確か去年もブログで井川の誕生日を祝ったっけなーと思って調べたら、ブログを始めたのが去年の7月12日からでした。というわけで、いつのまにか1年が経ってたんですね。あらあら。
いつもコメントやトラバをくれる方、そしてこっそりロムってくれてる方、本当にどうもありがとうございます。m(_ _)m
さて、そんなわけで今日はブログタイトルについてのお話です。ウチのブログタイトルは「Home Steal」ですが、私が応援する井川はピッチャーなので、今思うとあまりぴったりくるタイトルではないですね。では、何故このタイトルになったのかというと、ちょうどブログを始めようかなと思ったときに、オールスターで新庄がホームスチールをしたのを見たからなんです。合併問題で揺れ動いていた中で、あの日の新庄に感動したからなんですよね。
ところで、みなさんはこれまでにホームスチールを見たことがありますか?ホームスチールとは、3塁ランナーがホームベースに向かって盗塁するという、どう考えても無謀な作戦です。そうそう見られるものではありませんよね。私はこれまでに3回だけ見たことがあります。その3つとは・・・
1.2004年7月11日 オールスター第2戦@長野
これは先に説明した通り、みなさんの記憶にも新しいと思われる去年のオールスターの新庄です。ピッチャー福原、キャッチャー矢野という阪神バッテリーに対して、元阪神の新庄があいさつがわりのまさかのホームスチール。
矢野が福原に返球した直後にディレードスチールを敢行したのでした。セーフになった直後、ホームベース上でうつ伏せのまま手足をばたつかせて喜んでいる新庄がおもしろかったです。
2.1986年7月30日 明青学園高校 vs 須見工業高校
あ、タイトルでわかると思いますが、これはマンガの中のお話です。そう、『タッチ』ですね。わざわざコミック本を引っ張り出してきて日にちを調べましたよ(笑)。
夏の高校野球地方予選の決勝戦。4-4で迎えた延長10回表、明青の攻撃。ワンアウト3塁、バッターは4番・松平。須見工は足の遅い松平を歩かせてゲッツーを狙うために敬遠策を選びます。しかし、どうしても打ちたい松平は、3球目の外したボール球に無理矢理手を出し、あと少しでホームランという大ファール!これに驚いたバッテリーは、バットが届かないくらい大きく外します。
ところが、1-3からの最後の投球に入った瞬間、3塁ランナーの上杉がスタートを切り、ホームベースへ一直線!キャッチャーは大きく外していたためにタッチが間に合わず、間一髪のセーフ!!!
と、こんな感じです。結局、これが決勝点となり、見事明青が甲子園初出場を決めたのでした。いやー、ホント『タッチ』は好きだったなぁ。いつも高校野球が始まるとうっかり読み返してしまい、仕方なく全巻読破してたっけ...。
以上の2つは、オールスターとマンガの中の出来事です。しかし、みなさん、ホームスチールなんて、そんな余興の中でしか行なわれないものだと思っていたらノノンノン、それは大間違いです。プロ野球の公式戦という真剣勝負で私は見ました。そう、たった一度だけ―。
3.1992年8月4日 ヤクルト vs 阪神 14回戦@神宮
92年といえば、そう、ヤクルトと優勝争いを繰り広げたあの年ですね。あの年のヤクルトとの直接対決には、本当にたくさんの思い出があるのですが、これもそのうちのひとつです。
1回裏、ヤクルトの攻撃。阪神のピッチャーは何故かこの年だけ確変したマイク仲田。1番・飯田はセンターへヒット。2番の外国人(名前がわからん)も続いて3塁線を破るツーベースでノーアウト2、3塁といきなりのピンチを迎えます。しかし、3番・古田、4番・広澤をともに空振り三振に切って取り、なんとかツーアウトまでこぎつけました。そして、バッターボックスには6番・ハウエルが入ります。
あれが何球目だったかはわかりません。仲田が投げた瞬間にざわめくスタンド。なんとその時、3塁ランナーの飯田がスタートを切っていたのです!そしてホームベースへ向かってヘッドスライディングーーー!!!
しかしですよ、普通に考えてみてください。ピッチャーがキャッチャーに投げた瞬間にランナーは走ったんですよ?新庄のディレードスチールでもなく、タッちゃんの時のように敬遠していたわけでもないのだから、飯田は仲田の球のスピードよりも速く走らなければセーフにはならないですよね?そんなもん無理だろー!!!
と、思うのですが、それでも上の画像を見ていただくとおわかりでしょうが、結構きわどいタイミングなんです、これが...。
しかし、やはりキャッチャーの山田が飯田にタッチして、球審のコールは「アウトォォォ!!!」
あー、よかったよかった♪マンガじゃあるまいし、ホームスチールなんか成功するわけないだろー!ばっかじゃないのー!あははー!と思った次の瞬間...。
飯田とハウエルが2人して何やら指差しています。は?何ですか?その指先には一体何が!?
そこで流される先程のスチールのリプレイ。
・・・・・。
ちょいと、山田さん?ボールこぼしてますよ???
_| ̄|○
そうなんです。山田が勢い余ってタッチしたばかりに、ボールをこぼしてしまったんです...。それを見た飯田とハウエルがボールを落としたからセーフだろ!と球審に訴えていたんですね。当然、それを確認した球審は判定を覆し、「セーーーフ!!!」
結局、この1点が響いて3-4で阪神は敗れたのでした。
以上3つが私のこれまでに見たホームスチールです。いまだに飯田の単独スチールはどう考えても信じられません。仲田がクセを盗まれたか何かでよっぽどいいスタートを切らない限り、ありえないことだと思うんですが。この時の飯田以外に公式戦でホームスチールした人っているのでしょうか?そして、今後、公式戦でホームスチールを見ることはあるのでしょうか・・・?
そんなこんなで、これからも当ブログ「Home Steal」をよろしくお願いします☆
いつもコメントやトラバをくれる方、そしてこっそりロムってくれてる方、本当にどうもありがとうございます。m(_ _)m
さて、そんなわけで今日はブログタイトルについてのお話です。ウチのブログタイトルは「Home Steal」ですが、私が応援する井川はピッチャーなので、今思うとあまりぴったりくるタイトルではないですね。では、何故このタイトルになったのかというと、ちょうどブログを始めようかなと思ったときに、オールスターで新庄がホームスチールをしたのを見たからなんです。合併問題で揺れ動いていた中で、あの日の新庄に感動したからなんですよね。
ところで、みなさんはこれまでにホームスチールを見たことがありますか?ホームスチールとは、3塁ランナーがホームベースに向かって盗塁するという、どう考えても無謀な作戦です。そうそう見られるものではありませんよね。私はこれまでに3回だけ見たことがあります。その3つとは・・・
1.2004年7月11日 オールスター第2戦@長野
これは先に説明した通り、みなさんの記憶にも新しいと思われる去年のオールスターの新庄です。ピッチャー福原、キャッチャー矢野という阪神バッテリーに対して、元阪神の新庄があいさつがわりのまさかのホームスチール。
矢野が福原に返球した直後にディレードスチールを敢行したのでした。セーフになった直後、ホームベース上でうつ伏せのまま手足をばたつかせて喜んでいる新庄がおもしろかったです。
2.1986年7月30日 明青学園高校 vs 須見工業高校
あ、タイトルでわかると思いますが、これはマンガの中のお話です。そう、『タッチ』ですね。わざわざコミック本を引っ張り出してきて日にちを調べましたよ(笑)。
夏の高校野球地方予選の決勝戦。4-4で迎えた延長10回表、明青の攻撃。ワンアウト3塁、バッターは4番・松平。須見工は足の遅い松平を歩かせてゲッツーを狙うために敬遠策を選びます。しかし、どうしても打ちたい松平は、3球目の外したボール球に無理矢理手を出し、あと少しでホームランという大ファール!これに驚いたバッテリーは、バットが届かないくらい大きく外します。
ところが、1-3からの最後の投球に入った瞬間、3塁ランナーの上杉がスタートを切り、ホームベースへ一直線!キャッチャーは大きく外していたためにタッチが間に合わず、間一髪のセーフ!!!
と、こんな感じです。結局、これが決勝点となり、見事明青が甲子園初出場を決めたのでした。いやー、ホント『タッチ』は好きだったなぁ。いつも高校野球が始まるとうっかり読み返してしまい、仕方なく全巻読破してたっけ...。
以上の2つは、オールスターとマンガの中の出来事です。しかし、みなさん、ホームスチールなんて、そんな余興の中でしか行なわれないものだと思っていたらノノンノン、それは大間違いです。プロ野球の公式戦という真剣勝負で私は見ました。そう、たった一度だけ―。
3.1992年8月4日 ヤクルト vs 阪神 14回戦@神宮
92年といえば、そう、ヤクルトと優勝争いを繰り広げたあの年ですね。あの年のヤクルトとの直接対決には、本当にたくさんの思い出があるのですが、これもそのうちのひとつです。
1回裏、ヤクルトの攻撃。阪神のピッチャーは何故かこの年だけ確変したマイク仲田。1番・飯田はセンターへヒット。2番の外国人(名前がわからん)も続いて3塁線を破るツーベースでノーアウト2、3塁といきなりのピンチを迎えます。しかし、3番・古田、4番・広澤をともに空振り三振に切って取り、なんとかツーアウトまでこぎつけました。そして、バッターボックスには6番・ハウエルが入ります。
あれが何球目だったかはわかりません。仲田が投げた瞬間にざわめくスタンド。なんとその時、3塁ランナーの飯田がスタートを切っていたのです!そしてホームベースへ向かってヘッドスライディングーーー!!!
しかしですよ、普通に考えてみてください。ピッチャーがキャッチャーに投げた瞬間にランナーは走ったんですよ?新庄のディレードスチールでもなく、タッちゃんの時のように敬遠していたわけでもないのだから、飯田は仲田の球のスピードよりも速く走らなければセーフにはならないですよね?そんなもん無理だろー!!!
と、思うのですが、それでも上の画像を見ていただくとおわかりでしょうが、結構きわどいタイミングなんです、これが...。
しかし、やはりキャッチャーの山田が飯田にタッチして、球審のコールは「アウトォォォ!!!」
あー、よかったよかった♪マンガじゃあるまいし、ホームスチールなんか成功するわけないだろー!ばっかじゃないのー!あははー!と思った次の瞬間...。
飯田とハウエルが2人して何やら指差しています。は?何ですか?その指先には一体何が!?
そこで流される先程のスチールのリプレイ。
・・・・・。
ちょいと、山田さん?ボールこぼしてますよ???
_| ̄|○
そうなんです。山田が勢い余ってタッチしたばかりに、ボールをこぼしてしまったんです...。それを見た飯田とハウエルがボールを落としたからセーフだろ!と球審に訴えていたんですね。当然、それを確認した球審は判定を覆し、「セーーーフ!!!」
結局、この1点が響いて3-4で阪神は敗れたのでした。
以上3つが私のこれまでに見たホームスチールです。いまだに飯田の単独スチールはどう考えても信じられません。仲田がクセを盗まれたか何かでよっぽどいいスタートを切らない限り、ありえないことだと思うんですが。この時の飯田以外に公式戦でホームスチールした人っているのでしょうか?そして、今後、公式戦でホームスチールを見ることはあるのでしょうか・・・?
そんなこんなで、これからも当ブログ「Home Steal」をよろしくお願いします☆
なんか喫茶店みたいに、粗品とか出るんですかね?洗剤とか。
マイク&山田のプレイ、覚えてないですわぁ…。あったかなぁ…。
こちらのイガー萌えなところと、単なる萌えだけじゃないところと、可愛らしいところと、苦みばしったところが入り混じる絶妙な感じのファンです。
2年目も宜しくお願いします&おめでとうございますー。
粗品ですか…。ないですね…。
あ、月タイ7月号でよければ差し上げますけどー。
>マイク&山田のプレイ、覚えてないですわぁ…。あったかなぁ…。
そうですか~。残念です。そんなことがあったんですよ。
私にとってはめっちゃ衝撃的だったんですけどね。誰か覚えてないかなぁ。
>可愛らしいところ
この部分は、太字のフォントサイズ10くらいの気持ちで読ませていただきます。あは。
ところで、苦みなんてありましたっけ...?
いつまで続くかわかりませんが、これからもよろしくお願いしますね~。
いつの間にかの1周年、おめでとうございます(笑)
自分ももうちょっとで1年です。
ホームスチール、自分は去年のオールスターと明青戦しか記憶にないですね。
92年、その頃はすでにタイガースファンになっているはずなんですけど、どういうわけか記憶にありません。
まだ小学生だったからなのでしょうか…。
ちょっと悔しいです。
ちなみに、ダブルスチールなら何度か見た事ありますよ(笑)
でも、スタンドでのナマ観戦では見た事ないんですよねぇ。
一度でいいですから、赤星選手&藤本選手のダブルスチールをナマで観てみたいです。(もちろんホームスチールも!!)
コメントどうもありがとうございます☆
1年も続けられたことにびっくりです。
やはり阪神の調子がいいから書けるんでしょうねー。
>自分は去年のオールスターと明青戦しか記憶にないですね。
お!やはりタッチは世代を超えて有名なんですね。
ヒロキさんは鳥谷世代でしょ?てことは92年は11歳?
そりゃ飯田のスチールを覚えてなくて当然ですよー。
あ、でも八木さんの幻のHRなら覚えてるのかな?
あれこそ衝撃的でしたからね...。
>一度でいいですから、赤星選手&藤本選手のダブルスチールをナマで観てみたいです。
見たい見たい!
早速、明日オールスターでやってもらおう!