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★元阪神タイガース・井川慶投手応援ブログ★

【文字起こし】第1回「K’s Voice」(4/2放送分)

2007-04-06 15:06:51 | 井川慶

井川慶「K’s Voice」 from NewYork ←少しだけ声が聴けます

リスナーのみなさん、こんばんは。ニューヨーク・ヤンキースの井川慶です。
今夜から僕のコーナー「K’s Voice」が始まります。野球のことはもちろん、アメリカでの生活で感じたこと、学んだこと、さらには僕の英語の上達ぶりをお伝えしたいと思います。リスナーのみなさんからのメッセージ、質問を待っています。
ニューヨーク・ヤンキースの井川慶でした。(棒読み)

山崎(MBSリポーター:以下、山):井川投手!「K’s Voice」が開幕しました。率直なお気持ちをまず、ご自身の番組がですね、始まるわけですけども。
井川(以下、井):そうですね。うーん、まあホント開幕と一緒なんで、緊張しながら番組を進めたいと思ってます。
山:ちょっと話は遡りますが、キャンプインの時に、阪神の外国人選手の気持ちがわかったというところでキャンプが始まって、そのキャンプが一通り終わって、どうでした?慣れというか、最初要領がわからないなんて話もしてましたけども。
井:ホント最初はね、何をしていいのかわからないでホント子供のようにね、なってたんですけど、やっとこの1ヶ月くらい過ぎて、だいたいの内容を把握しましたし、まあ、人が何言ってるかっていうのも、なんとなくですけどわかるようになってきたんで、ちょっとひと安心かなと思っています。
山:野球が言葉を超えてできるスポーツだと実感したことって結構あります?
井:うーん、そうですね。もうしぐさとかでね、だいたいわかってくれるんで、ほとんど言葉はいらないなっていうのは感じましたね。
山:逆に、野球とベースボールは違うなと感じたことは?
井:うーん、まあやっぱりその、何て言うか・・・エンターテイナー的なものがやっぱりアメリカは多いなというのはありますね、うん。イニングの間とかオーロラビジョンでいろいろクイズやってたりとか、アメリカらしいなって感じましたね。
山:ところで、OP戦での登板を見て思ったんですけどね、「あ、やられた!」と思った当たりが外野フライってのがありましたよね。逆に、「よっしゃ、打ち取った!」と思った当たりがファールになるというのがあったと思うんですけど、この辺どうですか?
井:一番はホント、ボールが飛ばないっていうのでびっくりしましたね。何度も「ホームランの当たりかな?」って思ってるものが外野フライであったり、まあそういうのはピッチャーにとってはありがたいですし、だからといってアウトローに投げたら簡単に安打されますし、やっぱりね、そこは違うなっていうのは感じますね。

山:さて、ヤンキースの話を聞きたいんですけどね、マウンドに上がっててもちろんキャッチャーを見るんですけど、バックにはサード・アレックス・ロドリゲス、ショート・ジーター、セカンド・カノー、ファースト・ミンケイウィッツ、DHですけどもジオンビーもいますし、外野も松井、デーモン、アブレイユ。どうですか?後ろにそういう選手たちがいるというのは?
井:そうですね。もうホント総額の年俸はすごいと思いますけども(笑)、まあね、実際はそういうチームで自分も投げたかったなっていうのはありますけど、そういう方々にバックで守っていただいて投げる自分はね、ホント幸せだなと感じます。
山:今、その年俸の話がありましたけどね、タイガースでは井川投手も年俸面ではかなり上の方でしたけども、ヤンキースでは下の方になりますよね。
井:かなり下の方ですね。下っ端ですね(笑)。
山:だって、10億円もらってる選手が11人ですよ!そういう意味で、ちょっと気楽さっていうのはあるんですか?まあ、お金で野球やるわけじゃないとは思うんですけどね、いくらもらってるからがんばる、がんばらないっていうのはもちろんないとは思うんですけども、でも自分より高い人がいっぱいいるという、そういうチームでやるという気楽さみたいなものは何か感じることはあります?
井:うーん、気楽さっていうのはまだ感じないですけど、まあそういうね、10億円とか20億円とかもらってる選手がいるわけですから、やっぱりそういう選手を目指して自分もこれからね、やっていきたいなぁと思っています。

山:さて、メジャーリーグも開幕です。井川投手のメジャー初登板はこれからということなんですけども、どういう風にマウンドに上がっていこうか、どういうこと考えてますか?
井:まずは日本にいたときのようにね、しっかりゲームを作るっていうのはもちろんですけど、やっぱり初めってことなんで・・・自分の初登板っていうのはね、日本時代はアウトひとつも取れずに降板したっていう苦い思い出があるんで、それぐらい思いっきりやりたいかなって思ってます(笑)。
山:第一球、どうします?
井:そうですね、やっぱり第一球というのは大事なんで、自分の最高のスリーシームで投げます。
山:スリーシームで?!
井:はい。
山:ツーシームでもなくフォーシームでもなく、スリーシームで?
井:はい。インチキの球です(笑)。
山:楽しみにしています!
井:はい、楽しみにしてください!

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【Today’s TSUKKOMI Point】
・「僕の英語の上達ぶりをお伝えしたいと思います」←はぁ、上達ぶりですかぁ...
・「人が何言ってるかっていうのも、なんとなくですけどわかるように・・・」←絶対嘘だ!!
・「ボールが飛ばないっていうのでびっくりしましたね」←結構飛んでましたけどー
・「日本時代はアウトひとつも取れずに降板したっていう苦い思い出があるんで、それぐらい思いっきりやりたいかなって思ってます(笑)」←今回は15個もアウト取れたね♪
・「自分の最高のスリーシームで投げます」←・・・