃないとも思ってた。
でも、せっかく夢見てた生え抜き右バッターの4番になれるはずだったのに。なんでこんなことになっちゃったんだろ。甲子園で場外ホームラン打つって言ったじゃねーかよーーー!!!

2003年5月20日。そして、6月13日。もうこの日付は忘れたくても忘れられない。
5月20日に牽制で帰塁の際に右肩をねん挫。これがすべての始まりだったんだよね。今でも思う。なんでこの時点ですぐに登録抹消してくれなかったんだろうって。
そして6月13日。スタメン発表の時、4番・濱中というコールで湧き上がったライトスタンドが、数時間後に凍りついてしまうことになるなんて...。うずくまったまま動けなくなったおさむの姿は今でも鮮明に覚えています。
あの怪我がなければ・・・なんて今さら思ってもどうしようもないことだけれど、思わずにはいられない。しかも、ちゃんと走塁の意識を持っていれば防げる怪我だっただけに余計に残念です。アホな怪我しやがってぇ。。。

おさむのことを勝負強いとは思わなかったけれど、それでも印象深いホームランはたくさんある。
2002年の巨人の優勝決定試合で放った9回同点HR。あの時、心から阪神ファンでよかった!と思えた。本当にうれしかった。
去年の8月31日中日戦。8回裏に川上から放った逆転2ラン。この試合はスタンドで観ていたけど、お立ち台での言葉がうれしかった。「ホームランを狙って打ちました」。ああ、そんなことが言えるようになったんだなぁって。
そして、今年9月15日の中日戦。均衡を破る決勝2ラン。あの時、きれいな虹が架かってたっけ。結局、これがタイガースでの最後のHRとなってしまいました。


井川が出て行って、おさむもいなくなって、私の中でタイガースの一つの時代が終わってしまったような気がします。私にとって2人は暗黒時代の希望の光でした。高卒の生え抜き選手がいつかはエースと4番に育ってくれたらと夢見ていました。
もう一度、4番を打ってほしかった。もっともっと、甲子園できれいなアーチを描いてほしかった。うねってほしかった!

ホント寂しいです。オリックスのユニを着たおさむなんて想像できないよ...。