田中悟の片道旅団

大阪で芝居と弾き語りをしています。

大阪のメロディー

2010年07月12日 | 日記
先日、仕事先で、

「田中さん、1から10まで数字を数えて下さい。」

と、唐突に言われました。言って来たのは他府県からお越しのお客さん。
お客さんの手には『大阪常識トランプ』なるカードの束が・・。

何となく「お約束」的な匂いの漂う中、数字を数え始める僕。

「1、2、3、4、5、6、7、8、9、10。」

お客さんは手を叩いて大爆笑。
カードを見せて貰うと、
『大阪人は1~10を数えるとメロディーがつく。』とゆう様なことが書かれていました。

はい。

数字を数える時にメロディーと言うか、節があります。
10以降も20以降も、ずっと続きます。

子供の頃、お風呂で「肩まで浸かって100まで数え。」と言われたら、
湯船の中で歌うはめになります。
銭湯なんかに行くと、あちこちで子供達の声が響き渡っていた様な・・。

「♪いち、にいー、さーん、し~、ご~、ろく・・・・」と。

大阪生まれ、大阪育ちの僕にとって、あまりにも自然なことだったので盲点でした。

はい、大阪の人は数字を数えるとメロディー付きになります。


でも、


どんな
メロディーなのかは、ブログでは伝えられまへんな~(^-^)
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ワークショップに向けて

2010年07月09日 | 日記
もうすぐ、ストレートアクターズクラブのワークショップです。
ドキドキの様な、平穏すぎるぐらい平穏な様な・・・なんとも不思議な居心地です。

お陰様で、参加者も定員以上集まりましたし、
皆さんの志望動機やメッセージを拝見する限り、とても高いモチべーションを感じますし、
ワークショップを主催する僕と致しましては、嬉しい限りでございます。

嬉しすぎて、順調過ぎて、何だか戸惑っているのかも知れませんね。

ONE WAY TYRIPの公演の時も、それはそれは毎回凄いプレッシャーです。
尋常じゃないほど張り詰めた精神状態で本番に臨みますので、
「緊張慣れ」って言うか(いやいや・・いつまで経っても慣れないけど(^-^;)、
「緊張せずにはいられない体質」になっているのかも知れませんね。
とにかく、そわそわして落ち着かないって言うか、
落ち着けるんだけど、「落ち着いてないで、もっとバタバタしよう!」って自分がいるんです。

うん・・幸せなことです。
参加してくれる人達がいるから、手伝ってくれる人達がいるから、
あれこれ緊張したり、ソワソワしたりも出来るのですね。

僕はともかく、いや、僕も含めてだけど、
参加して頂く皆さんに少しでも『喜び』を感じて頂ける様に、
ギリギリまでワークショップの内容については煮詰めて行きたいです。

勉強の場って、とても大切ですしね。

ONE WAY TRIPも僕にとっては理想の空間であり、また現実であり・・。
このワークショップも同じ様に、『大切なものを大切に出来る空間』にしたいです。

ボチボチ歩んで行きたいです(^-^)
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新聞より③

2010年07月08日 | 日記
がんを生きる:/73 慢性骨髄性白血病/下 患者らの再出発支援 /大阪


 ◇イベント会社設立、当事者として発信

 血液のがん「慢性骨髄性白血病(CML)」の治療で骨髄移植を受け、新たな人生を授かった大阪市東成区の杉本郁夫さん(35)。治療の副作用や病への無理解と闘いながら07年1月、チャリティーコンサート「いのちを紡ぐ」を初めて開催した。コンサートは定着し、今夏、4回目を迎える。

   ◇

 杉本さんは退院後、非常勤職員として府立健康科学センター(大阪市東成区)に就職。センターで無料セッションを開いていた歌手グループ「土曜の午後はシャンソンで!」と親しくなり、闘病の苦労や移植の重要性を知ってもらった。無料セッションは骨髄バンク支援のために開かれるようになり、07年、収益金をすべてバンク支援団体に寄付するチャリティーコンサートに発展した。

 今年3月には、闘病体験を基にした演劇「月の静かな夜のこと」を企画した。劇は白血病を告知された会社員と家族のきずなを描写し、公演後「骨髄バンクのことを勉強したい」「当事者の苦労を痛感した」などの感想が寄せられた。

 社会復帰には壁もあった。センターで働く前、ある会社の就職面接で病歴を明かした途端、「障害はいいけど、白血病は……」と、採用を断られたのだ。

 「死の病」と思われていることもあり、がん患者の就職への理解はまだ十分でない。07年施行の「がん対策基本法」も、患者の就労について触れていない。

 杉本さんは05年に独立し、市内にイベント会社を設立。今は小さな所帯だが、「日の出」を意味する英語「sunrise(サンライズ)」から決めた社名「ライズ企画」には、患者や元患者を雇って再出発の機会を提供する願いが込められている。

 抗がん剤などの副作用で腎機能が悪化し、週3回、透析が必要になった。服薬も続く。それでも突き進むのは、「助けてくれる人がいたからイベントや起業を実現できた。当事者として発信するのがドナーや支援者、亡くなった患者仲間の期待に応えること」と思うから。入院患者も参加できるイベント開催も目指している。【林田七恵】

 ◇骨髄バンクチャリティーコンサート、8月21日大東市で
 第4回骨髄バンク支援シャンソンコンサート「いのちを紡ぐ」は8月21日午後2時、大東市新町の市立総合文化センターで。前売り2500円。問い合わせは「骨髄バンクチャリティコンサート実行委員会」事務局(06・6976・8867)。

==============

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100622ddlk27040546000c.html


今年の大東市のイベントには僕もスタッフとして参加します。演劇人として、一個人として、出来ることがあればお手伝いを。
色々と現実的な難しさもありますが「月の静かな夜のこと」も、機会があれば再演したいですね。
出来ることからコツコツ・・それが一番です。地道に歩んで行きたいです(^-^)

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新聞より②

2010年07月07日 | 日記
前回、ブログにて紹介させて頂いた毎日新聞の記事の続編です。どうぞお読み下さい。

がんを生きる:/72 慢性骨髄性白血病/中 移植失敗!?その後一気に回復 /大阪

 ◇同じ病棟の2女性の死にがく然--もっとドナーが

血液のがん「慢性骨髄性白血病(CML)」になった大阪市東成区の杉本郁夫さん(35)。病状が進行する前に骨髄を提供してくれるドナーが見つかり、すべて解決したような気でいた。しかし、移植を受けるため入院した府立成人病センター(大阪市東成区)で、闘病のつらさや不条理を実感することになった。

    ◇

 2000年5月、杉本さんは移植に向けた準備のため入院した。拒否反応を防ぐため、事前に放射線照射や抗がん剤投与を受けて自分の骨髄をなくさなければいけないのだ。

 放射線を浴びると子どもができなくなる可能性があるため、照射を始める前日に精子を保存した。「男としての仕事がでけへんようでショックでしたが、準備もすべて完了し、あとは助かるだけと思っていました」と振り返る。白血球がなくなり抵抗力が落ちている間の感染を防ぐため無菌室に入り、6月2日に骨髄移植を受けた。

 ところが、移植が成功すれば増えるはずの白血球が増えない。一方、抗がん剤の副作用などで口や食道の粘膜に炎症ができた。それなのに、朝、昼、晩と数十粒もの薬を飲み下さなければならない。痛みと吐き気で眠ることもできなかった。

 1週間たち、母仁子(まさこ)さん(60)は医師に呼ばれ、移植が失敗した可能性があると伝えられた。杉本さんも無菌室の窓越しに「もう無理かも。限界」と訴えた。仁子さんが聞いた初めての弱音。励ます言葉が見当たらなかった。

 しかし翌日、白血球が一気に増え始めた。じきに炎症も引き、かゆ、そして米粒を食べられるように。抵抗力もつき大部屋に戻った。いったん上り調子になると回復は早く、10月には退院することができた。

 病棟には同じCMLの20代患者が2人いた。2人とも女性で以前から入退院を繰り返していた。病院食に飽きた若者3人で集まっては食べ物の話ばかりしていた。「退院したら一緒に焼き肉を食べに行こう」「すしも食べたい」と約束した。しかし、移植を受けられたのは杉本さんだけ。症状が急変する「急性転化期」に既に入っていた2人は、杉本さんの退院から半年内に相次いで他界した。家族から連絡を受け、一人だけ生き残ったことを知りがく然とした。「もっとドナーが増えたらいいのに」。骨髄バンクへの協力を求める杉本さんの活動の原点だ。【林田七恵】

http://mainichi.jp/area/osaka/news/20100615ddlk27040403000c.html
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夕立

2010年07月07日 | 日記


今日は午後から激しい夕立がありました。勢いよく街を叩く、まるでスコールみたいな。

この時期に激しい夕立があると、ふと中学時代の夏休みを思い出します。

野球部の練習中に突然振り出す大雨。

グランドの道具を急いで部室に戻して、僕らは体育館に避難する。

雨音はちょっとした轟音となって、体育館の中にも響き渡っている。

体育館の中ではバスケ部やバレー部が大きな掛け声を出して練習していている。


物凄く・・・


静寂を感じるんです。聴覚的には『音』や『声』が溢れてるんですけどね、

そんな時は何故か激しい静寂を感じるんです。

暑いんだけど、急激に体温が下がってブルっと来る。そして何だか溜飲も下がる様な・・・。

そんな瞬間が毎年、夏休みになると1回くらいあったのを覚えてます。

ただ、それもつかの間。

雨が止んだら、一斉にグランド整備に走るんですけどね。


大人になった今でも、時々リアルに思い出される風景。

あの頃の僕にはもう会えないけれど、

あの頃の僕も僕ならば、今の僕も僕なんだ。

で、こんな時、なぜだかユーミンの『守ってあげたい』が頭の中で流れます。



♪遠い夏 息をころしトンボを追った

もう一度あんな気持ちで 夢をつかまえてね・・・



優しい歌ですね。
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暑い!

2010年07月01日 | 日記
梅雨の晴れ間の炎天下(^^;

今日も今日とて、あっちへこっちへ自転車移動。

体力的に・・・やばいかも?

いやいや、炎天下に自転車乗ってる時点で私はタフです(^-^)
それぐらいの自信を持とう!でも、ほどほどに。
(今日はぐっすり眠れそうです

あちこち行って、あれこれ次の企画の下準備もしています。
秋になるまでに、またお知らせ致しますので、どうぞお楽しみに♪

7月にもなりましたね。
ここからはワークショップに向けて一直線です(^-^)
参加者の皆さんに、喜んで貰える様に頑張ります!
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